土曜日だけど…

土曜日ですが、うちはお仕事でした。
朝から緊急の仕事の連絡が入り、予定外の出動となった社長と従業員さん達。
あっちの現場もこっちの現場も、ちょっとしたトラブルで大騒ぎ。
事務所は事務所で、来客中に電話で問い合わせはかかってくるわ
ホットラインで品物の注文はくるわで、
全然椅子に座ってお仕事できませんでした。
全て机の前でたったまま電話を受け、処理をして、
受付のカウンターへ、ホットラインへと事務所内を右往左往。
全く、なんで上から上からやってくるの!
前から言ってるように順番にお行儀よく並んできてよね!
と言ったところでどうなるわけでもなし。
お仕事がある事に感謝しなければ。


今夜も夜間作業があります。
社長は既に別の現場へ行っています。
私は従業員さん達が11時に出勤してくるので、事務所でそれを待っているところです。
これを書いたら、昼間出来なかった仕事にとりかかります。


請負仕事というのは因果な商売です。
お客様の都合に合わせて仕事をしなければならないので
夜間であろうが、休日であろうが、関係ありません。
でも世間ではもっと過酷な環境の中でお仕事をされていらっしゃる方もおられるはず。
贅沢は言えません。


先日、インターネットで検索していたら、子供になぜ仕事をするのか?と尋ねられたら
どう答えるのか?といった記事が載っていました。
生活の為。食べる為。
そんな答えでは子供は納得しないだろうとありました。
自分の身の回りを見てごらん。
朝歯を磨く為のその歯ブラシ、コップ、それは誰が作ったものだろうか?
料理をするためのフライパンや鍋、そしてその食材、着ている服、
みんな誰が作ってくれたもの?
そういう風にあなたが暮らしていく為に必要なものを造ること。
社会の役に立つこと。
それが仕事をするという事だとありました。


確かに仕事をする上での最大の喜びは、お客様が喜んでくださること。
その笑顔を見るのが何よりの幸せ。
事務所内にいるとなかなかお客様の笑顔に会うことはできません。
注文の電話か故障の電話かセールスの電話か、たまには苦情の電話があったりで
喜びの声を聞くことはほとんどありません。
そんな中で、来週いよいよオープンを迎えるパン屋さんのオーナーのご夫婦が
先日ご挨拶に来られました。
とってもステキな笑顔でお礼を言ってくださったのですが
こちらこそ、うちにお仕事をさせてくださってありがとうございます
という心境です。
本当に嬉しかったです。