7月の読書記録

最近の私の読書傾向はジャンルが全くバラバラだ。
精神的・肉体的にも疲れているから、その時の気分次第と、後は図書館で予約してある本が、いつ、順番がまわってくるかわからないのでそれ次第というのもある。
10代から20代の頃は本は購入して読んでいた。
けれども今は、本は図書館で借りるのが主流だ。
本の置き場所に困るのと、読んであまり面白くなかったら、買う事がもったいない(←主婦感覚)ので。
図書館で借りて読んで、本当に気にいったら購入するようにしている。


7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1579ページ
ナイス数:42ナイス

猫の恋猫の恋
時にのどかにゴロ寝し、時に可愛らしい仕草をし、時に必死に恋のアプローチをし、時に激しく威嚇する。様々な姿の猫の写真集。それに猫の恋の俳句が添えてある。岩合さんが撮影された写真の中の猫達は、とても魅力的だ。
読了日:07月25日 著者:岩合 光昭・写真,石 寒太・選句
銀色のハーモニー〈1〉 (コバルト文庫)銀色のハーモニー〈1〉 (コバルト文庫)
中学生の琴子の初恋の始まり。親友の鈴子や研一郎とのお互いを思いやる気持ちが可愛い。琴子の初恋の相手の海君は素敵な少年だけど、あとがきで一藤木さんが書いていらっしゃるように、私も研一郎の方が好みかな(~_~;)思春期の甘くて苦くて切ないお話で、遥か昔の事を思い出させてもらった。
読了日:07月24日 著者:柊 あおい,一藤木 杳子
プリンセス・トヨトミ (文春文庫)プリンセス・トヨトミ (文春文庫)
面白かった。確かに大阪国の為に、豊臣の末裔の為に5億ものお金が使われるのは、国民の税金故に無駄遣いと思われても仕方がない。けれども父から息子へ伝えていくお役目、という箇所で胸が熱くなった。現代人が忘れている大切な物がそこにあると思う。大阪国の男達を陰からそっと見守り、支えている女達の姿に拍手!さすが大阪の女!
読了日:07月21日 著者:万城目 学
ふたりの明日香 (マーガレットコミックス)ふたりの明日香 (マーガレットコミックス)
超能力があってもなくても明日香は明日香。一也の明日香への想いには何の影響もない。一方で超能力ゆえに捨てられたと思いこんでいた芹川親子の誤解が発端となり、利用されて起きた悲しい事件のお話。果たして葵今日子と明日香は双子だったのかしら?『朱雀の紋章』も又、悲しい事件のお話だ。どちらも切ない。
読了日:07月17日 著者:和田 慎二
明日香子守歌(ララバイ) (花とゆめCOMICS)明日香子守歌(ララバイ) (花とゆめCOMICS)
10代の頃に読んだのを、図書館で借りて再読。今読んでも十分読み応えのある内容だと思う。明日香はお手伝いさんで、筒井康隆さんの小説『七瀬ふたたび』の七瀬もお手伝いさんで、どちらも超能力者という事で重なる。結局は人間の心が、全てを台無しにしてしまう。自然と共存しながら生きていく道はないのだろうか?
読了日:07月11日 著者:和田 慎二
イグアナの娘 (小学館文庫)イグアナの娘 (小学館文庫)
ずっと前に読んだのを再読。表題作は母と娘の微妙な関係をよく表していると思う。自分とそっくりだからこそ愛せない。愛したいのに愛せない苦しみ、哀しみ。でも最後に娘の心が開放されてよかったと思う。カタルシスは母と息子との関係を、午後の日射しでは「夫婦は他人」と夫に言われた妻の心の移ろいが描かれてある。どちらも日常に有りうる話だと思う。何気ない日常をこんな風に描く萩尾望都さんはやはり凄いと思う。
読了日:07月09日 著者:萩尾 望都
ドラマ「メイちゃんの執事」オフィシャルフォトブックドラマ「メイちゃんの執事」オフィシャルフォトブック
原作のコミックは読んだ事はないけれど、テレビドラマは面白かったので読んでみた。泉役の岩佐真悠子さんの『ポチ』発言や忍役の向井理さんの『動くレフ板』発言には笑ってしまった。
読了日:07月07日 著者:フジテレビ,共同テレビ

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