『ゲゲゲの女房』を見て思った事

HNKの『ゲゲゲの女房』の中で、主人公がお見合いをしてわずか5日で
結婚する場面がありました。
実は私の両親も似たようなものなのです。
両親は父親同士が友達で、お互いの所に年頃の息子と娘がいるから
一緒にさせようと親同士が勝手に決めたので結婚したのでした。
お互いが初めて会ったのは結婚式の10日前でした。
そんなんでよく結婚生活ができたよねと、不思議です。


ある日、父が
「実は従姉妹との結婚話があったんやけど、血が濃すぎるからと断ったんや」
と言ったことがありました。
すかさず母が
「なんでそっちと結婚せえへんかったん?」
とつっこみました。
傍にいた私は苦笑いでごまかしました…。


反対に主人の両親は大恋愛の末結婚しました。
周囲の猛反対を押し切っての結婚でした。
その為、商売が苦しくて困窮を極めた時でも、絶対別れるわけにはいかないと
耐えて頑張ったのだと、かつて義母が言っていました。


私はお見合い結婚。
お見合いをしてからでも恋愛は出来ると思っていたので
お見合いには何の抵抗もありませんでした。
事実、お見合いは単なるきっかけに過ぎず
その後のお付き合いの中でだんだんお互いの距離が縮まっていったわけです。


夫婦にはいろんなきっかけや出会いや形があるものなのだなあと感じました。