残痕

S君の事を一緒に悲しんで頂き、☆をつけてくださった皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
ただ、以前のような明るいブログをしばらく書くことができないと思います。
しばらくは私の中に溜まっているものを吐き出す形のブログになると思います。
もしも私のブログで不愉快な思いをされたらお許しください。
全ては時が解決してくれると思うので、時が経つことを待ちます。


昨日、休み時間を狙って息子にメールをしました。
私 【大丈夫?今日はクラブに出るの?】
息子【出る】
私 【そう、わかった。その方が気がまぎれるよね。でも、怪我をしないように気をつけてね】
息子【了解】


たったそれだけのメールでしたが、少しほっとしました。


けれども帰宅した息子の台詞を聞いてぞっとしました。
息子「携帯の電池がもうないねん。ずっとつぶやいてたから」
私 「何を?」
息子「MとN(一緒に食事に行った中学時代のお友達)とお互いの生存確認の為につぶやいてた。今日は全然授業に集中できへんかった」


お互いの生存確認…。
突然奪われた命。
友の死は彼らをそこまで怯えさせてしまったのか…。
息子達の心の傷の深さを知ってぞっとしたのです。
その傷が癒えるのには相当長い時間を必要とすることでしょう。


でも、ただ1つ言える事は、
彼らは決して自分の命も他人の命も粗末にする事はないだろうという事です。
人の命の儚さ、大切さを痛感した彼らだからこそ。