2014年2月の読書記録

2月の読書記録を残しておきます。
2月はあまり読めませんでしたが、気持ち的には充実していました。
後半、事務員さんがインフルエンザに倒れ、バタバタしましたが、今は少し落ち着きました。
事務員さんもまだ体調は完全ではありませんが、今日から出社してくれました。
皆さまも、インフルエンザにはお気を付け下さい。



2014年2月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:967ページ
ナイス数:101ナイス

切れない糸 (創元クライム・クラブ)切れない糸 (創元クライム・クラブ)感想
久しぶりの坂木さんの作品。こういうお仕事物は好きです。沢田君の性格にちょっと閉口しながら読みました。『青空の卵』の鳥居君と似ているけれども、鳥居君の方が可愛げがあったような気がします。でも、最後は和也君と切れない糸で繋がっていて安心しました。シゲさんのようなしっかりした職人さんがいてちょっと羨ましかったです。うちも商売をしているのですが、先代はしっかりした番頭さんを残してはくれなかったので。確かに商店街はプロの集団が集まっている場所だと思います。近年商店街が廃れ気味なのが残念でなりません。
読了日:2月22日 著者:坂木司
ひとり日和ひとり日和感想
20歳の知寿と71歳の吟子さんの1年間の同居生活を淡々と描いた作品。さらさらと読めるのだけれども、何の感動も驚きもなく、なんて感想を書けばいいのか正直困っている。知寿にも吟子さんにも共感できないまま読了。芥川賞作品との事だけれども、あまり面白くなかった。
読了日:2月15日 著者:青山七恵
連れ猫連れ猫感想
ソリチュードとロンリネス。良い孤独と悪い孤独の名前を持つ2匹の猫と、寂しい人間たちとのお話。途中、DVが出てきてとても心苦しくて読むのが辛かった。読み終えられるだろうかと思った。亜沙美の事が好きではなかったけれども最後は応援する気になれた。権輔との別れの場面ではなんだか二人ともとっても爽やかで、むしろ何で別れるのだろうと思えるくらいだった。私は良い孤独(孤高の人)にはなれそうにないけれども、孤独も愛でつつ家族や仲間とも仲良くできる人間になりたいと思う。
読了日:2月13日 著者:吉野万理子
猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)猫なんかよんでもこない。 (コンペイトウ書房)感想
やっと図書館の順番が回ってきて読むことができました。これでクロの事がわかりました。猫を飼った事がないので、猫エイズの事は全然知りませんでした。クロの最後は可哀想でしたね。でも作者も悪気があったわけではないので仕方ないですよね。きっとクロは天国から杉作さんの事を見守ってくれていると思います。杉作さんの事が大好きだと思うから。
読了日:2月11日 著者:杉作

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