年末年始の出来事

先の記事にも書いたように昨年末から年始にかけてバタバタと色々な事が起きて、とても落ち着いたお正月を過ごす事は出来ませんでした。
12月中頃に夫の伯母(義母の姉)が心肺停止だと夫の従姉(伯母の娘)から連絡が入りました。
私達も伯母が運ばれた病院へ向かいました。
お医者様のお話を従姉と共に聞く事が出来ました。
結局、施設の介護の方が、伯母は意識を失っている状態なのに、心肺停止と錯覚した事により、このような大袈裟な事になってしまったようでした。
お医者様のお話によると心肺停止ではなく、急激に血圧が下がったショックで意識を失ったとの事でした。
そして今はもう意識も回復していて大丈夫との事でした。


さらに伯母が運ばれた病院には、従姉の御主人も入院していました。
伯母を診てくれたお医者様が、御主人の主治医との事でしたので、御主人の状態についてもお話を伺う事が出来ました。
病室にも行きましたが、麻酔で眠っていて、ただ横たわっているだけの姿に唖然としました。
話によると11月に急激に悪くなり、入院してこのような状態になってしまったとの事でした。
その後、年末になって従姉から夫に連絡があり、御主人はお正月まで持たないかもしれないとの事でした。
その言葉通り、大晦日に御主人は亡くなられました。
従姉は一人っ子の為、又、御主人は御兄弟と仲が悪かったとの事で、葬儀については従姉が喪主となり、私達がお手伝いすることになりました。
本来なら嫁にいっているので、嫁ぎ先のルールに従うのが筋なのでしょうが、仕方がありません。
家族葬にする事になりました。
ただ、元旦は葬儀場が休みの為、1月2日にお通夜、3日に告別式と初七日をすることになりました。
御主人の大学時代のクラブの先輩や後輩の方々が来てくださいました。
義理で来るのではなく、本当に親しい間柄の人々に見送られて、こういっては語弊があるかもしれませんが、良い葬儀だったと思います。
ただ、昨年の夏に会った時はピンピンしていた人が、あっという間に病状が悪化して亡くなってしまった事にショックを受けました。
人の命の儚さを思わずにはいられません。


4日から仕事をボチボチ始めたので、その日の夜にやっと実家へ年始の挨拶をしに行く事が出来ました。
そしてその僅か三日後、今度は夫の大学の友人の訃報が届きました。
末期がんでもう長くはないと御本人から聞いてはいましたが、年末から立て続けに不幸ばかり起こり、夫は憔悴した様子でお通夜に参列するため出かけて行きました。


2016年の幕開けはこんな感じで始まりました。
とんでもない幕開けで、今年はいったいどんな年になるのか、とても不安です。