老人ホームの火事について

群馬県渋川市の老人ホームで火事があり、死者が10人に増えた事を
昨夜のニュースで知りました。
亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。


丁度先週の日曜日に主人の手伝いでお得意先の消防設備の調査をした事を
ブログ【お手伝い】に書き、消防設備の大切さを書いたばかりでした。
普段の生活では、消防設備の大切さを実感する事は、なかなか難しいと思います。
でも、いざという時に命を守る為にも、絶対手を抜いてはいけない事です。


今回の火事で大勢の方が亡くなられたのは、消防設備の不備だけが原因では
ないでしょう。
いろんな悪条件が重なってそういう結果になってしまったのだろうと思います。
ただ、気になったのが、墨田区の担当者の方の会見で、
入居される方の生活上の快適さはチェックしても、消防設備については
チェックしていなかったとおっしゃったことです。

「おいおい、そこが一番肝心でしょう?」
と思わずテレビ画面に向かって突っ込んでいました。
お年寄りで、しかも体のご不自由な方もいらっしゃったとの事。
いざという時、いかにして安全に避難する事ができるのか、
そこのところをちゃんとチェックしないでどうするのでしょうか。


お役所の方は、厳しい試験をパスして公務員となられたからには、
その地域の人々の事を、自分の親や兄弟と思い、
親身に考えて相談にのり、対処してさしあげてほしいと思います。
もし、この火事で亡くなったのが、自分の親だったとしたら?
と考えてみてほしいと思います。