人と話すこと

今日、主人と仕事のことで話していた時、2人の方針が違ってしまいました。
消防設備の書類の件だったのですが、
私はどうしても細かい点が気になって、そこを手直ししたいと言いました。
主人は仕事のスピードと私への負担とお客様への影響を考えて
今回はそこは訂正せずにそのままにすると言いました。
納得いかない私に対して主人は
社長として全体を見た上での、社長としての決断だと言い切りました。
そして、スピードの点、私への負担の点、お客様への影響について
自分の考えを話しました。
聞いているうちに、やっと納得できたので従うことにしました。


話しているうちに話が昨日のことへ。
かもめさんは部下を何十人も持っている立場で
部下に対してどういう風にされているのかというお話を昨日伺って、
私にとってはいい経験だったと、主人に話しました。
すると主人は
「家族でもない、身内でもない、第三者と会って話すという事は大切なことだ。
 話を聞くことも大事やし、自分の意見を話すことも大事や」
と言いました。

「狭い世界でいたら視野が狭くなってしまう。もっと視野を広げる為には
 積極的に出て行くことや」と。


臆病で私は裏方でいいわと、幼い頃から人の陰に隠れるようにしてきた私にとって
初対面の人と会って話すことはとても勇気のいることです。
粗相をしないかしらとか、失礼なことをしてしまわないかしらとか
不安だらけでした。
実際、緊張していたので、グラスを倒してしまうという失敗をしてしまいました。
でも飲みきった後だったので氷が少しこぼれただけですみましたが…(汗)


主人と私は夫婦でありながら、上司と部下の関係でもあります。
主人が私を育てようとしてくれているその気持ちがありがたいです。
主人や義母の協力がなければ、かもめさんと会うことはできませんでしたし。


人と会うこと。話を聞くこと。話すこと。視野を広げること。
一足飛びではなく、確実に少しずつ、慣れていこうと思いました。