自分の番

自分の番 いのちのバトン

相田みつをさんの詩です。
相田みつを美術館から届いた葉書に掲載されていました。
昨今、若い少年少女の自殺の記事をよく目にします。
そこへ至るまでには本当に苦しんだ事と思います。
けれども、今一度、踏みとどまり、考えて欲しいのです。


あなたの命はあなただけのものではないということを。
この詩にあるように、ずっと受け継がれてきた命を
自分の番で生きているという事を忘れないでほしいのです。


今、死ぬことを考えているあなた。
あなたは死んで楽になれると思っているのかもしれないけれども
あなたが死んでしまったら
深く傷つき悲しむ人がいると思うのです。
自分が死んでも悲しむ人なんていない、なんて思うのは大間違い。
あなたの事をどうして気づいてやれなかったのだろう?
と悲しんで自分を責める人がきっといるはず。
あなたが気づいていないだけ。
自ら死を選ぶ事は
残された人々をいつまでも深く傷つけるのです。


世の中には生きたくても生きられない人がいます。
自分の寿命宣告を受けても
絶対病気に勝ってみせる!と明るく希望を持って
生きている人がいます。


どうしようもない境遇に身を置いている人だっています。
でも最後まであきらめずに懸命に頑張っている人がいます。


格好悪くったっていいじゃない。
みじめだと思ってもいいじゃない。
人から馬鹿にされたっていいじゃない。
人間としての誇りさえ持っていれば。
自分に対して恥ずかしいと思わない生き方さえしていれば
それでいいじゃない。
そんなあなたの事を見てくれている人がきっといるはず。


いじめられて、もうどうしようもない
と思っているそこのあなた。
決してどうしようもないなんてことはありません。
解決方法はきっとあります。
あなたはあなたであればそれでいいのです。
そのままのあなたを愛してくれている人が
必ずいます。
独りで思いつめないで。


命のバトンを受け継ぎ、自分の番を生きていること
決して忘れないで…。


追記
何かのお役に立てばと思い法務省のHPを載せておきます。
http://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html


追記ーその2
『命の授業』
http://ameblo.jp/inochi-jyugyo/