検査と息子とK先生

昨日、今日と二日続いた息子の検査が無事終わりました。
一番厄介そうにしていたのが、24時間の心臓の動きを記録するホルター心電図という装置。
これをつけていたので、お風呂にも入れないし、寝るときも寝にくそうにしていました。
お疲れ様でした。
後は、8月に検査結果を訊きに行って、お医者様から、「良好ですよ」という言葉を頂く事。
それまでは落ち着きません。



そして今夜はK先生が来られる日です。
息子が中学生の時に、家庭教師としてうちへ来られた方です。
当時はご本人もまだ、大学3回生でした。
無事に息子が高校に合格した時は、本当に喜んでくださいました。
本当なら、そこで家庭教師と生徒としては終わりのはずでしたが、もし、良ければ一人っ子の息子の良き相談相手になってほしいとお願いしたら、快く引き受けてくださいました。
英語が好きなK先生は、英語の苦手な息子に手を焼きながらも、面倒をみてくださいました。



そんなK先生も大学4回生の時に、就職に失敗されてしまいました。
ある日、うちへ来られたK先生は
「僕には自分をアピールする為の武器がありませんでした。それが原因だと思うので、考えた末に、留学することにしました。ホームステイをして、働きながら語学学校へ通うつもりです」
とおっしゃいました。
そして、南半球のある国へ旅立っていかれました。
留学中も息子とはメールのやりとりなどして交流は続いていました。
息子がカナダへ修学旅行へ行く前には、ひんぱんにやりとりをしていました。
ほとんど息子が英語の言い回しを尋ねていたのですが…。
でもそのおかげで、息子はカナダの学校で授業を受け、そこの生徒さん達となんとか会話できたそうです。
まぁ、本人の物怖じしない性格もおおいに役立ったみたいですが…(汗)



留学先から戻られたK先生はお土産を持ってうちへ来てくださいました。
留学先の面白いエピソードをたくさん話していただきました。
そして、英語力が役に立つ会社に就職されました。
社会人になられ、息子に英語を教えてくださることについて、今までお世話になった恩返しだからとおっしゃって、授業料を本当にわずかしかとってくださいません。
これからも、永く良好な関係が続いていけばいいなあと思っています。