今日の絵本(14)

今日紹介する絵本はご存知の方も多いと思います。
ずいぶん前ですが、NHKで子供向きに何回かの続き物で放映されていたことがありました。
映画にもなりました。

アニメ絵本―金色のクジラ

アニメ絵本―金色のクジラ

イメージがなかったので、写真で載せます。↓

私が持っているのはアニメ絵本の方ですが、原作本はこちら↓
金色のクジラ (ひくまの出版創作童話―つむじかぜシリーズ)

金色のクジラ (ひくまの出版創作童話―つむじかぜシリーズ)

お話の内容は、↓
〜実際にあった事例をもとに心をこめて書きあげた白血病の子どもを守るためにたたかう家族の物語です。 〜Amazonの説明分より抜粋
息子に読んであげていたのにはわけがありました。
息子自身も病気の為に手術を受け、たくさんの方の善意に救われました。
それを感じて欲しかった事と、私の妹が一時白血病を疑われた事があったからです。
その時にお医者様が、姉妹の骨髄を調べて型があえば妹に移植する方法があると両親に話されたそうです。
まだ子供だった私に、でも長女でしたので、両親はもしもの時は検査を受ける事になると話してくれました。
結局妹は骨髄移植を受ける必要はなく、私達姉妹も検査を受けることはありませんでしたが。。。
この絵本は小さな命を守る為に家族が一つになるお話です。
そして弟の事を思う兄の気持ちが健気です。
何度読んでも涙がこぼれてきます。



子供向きとは別に、同じように子供の病気と闘った家族の事を親の側から書いた本があります。

風の中のめんどりたち―忘れないで母たちの悲しみを

風の中のめんどりたち―忘れないで母たちの悲しみを

こちらもイメージがなかったので写真で。↓

〜子を失った母の心の傷の深さはいつまでも変わらない。ただ一つ、願いはわが子をもう一度抱きしめたい。息子を白血病でなくし、1987年から骨髄バンク設立要求運動に取り組んできた著者が、命の尊さを伝え、医療文化の地平を拓く感動の書。 〜Amazonの説明分より抜粋

出だしを少し書きます。
『風が吹くとめんどりは、胸の羽をいっぱいにふくらませ、風上に向かって歩く。
 風の中のめんどり、という花があるという。白い綿毛の花で、北風に向かって行く母鶏の姿に似ているのだという。実在するのかどうか。』


著者は書かれておられます。
『多くの難病との闘いに関する記録では、患者が亡くなったところで終焉となる。
 でも私はそこから先を語りたかった。』
お子さんを亡くされたご家族、とりわけ母親の気持ちを鮮明に浮き上がらせた本だと思います。
こちらも涙を流しながら読みました。。。