2017年3月の読書記録

3月の読書記録を残しておきます。
3月は私も含め家族が交代で風邪をひきました。
さすが鬼門の3月でしたが、精神的には落ち着いて過ごせたように思います。
又3月は東日本大震災のあった年でもあります。
東日本大震災に関連する本も読めました。私のことなので、ほとんどが動物に関するものですが…(^_^;)
人の御遺体は収容されても、動物達の遺骸は収容されなかったと知り、ちょっとショックでした。
命に“差”が付けられていたのですよね。
人が最優先なのはわかるのですが、切なかったです。
セキセイインコを飼っているので、鳥の災害対策は参考になりました。
ペットと一緒に避難できる環境が整う事を願うばかりです。



3月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:2674ページ
ナイス数:1798ナイス

月刊flowers(フラワーズ) 2017年 05 月号 [雑誌]
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 05 月号 [雑誌]感想勿論「ポーの一族」目当て。ほー、そうきましたか!と。いったいファルカって何者なんだろう?大老ポーのお出まし。「長く歳月を重ねると自らの“気”に澱がたまっていく」それって人間にも言える事じゃないのかな?コミック雑誌なんて本当に10代の時以来なので新鮮にどの作品も楽しませてもらっています。来月号も楽しみ。読了日:03月30日 著者:
あした咲く蕾あした咲く蕾感想朱川さんらしい雰囲気のお話ばかりでした。当然私好みの作品ばかり。「湯呑の月」だけがちょっと嫌でした。それ以外は心温まるお話ばかりでした。ちょっと不思議な事が起こり、それが未来へと繋がっていく。私の心を温かくしてくれて癒してくれました。感謝。読了日:03月29日 著者:朱川 湊人
富嶽百景・走れメロス 他八篇 (ワイド版岩波文庫)富嶽百景・走れメロス 他八篇 (ワイド版岩波文庫)感想走れメロス」以外は知りませんでした。あとがきが井伏鱒二氏。おっしゃるように短編ごとに手法が違っていました。太宰治氏の色々な顔を見たような気がします。印象的だったのはやはり「走れメロス」と「きりぎりす」。「走れメロス」は言わずもがな、友情の素晴らしさと人の心の弱さと強さに感動しました。「きりぎりす」は女性の気持ちが痛いほどよくわかりました。読了日:03月28日 著者:太宰 治
約束約束感想『ラジオ文芸館』で「青いエグジット」と「天国のベル」を聴いて、どちらも良かったので原作を手に取りました。表題作の「約束」は池田小学校の事件の鎮魂の意味で書かれたものだったのですね。その「約束」も「冬のライダー」も「夕日へ続く道」も「ひとり桜」も「ハートストーン」も全て良かったです。とりわけ「ハートストーン」は息子が手術を受けるシーンで同じ思いをしたから強く印象に残りました。止まっていた瞬間(とき)が動き出すきっかけって本当に些細な事だったりするのですよね。主人公たちの未来に明るさがあるのが良いです。読了日:03月27日 著者:石田 衣良
ありがとう、金剛丸 〜星になった小さな自衛隊員〜ありがとう、金剛丸 〜星になった小さな自衛隊員〜感想こんな小さな自衛隊員が活躍していた事を全然知りませんでした。金剛丸、妙見丸、2頭の災害救助犬東日本大震災の時に頑張ってくれていたなんて、本当にありがとう。そして各国から災害救助犬が41頭も来てくれていたなんて、本当にありがたい事です。知らなくて申し訳なかったです。でも無理がたたったのか、金剛丸はたった4歳4か月で亡くなってしまいます。読んでいて辛かったです。きっと天国から見守ってくれていることでしょう。そして伸び伸びと楽しく遊んでいることでしょう。読了日:03月24日 著者:桜林 美佐
コンパニオンバード No.26: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌コンパニオンバード No.26: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌感想3月は東日本大震災のあった月。鳥さんの災害対策は参考になった。我が家の場合、倒壊する危険さえなければ家でいる方が安全のようだ。避難場所に指定されている場所よりも家の方が高台だから。とりあえず参考にして備えるようにしたい。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント15冊目。 読了日:03月22日 著者:
ぼくは海になった―東日本大震災で消えた小さな命の物語ぼくは海になった―東日本大震災で消えた小さな命の物語感想東日本大震災で亡くなったのは人だけではありません。小さな命も。犬も猫も牛も鳥も亀も兎も皆大事な家族です。とても悲しい絵本ですが、現実を伝えてくれる良い絵本だと思います。巻末の実際に亡くなったり行方不明になっている子たちの絵には涙が出ました。特に家と同じセキセイインコの絵には他人ごととは思えませんでした。現実にハナを行方不明にさせてしまったので、災害であろうと日常のアクシデントであろうと、しっかり小さな家族を守る為の対策を取ろうと思いました。どうかペットと一緒に避難できる環境が整いますように。読了日:03月20日 著者:うさ
島のねこと島々のねこ (MF文庫ダ・ヴィンチ)島のねこと島々のねこ (MF文庫ダ・ヴィンチ)感想島で暮らす猫たちの写真集。南の島で暮らす猫たちは、自由で伸び伸びしていて楽しそうだ。幸せそうだ。島で長閑に暮らすこの子たちが羨ましくなった。人間も猫も都会で暮らすのは大変だから…。読了日:03月15日 著者:関 由香
ネコライオンネコライオン感想猫とライオンを並べて載せた写真集。同じようなポーズや構図を見比べるとやっぱり同じネコ科の生き物だと思う。母親と子供の写真には猫も猛獣のライオンも気持ちが和む。でも獲物をくわえている姿はどちらも野生を感じる。岩合さんはやっぱり凄いと思う。猛獣のライオンの迫力ある写真をいったいどうやって撮っているのだろう?凄いです。読了日:03月14日 著者:
自死: 現場から見える日本の風景自死: 現場から見える日本の風景感想自死の最大の問題点はその死に方にあるのではない。自死を選択せざるをえなかった生、言い換えれば自死を選択させた社会に問題があるー。全くその通りだと思った。又、向精神薬自死を促進しているとは驚いた。読み友さんにお薬では心の病は治らないと教えてもらったが、その通りの事が書かれてあった。私が通っている心療内科の先生は出来るだけ薬は使わない主義の方だ。話を聞いてくれるパターンが多い。一応一番軽いセロトニンを出す薬と漢方薬は処方してもらっているが。社会のシステムが変わらない限り自死が減る事はないのかと思うと辛い。読了日:03月14日 著者:瀬川正仁
魔法使いの嫁 7 (BLADE COMICS)魔法使いの嫁 7 (BLADE COMICS)感想チセ、強くなりましたね。ルツが言っているようにまるでチセが母親でエリアスが子供のようです。後半、竜の雛がさらわれたあたりから又不穏な空気に。竜の雛が可哀想だ。チセ、大丈夫なのかな?心配。次巻が気になる。読了日:03月13日 著者:ヤマザキコレ
のらいぬ (至光社国際版絵本)のらいぬ (至光社国際版絵本)感想お友達はのらいぬの夢だったのかな?のらいぬが思っているように、きっといつか会えるよね。傍から、見ているとのらいぬがちょっと寂しそうにも見える。でものらいぬが諦めていない限り希望のあるお話だと思う。読了日:03月12日 著者:谷内 こうた,蔵冨 千鶴子
てんぐのがっこうてんぐのがっこう感想人間に助けられたカラスてんぐが恩返しをする為に、てんぐを育てる学校を作る。そこにスカウトされたのがインコのテンちゃん。ゆいちゃん達が学校へ通うのと同時にてんぐ学校へと通う為に飛んでいくテンちゃんが可愛いです。テンちゃんが怪我をした時は心配しましたが、たくさんのお友達がお見舞いに来てくれて良かったです。テンちゃんも元気になって良かった。たくさんの鳥たちが登場するとても楽しい絵本です。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント14冊目。 読了日:03月12日 著者:やぎ たみこ
デザイナー 後編 (Queen’s comics premium)デザイナー 後編 (Queen’s comics premium)感想せっかくデザイナーとしてショーも成功を納め、これから女性としての幸せを手に入れようとしていた矢先の悲劇。子供達の悲劇を知らずに母親はフランスでデザイナー修行。なんともいえない後味の悪さの残るお話だ。朱鷺に使えている柾が一番の悪のような気がしてきた。結局親たちの無責任さが子供たちを不幸にした形。救いのない話で切ない。昔は悲劇に衝撃を受けたけれども、今回は無責任な事をした親たちに腹が立った。読了日:03月09日 著者:一条 ゆかり
デザイナー 前編 (Queen’s comics premium)デザイナー 前編 (Queen’s comics premium)感想昔夢中になって読んだ作品。無性に読みたくなって図書館で借りました。全てが謎に包まれたトップモデルの亜美が事故に遭い、これまた謎の少年朱鷺の後ろ盾を得てデザイナーとなり、自分を捨てた母親に復讐をしようとする物語。亜美の境遇があまりにも可哀想でならない。ずっと一人で生きていくことは辛いことだ。読了日:03月09日 著者:一条 ゆかり
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 04 月号 [雑誌]月刊flowers(フラワーズ) 2017年 04 月号 [雑誌]感想勿論『ポーの一族』の為に購入。そうか、そういう事だったのかと納得。でも『ポーの一族』以外でも面白く感じた作品が多くありました。気に入ったのは『黎明のスタリオン』『冬の落とし子』『ボクんちの幽霊』『すごろく』『鍋猫スターハウス』『鈴の小道』 『グッド・ナイト』それ以外のお話も嫌いというわけではありません。今の私の心境にピッタリだったのが名前をあげた作品だったというだけです。時が過ぎれば又気持ちも変わると思います。読了日:03月09日 著者:
五十鈴川の鴨五十鈴川の鴨感想表題作の「五十鈴川の鴨」の感想はコミュニティの方に書いてるので省く。「木になった魚」以外は中年以上の年齢の人が中心の話。「人のあわいを繋ぐ」と謳われている通りの作品だと思う。印象に残ったのは「椿堂」主人公の次女が母親に向かって「お母さん、これ見えないんですか」とカビの生えた生菓子を差して言う場面。ああ、この人は年寄りと暮らした事のない人なのだと思った。私なら黙ってこっそり捨てておく。どうせ覚えていないのだから。仮に覚えいて尋ねられたとしても「あれ?ないですかあ?誰か食べてしまったのかもしれませんね」と嘯く読了日:03月08日 著者:竹西 寛子
それでも人を愛する犬それでも人を愛する犬感想アンニイさん、スゴイです!たった一人から始めた土手の犬達の保護。だんだん仲間が出来て、ホームレスの人達とも付き合い方を学んで、粘り強く犬達を保護して里親を探して引き渡して。とても真似出来ません。御自身も病気をされたり大変な時期もあったのに、ずっと続けていらっしゃる姿にただただ脱帽です。どんなに虐待されようと、人を愛することをやめない犬達の姿に感動しました。こんなにも無垢な心を持っている犬猫たちをどうか、簡単に捨てないでほしい。どの子も幸せになってほしい。心から願います。読了日:03月07日 著者:田辺 アンニイ
もりのえほんもりのえほん感想妹が安野光雅さんのファンで、若い頃、本を貸してもらって見てました。その頃見た絵本は色鮮やかでとても美しく、印象的でした。でもこの絵本は違っていました。森が主体だから緑が多いのは分かるのですが、緑や白や黒が多く、しかも動物が隠れていて本を色々ひっくり返しながら、動物を探して見たのですが、なんだかちょっと寂しい気持ちになりました。森と動物が一体になってしまっている姿にちょっと怖さも感じました。なぜなのでしょう。たぶん、色使いのせいだと思います。表紙の絵は好きなのですが…。読了日:03月06日 著者:
3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)3月のライオン 7 (ジェッツコミックス)感想ひなちゃんのイジメ問題が解決して良かった!こんなに良い学年主任がいたのなら、なぜ担任はもっと早い時期に学年主任に相談しなかったのか?疑問に思う。それを思いつく事も出来ないくらい担任自身がおかしくなってしまっていたのか?そうなんだろうな、きっと。新人王になっていよいよ宗谷名人と対局することになった桐山君。前夜祭での宗谷名人が変だ。将棋以外の事では、まるで子供のままの人なのだろうか?と思った。でも、盤の前に座った宗谷名人の顔つきは前夜祭とはまるで違った。「想像もつかなかった四日間の始まり」気になる。読了日:03月05日 著者:羽海野 チカ
一秒の言葉一秒の言葉感想一秒で言える言葉の重みと温もり。そして心温まる写真。CMが元になっていたなんて知りませんでした。どの言葉にも納得できました。ありがとう。読了日:03月05日 著者:小泉吉宏
若き命の墓標―20世紀を生きた若者からの伝言若き命の墓標―20世紀を生きた若者からの伝言感想若くして亡くなった25人についての実話。病死が11人、自殺が7人、戦死が1人、事故死(遭難死、圧死含む)が5人、撲殺死が1人。病死では圧倒的に肺結核が多い。昔は本当に不治の病だったのですね。大島みち子さんは「愛と死をみつめて」等読んでいたので知っていた。又阪神淡路大震災でアパートが倒壊して亡くなった関西学院大学の学生さんがいた事を当時ニュースで知っていましたが、この本に登場する重松克洋さんがそのお一人だった事を知りました。間澤朝子さんはアメリカ留学中に事故に遭って脳死状態になり臓器提供をされた。続く読了日:03月05日 著者:西條 敏美
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