近所の商店街が様相を変えようとしています。
古くからこの土地の事を知る義母は、かつて、その商店街は人であふれかえっていたと
教えてくれました。
今はシャッターを閉めた店も多く、人通りも少なく寂しくなっています。
スーパーの前だけがかろうじて賑わっている次第です。
ところが、ここへきて、益々シャッターを閉めて閉店する店が増えました。
聴く所によると、商店街の一画がズボッと買い取られ、マンションが建つとの事です。
はたして、マンションの1階に店舗が入るのか、それとも、駐車場や駐輪場になってしまうのか、
用途によっては、商店街は商店街でなくなってしまう可能性があります。
その商店街では、あまり離れていない距離の間に、2つのマンションが建つ予定です。
そして、少し離れた別の商店街でも同じことが起こっている事を、
この間飛び込みでやってきたセールスマンから聞きました。
時代の流れと言ってしまえばそれまでですが、『商店街』という古き良き日本の象徴のような存在が
消えてしまうのはちょっと寂しい気がします。
顔馴染みのお店で、顔馴染みの店主との漫才のような陽気なやりとりが、大阪らしさであり、大好きです。
昔のような人と人との交流を大切にする商売は、もはや夢のまた夢で、古臭い事になってしまったのですね。
郊外型の大型店舗へ車で乗りつけて買い物をする、というスタイルが今は当たり前になってしまったのですね。