ホルター心電図

初めて息子がホルター心電図の検査を受けたのは、6歳の夏でした。
24時間の心臓の動きを調べる検査です。
今でこそホルター心電図の装置はコンパクトになっていますが、
当時、たまたま大人用のそれしかなかったのもあるのですが、
大人のお弁当箱位の大きさで、ショルダーを肩から斜めにかけて
さらにベルトで腰にとめていました。
子供にとっては重くて、おまけに夏の暑いさなか、
お風呂にも入れず大変でした。
寝るのも装置が大きくて、ひっかけて外れないかと心配しました。


ノートを渡され、何時から何時までは何をしていたかを記入します。
後に心電図とそのノートを見比べて心臓の状態を判断する為です。
保育所へ行っている間はそのノートを保母さんにお預けして
記入していただきました。
結果は、はっきりとは憶えてはいませんが、1日の内に何回も
脈が飛んでいました。
でも、お医者様の話によると心配のない不整脈との事でした。


2度目のホルター心電図は12歳の時。
この時は、装置もコンパクトで、服で隠れてしまい、
つけているのかどうかわからないくらいでした。
息子も前に比べるとほとんど違和感も感じず楽そうでした。
この時の結果も、前の時よりは数は減っていましたが
脈が飛んでいました。
お医者様によると、40代位の大人でも、加齢と共におきる
不整脈とほとんどかわらない程度の数なので、心配ないとの事でした。


3度目は昨年の夏。18歳の時です。
この検査だけではなく、トレッドミル検査や心電図、エコー、呼吸器の検査等
二日にわたって幾つも検査を受けました。
この時も脈は飛んではいましたが、数はそれほど多くなく、心配なく
良好との事でした。


ただ、お医者様が苦笑いされたのは、トレッドミル検査の結果でした。
最初、歩くスピードが遅い時は脈がよく飛んでいるのに、
スピードをあげていくほどに、脈が飛ばなくて正常になっていたからです。
変わった心臓やとおっしゃいました。
やっぱり、人間が変わっているからかな?(又息子に怒られる)