虚しさと明日への願い

今日、弁護士さんから、昨日7月31日付で、大阪地方裁判所に訴訟を起こしましたという報告が届きました。
何の事かというと、主人の父の交通事故の民事裁判の話です。


今朝、せっかく、明るい気持ちで頑張ろう!と思ったばかりだったのに、加害者の事を思うと、
とても虚しくなりました。


相手の方は、謝罪もせず、損害賠償もせず、行方をくらましてしまいました。
命日がこようと、一周忌がこようと、お参りどころか、お花の一つも手向けに来ず、
刑事裁判の法廷では、無罪を主張し続け、反省の言葉は一言もありませんでした。
執行猶予付きの有罪判決を受けた後、行方がわからなくなりました。
しかたなく、相手不在のまま、訴訟を起こすことを決心し、弁護士さんにお願いしていたのです。


加害者は今、どこでどうしているのでしょう?
自分の人生に背を向け、しっかり向き合うことから逃げて、それで、幸せになれるのでしょうか?
逃げ続ける人生を選んで、虚しくはないのでしょうか?
考えただけで、こちらが虚しくなってしまいました。


とりあえず、一区切りがつきました。
私達は、私達の人生を、歩いていきます。
明日への希望と願いを胸に。
これも又、私達に課せられた修行だと思って…。