鰻の骨

息子が鰻の骨が喉に刺さったと言って、食事を途中でやめてしまいました。
「だから鰻は嫌いなんや」
と文句を言いながら席を立ったものだから、おばあちゃん(夫の母)が心配して
「病院を探して取ってもらいに行きなさい」
と言い出し、息子は
「心配ない!ほっといたら取れる!」
と言い返し、ちょっと険悪なムードになりました。


主人のお母さんはとても心配性なのです。
でも、そうなってしまったことは無理もないことなのです。
主人も息子も大病を患い、手術を受けているので、
自分の息子だけでなく、孫までそうだったから、
お母さんは本当に心配性になってしまったのです。
でも、思春期真っ只中の息子は、心配されて口出しされることが
うざったくてしょうがないようです。
まだ、若いから仕方がないのかもしれません。


傍から見てると二人の気持ちがよくわかるので、間に入って少し辛いです。


主人がまだ戻っていない間の出来事。
けれども、主人に話したところで、
「ほっといたらええ」
と軽く聞き流されてしまうことはわかっているので、
話さないかもしれません。


明朝までに鰻の骨がとれてくれていたらいいなあと
願うだけです。