10月の読書記録を残しておきます。
なんとか10冊越えできました(^_^;)
2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:3130ページ
ナイス数:410ナイス
ねこのあしあとの感想
ネコのエッセイかと思ったら、しょこたんの自伝的なエッセイだった。おばあさんやお母さんの話には驚愕した。お父さんの中川勝彦さんの事も、正直全然知らなかったのですが、少し知る事ができました。それにしてもしょこたんの戸籍上の名前が【しようこ】で“よ”が大きいという話には思わず夫の事と重なって笑ってしまった。夫の名前も実は人名漢字にない。当用漢字ですらない。そんな漢字は存在しない。義父が一画書き忘れて出生届を提出したのだ。驚いた事にそれがそのまま受理されてしまった。しょこたんに親近感がわいたエピソードでした。
読了日:10月29日 著者:中川翔子
すぐにおいしいストックおかず228: サルビア給食室の作りおきベストレシピの感想
どうにかして簡単に素早く料理が出来ないか?いつも悩んでいる。仕事が終わってから夕食を調理するのに、私が要領が悪いから時間がかかってしまうので。で、この本を手に取りました。わりと身近にある材料で出来るので参考にしようと思います。色々な基本の出汁も載っていて使いやすそうです。ストックおかずのバリエーションも載っていて、参考になります。
読了日:10月29日 著者:ワタナベマキ
鹿男あをによしの感想
面白かった。万城目さんの作品は本当に奇想天外で、人間にとっては理不尽だと思われる、人間以外の存在(鹿・狐・鼠)が面白い。奈良は幼い頃からなにかしら【縁】のある場所で、好きな場所でもあったので、余計に楽しめたのかもしれない。ヒメが言ったように、私も鹿を美しいと思う。最後の堀田イトの行動は、潔くて、微笑ましい。
読了日:10月27日 著者:万城目学
12星座小説集 (講談社文庫)の感想
『天秤皿のヘビ』切ないです。ヘビとはいえ自分を育ててくれた人への情というものがあると感じさせてくれるお話。このお話と『安政元年の牡羊座』と『透明人間の夢』が感覚的に馴染めた。他のお話は、あまり馴染めなかった。理解出来ないものもあった。【ラジオ文芸館】で『透明人間の夢』を聴いたのがきっかけで読んでみたのだけれども、その3作品以外は好きになれなかった。
読了日:10月25日 著者:橋本治,原田ひ香,石田千,佐伯一麦,町田康,藤野可織,島田雅彦,鏡リュウジ,丹下健太,姫野カオルコ,戌井昭人,荻野アンナ,宮沢章夫
未来の手紙 (BOOK WITH YOU)の感想
『しいちゃん』母娘の思いが胸にジーンとくる。『月島さんちのフミちゃん』この中では一番好きなお話。双子の兄と姉のフミちゃんに対する愛情たっぷりで、どこか笑える行動が素敵です。表題作の『未来の手紙』、ドキッとしたけれども、最後はハッピーエンドでほっとしました。『未来の息子』将来の自分の息子が小さいおやじになってあらわれるという発想が面白い!
読了日:10月23日 著者:椰月美智子
1万円起業 片手間で始めてじゅうぶんな収入を稼ぐ方法の感想
アイデアとスキルのある人ならばこの本に書かれてあるように、1万円で起業できるのだと思いました。果たして自分は?悲しいかな、アイデアもスキルもない!でも夢は持たせてもらいました。気にかけておけば何かひらめくかもしれませんものね(笑)
読了日:10月21日 著者:クリス・ギレボー
極め道―爆裂エッセイ (光文社文庫)の感想
う〜〜ん(^_^;)わかぎゑふさんの本を読んだ後だったので、あまり『爆裂』だとは感じなかった。ゑふさんの大阪的な面白さの方が性に合っているせいでしょうね。面白い記述もあるにはあるのだけれど…。ゑふさんの本を読んでなければもう少し楽しめたかもしれません。
読了日:10月17日 著者:三浦しをん
正しい大阪人の作り方 (集英社文庫)の感想
面白かった。近所の話も多く、知っている場所もたくさん出てきて、納得出来る事が多かったです。私自身は大阪生まれの大阪育ちですが、両親は鹿児島の出身なので、完全な大阪人とはいえないと思っていました。この本を読んで、正しい大阪人になれたかしら?(笑)
読了日:10月15日 著者:わかぎゑふ
和菓子と日本茶の教科書の感想
美味しそうな和菓子のオンパレードにもうメロメロ。お茶の美味しい入れ方も載っています。洋菓子よりも和菓子の方が好きなのですが、考えてみたらあまり良く知らない事に気づき、この本を手に取りました。和菓子の歴史や種類が豊富に掲載されてあります。全国の銘菓も紹介されてあるので、いつかお取り寄せしてみたいです。
読了日:10月12日 著者:
アクアリウムにようこその感想
息子が幼い頃地元の水族館へよく行っていました。ナイトツアーやお泊りスクールに。息子はイルカがお気に入りでイルカの水槽の前で寝袋に入って寝たものです。人懐こいイルカ達は私達を覗きこみにきてくれたものです。そんなイルカがこんなにも悲しくて壮絶な最後を遂げることなんて思いもしませんでした。C1のくだりは読むのが辛かったです。そしてイルカの事がもっと好きになりました。役所から水族館へ出向した一人の女性の成長物語ですが、恋愛?妄想?部分がちょっと余計に感じました。もう少し書きようがなかったのでしょうか。
読了日:10月10日 著者:木宮条太郎
君へ。―つたえたい気持ち三十七話 (ダ・ヴィンチブックス)の感想
短い話が37話。とても読みやすかった。お気に入りは『モーニング・コール』とても切なくて優しい気持ちになった。『白紙』お母さんからのファックスに母の愛が感じられた。『朝日が向かっています』奥さんからの心暖まるメッセージ。色々なコミュニケーションの形に、私はどうだろう?誰かにちゃんと伝えているだろうか?と思った。もっと家族と、夫と話したい。
読了日:10月5日 著者:有栖川有栖,村山由佳,大沢在昌,大槻ケンヂ,大林宣彦,乙一,鴻上尚史,瀬名秀明,鈴木光司
ブラック・ジャック(10) (手塚治虫漫画全集 (160))の感想
『おばあちゃん』母親の息子に対する深い愛情と執念。『落としもの』父親の息子に対する深い愛情と覚悟。どちらも親の子供に対する愛がテーマ。心を揺さぶられる。『土砂降り』清水先生が命懸けで訴えた事がちゃんと実現されたのかな?そこが知りたい。この3作品が印象に残った。
読了日:10月1日 著者:手塚治虫
読書メーター
10月はトワが我が家に来て丁度2年となりました。
いつもならば写真を載せてトワに御祝の言葉をかけるのだけれども、忙しすぎてできませんでした。
でも、トワもユキも元気にしてくれているので、それが一番かもしれません。
インコ達のおかげで本当にいつも癒されています。
感謝。