薬剤性光線過敏症

21日、右手の甲、親指の付け根あたりに湿疹が出ている事に気がついた。
珍しくテーピングに被れたかしら?と、その程度に思っていた。
翌日、なぜか、左手の甲に湿疹が広がっていた。
痒みもなく、赤くもなっていなかったので、あまり気にも留めていなかった。
さらに翌日、湿疹は赤みをおびて少し痒みがでてきた。
でも蕁麻疹のように激しく痒いわけでもなく、体全体に広がっているわけでもないので、被れる原因を全く思いつかなかった。
それよりも、目の前の決算を完了させる事が大切だった。
大型連休の前に片づけなければならない仕事がてんこ盛りで、湿疹にかまっている暇はなかった。


ところが、25日の朝になっても湿疹はおさまるどころか広がる一方なので、近所のクリニック(いつも皮膚のトラブルの時にお世話になっている)へ。
手首から先、手の甲にしか湿疹が出ていない為、何に対してアレルギーがでているのかがはっきり分からず、取りあえず塗り薬を頂いて帰ってきた。
塗り薬を塗ると余計にヒリヒリして、かえって湿疹が赤くひろがり(指や腕まで)、痒みがきつくなってしまった。
湿疹が広がるようならば又来るようにと言われていたので、今日の夜、クリニックへ再び行ってきた。
昨日は判断のしようが無かったけれども、この症状で、やっと、どうやら内服薬の影響が疑われてきた。
私が服用している高血圧の薬、いつも通う内科の指示で、この2月から替わったもの。
お医者様の説明によると、この薬は日光に反応が出やすいそうだ。
つまり、この薬を服用して日光に当たると、アレルギー反応がでる場合があるとの事。
≪薬剤性光線過敏症≫というそうだ。


実際のところはもっとちゃんと調べてみないと決定する事はできないので、私の主治医である内科医当てに予約のFAXをいれてくださるとの事。
そして事情を説明した手紙を書くので、それを持って診察を受けてほしいと言われた。
勝手に薬を止めるわけにはいかないので、内科医の診察を受けるまでの間、炎症を抑える飲み薬を処方してくださった。
こちらのクリニックのお医者様はどの方もとても親切で丁寧に診て下さるので本当に助かる。
しかし、薬を服用して日光に当たるだけでそんな副作用がでるなんて、全然知らなかった(>_<)
皆様もどうぞお気をつけください。


手の湿疹、こんな感じです↓



〜追記〜

何よりも遮光が大事との事で、お医者様から外出を控えるようにと言われた。
でも、仕事柄外出しないわけにはいかない(人手不足もあり)ので、下記の注意事項を言い渡された次第。
1)強力な日焼け止めを塗ること。
2)黒い服を着ること。
3)外出時は日傘、帽子、手袋着用のこと。

なんだか、怪しい人になりそう…(~_~;)
夫からは「手タレか?」との皮肉がとんできた。
それにひきかえ息子からは「どうなん?」との言葉が。
手の甲だけが熱を持って熱かったのが、だんだん上腕部まで広がってきた。
首も知らずに日に当たっていた部分が赤くなりだしている。
ま、言ってもせんないこと。
我慢あるのみ。