2013年10月の読書記録と日本一

東北楽天ゴールデンイーグルス 日本一おめでとうございます!
本当に凄いですね。
星野監督阪神タイガースの時には出来なかった日本一になれて本当に良かったです。
東北の被災者の方、いえ、全国の頑張っている人達に、やれば出来ると勇気と希望を、この若い球団が教えてくれました。
チーム一丸となって闘っている様子が良く分かりました。
仲間って本当に大切ですね。
本当に良かった(^_-)-☆



10月の読書記録を残しておきます。
5冊だけでしたが、じっくり読む事が出来たので良かったかなと思います。

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:973ページ
ナイス数:129ナイス

初恋ソムリエ初恋ソムリエ感想
『初恋ソムリエ』は題名からはもっと甘い話を想像していたが違った。『エレファンツ・ブレス』と同じでとても切なかった。芹澤さんの伯母さんを守るために、密に仲間と伯母さんを騙していたベンジャミント。彼も伯母さんの事を思っていたのですね。その事を40年経ってから知った伯母さんの気持ちは…。でも知る事でベンジャミントの思いは報われたのではないかしら?吹奏楽部にはカイユが加わり順調に仲間が増えていていい感じ。草壁先生をめぐるチカとハルタのさや当ても相変わらず(笑)で次が楽しみ。
読了日:10月28日 著者:初野晴
退出ゲーム退出ゲーム感想
吹奏楽部の話との事で手にとってみた。高校時代、フレンチホルンを吹いていたので、ハルタがどんな風にホルンで演奏するのだろうと興味津々で読み始めたのだが、演奏シーンは出てこず、謎解きが中心だった。謎が解ける度に吹奏楽部の部員が増えていく、青春物のミステリーだったんだ、と読んでから気がついた。チカとハルタの草壁先生をめぐっての攻防が面白い。草壁先生も謎めいていて興味深い。『エレファンツ・ブレス』は胸が締め付けられた。後藤さんのお爺さんとお婆さんは魂で繋がっている本当の御夫婦だと思う。
読了日:10月21日 著者:初野晴
キッチン (新潮文庫)キッチン (新潮文庫)感想
昔見た映画のファンタスティックな世界観が忘れられなくて、原作を手にとってみました。言葉の使い方、表現の仕方が素敵で原作もやっぱりファンタスティックでした。『死』がテーマとしてそこにあるのだけれども暗さは感じられません。みかげと雄一のその後が気になります。『ムーンライト・シャドウ』も不思議な世界観の作品です。こちらも美しい光景が思い浮かべられて、とても好きです。
読了日:10月12日 著者:吉本ばなな
カイくんのきもちカイくんのきもち感想
カイ君と6つの物語。『初任給で酒と花束』と『涙の数だけ強くなれない』が印象に残った。『初任給〜』の方は戸川君が誰にコニャックと薔薇の花束を買ったのかがすぐに想像出来た。その想像は当たっていて、やっぱりねと内心ほくそ笑みながら読んだ。戸川君いい子だね。『涙の〜』の方は、奥さんの気持ちにあまりにも鈍感な井上さんに腹がたったけれども、大企業の部長ならそれくらい気づいてもいいんじゃないの?と思った。他人の気持ちには敏感でも妻の気持ちなんて考えないのが企業戦士というものなのかしらね。カイ君の写真が可愛いです。
読了日:10月8日 著者:大村あつし
「ほめ日記」をつけると幸せになる!「ほめ日記」をつけると幸せになる!感想
最初は自分を自分で褒めるなんてやっぱり凄く抵抗があるなあと思いながら読んでいた。読んでいる内に、全部自分が悪いのだと自分を責める癖がある事に気がついた。自分を責めなくて良いのだと思うと少し気が楽になった。何から書き始めればいいのかがわからないけれども、この本に登場する方々がされたようにやってみようと思う。とりあえずノートとボールペンは用意した。自分を自分で褒めるには練習が必要。言葉には言霊がある。ほめ言葉リストを参考にして初めて見ようと思う。
読了日:10月2日 著者:手塚千砂子

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