6月の読書記録を残しておきます。
6月は10冊読むことはできませんでした。
夕食後、片付けを済ませお風呂の用意をし、お布団を引くともうグッタリしてしまって、そのままお布団に横になり、眠ってしまう事が多かったからです。
お風呂上がりに少し読書するしか時間がとれませんでした。
- 作者: いちだかづき,天領セナ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/06/01
- メディア: 文庫
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読書メーターで、献本というサービスがあって、応募して当選すると本が頂けます。
第1回は『共喰い』でした。
初回からずっと応募し続け、やっと当選して頂いたのが上の本です。
とても嬉しかったです。
いちだかづきさんの作品は初めてです。
楽しみながら読もうと思います。
6月は昔読んだSFや萩尾望都さんの作品が中心になりました。
『半分の月がのぼる空』は心臓の悪い少女と同い年の少年の恋物語です。
息子に薦められて読み始めました。
6月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1838ページ
ナイス数:228ナイス
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)
高校生の頃、SFファンの知人から一押しのお薦めと紹介された本。今回は図書館で借りました。コールドスリープとタイムマシン、どちらも当時の私の心をワクワクさせてくれました。猫が好きだったので、ピートがマイルズやベルと戦う場面は面白くて爽快でした。それにしてもリッキィは本当にいい子。いえ、ステキな女性だと思います。サットン夫妻も本当に良い方達で、主人公のダンは運にも恵まれていたと思います。そして頭が良くて勇気も行動力もあり、自分で運命を切り開いていく所が好きです。本当に『永遠の名作』だと思います。
読了日:06月23日 著者:ロバート・A. ハインライン
萩尾望都作品集〈4〉セーラ・ヒルの聖夜 (1977年) (プチコミックス)
初めて読んだ時は、表題作『セーラ・ヒルの聖夜』の主人公達の素直さと家族思いの気持ちが痛いほどわかる故に、親達にその気持ちが通じるようにと祈りながら読んだ。この巻は胸が締め付けられるような作品が多い。『秋の旅』然り『白き森白き少年の笛』然り『11月のギンナジウム』も。なかでも『秋の旅』が一番好きだ。
読了日:06月18日 著者:萩尾 望都
萩尾望都作品集 (3) ケーキ ケーキ ケーキ(プチコミックス)
何よりもケーキが大好きなカナ。本場フランス菓子を偶然食べた事によりその魅力に取りつかれ、その菓子を作ったアルベールに弟子入りしようと、2人の姉のパリ留学について行く。ところがアルベールは・・・。どんなに困難があろうとも明るくたくましくケーキ作りに励むカナの姿がまぶしい。3人姉妹の中では一番出来が悪くてミソッカスと言われていたカナが、お菓子作りだけは、くじけそうになりながらもドミニクに励まされてあきらめずに立ち向かっていく姿にこちらも勇気をもらえる。
読了日:06月12日 著者:萩尾 望都
萩尾望都作品集〈第1期〉(2) 塔のある家 (プチコミックス)
表題作『塔のある家』はおとぎ話のようで好き。『かわいそうなママ』は初めて読んだ時はドキッとした。幼い子供にそこまでできるのだろうか?と。やるせない思いが残った作品だ。『小夜の縫うゆかた』は情緒的な作品だと思う。『モードリン』のようなミステリーや『かたっぽのふるぐつ』のような深刻なテーマを扱った作品、『ジェニファの恋のお相手は』『花嫁をひろった男』のようなコミカルな作品まで望都様の様々な作品を楽しむ事ができる。
読了日:06月12日 著者:萩尾 望都
半分の月がのぼる空〈2〉waiting for the half‐moon (電撃文庫)
なんだか『銀河鉄道の夜』をたまらなく読みたくなった。裕一と里香の距離が少しずつ縮まってきて微笑ましい。司君もいい味だしてる。スーパーストロングマシーンの箇所は笑ってしまった。それにしても夏目には幻滅した。過去に何があったか知らないが、いくらなんでも暴力はダメでしょう。人として最低だと思う。どんなに辛い事があったとしても、どんなに心が傷ついていたとしても、人に“暴力”という形でぶつけるのは許せない。里香の母親の気持ちはよくわかる。私も息子の時は悲壮な気持ちを抱えていたから。
読了日:06月09日 著者:橋本 紡
萩尾望都作品集〈1〉ビアンカ (1977年) (プチコミックス)
読書メーターに記録を残す為に再読。いやもう何回も読み返している。でも未だに色あせない。望都様の作品はやはり何度読んでもステキ。デビュー作からだんだん絵もストーリーも良くなっている成長ぶりがよくわかる。表題作の『ビアンカ』と『雪の子』が心が痛くて印象的。『ポーチで少女が小犬と』も問題提起(人と違っていては困る)がされていてSF的。
読了日:06月05日 著者:萩尾 望都
半分の月がのぼる空―looking up at the half‐moon (電撃文庫)
息子に薦められて。息子と同じ心臓の悪い少女里香と同い年の少年裕一の物語。普段は口にしないけれども息子は心臓の事、やはり気にしていたのかな?息子の場合は手術を受けて完治したけれども、里香の場合はかなり難しそう。悲恋になる要素たっぷりなのだけれども、目を逸らさずに最後まで読み進めようと思う。『葉桜』とは大分文体が違っていて驚いたけれども、電撃文庫らしい文体かな。これはこれで新鮮だと思う。
読了日:06月01日 著者:橋本 紡
2012年6月の読書メーターまとめ詳細
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