2017年4月の読書記録

4月の読書記録を残しておきます。


4月の読書メーター
読んだ本の数:19冊
読んだページ数:2116ページ
ナイス数:1878ナイス

ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)ダンデライオン (世界傑作絵本シリーズ)感想
ティーパーティーに招待されたダンデライオンは精一杯のお洒落をして行きます。でもいつもと違う姿に別人だと思われて中に入れてもらえません。困り果てていた所に風や雨という試練が…。着飾るのではなく、普段通りの、ありのままの自分でいる事が本当の自分だと、ダンデライオンは言いますが、ちょっと可哀そうだなと思いました。身だしなみを整えるのはマナーだと思うのですが。ありのままも大切ですが、少しくらいはおしゃれして楽しむのも「あり」なんじゃないのかな?
読了日:04月30日 著者:ドン フリーマン
星めぐりの歌星めぐりの歌感想
映画「あなたへ」で田中裕子さんが歌っていてとても印象に残り、Kindle版で読んでみました。「あかいめだまのさそり」という出だしから引き込まれます。言葉の不思議な響きが心地よいです。
読了日:04月28日 著者:宮沢 賢治
〔雨ニモマケズ〕〔雨ニモマケズ〕感想
ちゃんと最後まで読んだ事がなかったので、Kindle版で読んでみました。最後にお経が出てくるのですね。やはりお釈迦様のようだと思いました。この詩のような人になる事はとても難しいです。お釈迦様でもない限り難しいです。でも、理想とし、少しでも近づく努力は出来ると思います。理想として努力し続ける事が人生そのもののような気がします。
読了日:04月28日 著者:宮沢 賢治
よだかの星よだかの星感想
よだかが鷹に虐められて可哀想でした。追い詰められて太陽や星に助けを求めても誰も受け入れてくれない。その辛さは計り知れない。弟の川せみに挨拶をしに行く所では本当に辛かった。でも『星』になったのですよね。燃え続ける星に。それで本当に良かったのかな?本当はよだかはよだかのまま、皆と仲良く生きていく事が幸せなのではなかったのかな?切ない物語でした。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント20冊目。
読了日:04月26日 著者:宮沢 賢治
スズメ――つかず・はなれず・二千年 (岩波科学ライブラリー〈生きもの〉)スズメ――つかず・はなれず・二千年 (岩波科学ライブラリー〈生きもの〉)感想
もう1年以上バルコニーにやってくる雀の観察をしてきたので、スズメクイズではどれが本物の雀かわかりました。さらに雀の子供も2度ほど保護した事があるので、嘴の横が黄色い事も知っていました。羽がグレーがかった子もいました。アルビノに近かったのかな?と思うのですが定かではありません。そのグレーがかった子達の姿を昨年の初冬あたりから見かけなくなってしまったので。この本によると卵100個の内2年目まで生き残れるのは6羽となっているので、もしかしたら?と思います。厳しいですね。止め卵にはちょっと驚きました。
読了日:04月25日 著者:三上 修
かもめのジョナサン写真集 (1975年)かもめのジョナサン写真集 (1975年)感想
大人のメルヘン。アダルト・ファンタジー。いろんな表現をされてある作品の写真集。かもめの写真と共に読んでもやっぱり哲学的。私には難しい。ジョサナンは「私はカモメだ。ただ飛ぶことの好きなカモメなんだ」と言うけれども、飛ぶ事をどこまでも追及して光り輝く存在になったのだから、やっぱりただのカモメとは思えない。孤独であり、先駆者であり、愛ある存在でもあるジョナサン。悟りを開いたお釈迦様のようだと思う。ジョナサン自身は自分の事を「神」だなどとは呼ぶなと言っているけれども。
読了日:04月24日 著者:
ニャンともぐっすり眠れる本ニャンともぐっすり眠れる本感想
ぐっすり眠る為の方法を猫の写真と共に紹介されてあります。眠る為の方法よりも猫の写真が可愛いすぎ、そちらにばかり目がいってしまいました(^_^;)日本女性の睡眠時間が世界で一番短いそうです。睡眠をしっかりとっている人の方が約4割も目標達成率が高いとの事。目標達成の為の自己コントロールをする為にも睡眠は重要なんだ。「睡眠は単なる疲労回復のためではなく、成長の為にも、これからの人生を輝かせるために毎日の睡眠を大切にしてください。」との事。しっかり寝ようっと。
読了日:04月22日 著者:三橋 美穂
なりたいなりたい感想
「妖になりたい」「人になりたい」「猫になりたい」「親になりたい」「りっぱになりたい」の5話と若だんなが「何になりたいか?」と神々に問われて答える話が収録されてあります。皆、ないものねだりなんですよね。その点は人も妖も変わりがないようでちょっと面白かったです。「何になりたいか」といきなり問われても困ってしまいますよね。若だんながなんと答えるのか?興味津々でした。でもやっぱり若だんならしい答えでした。でも巻が進むにつれて益々若だんなが病弱になっていくようで心配です。
読了日:04月22日 著者:畠中 恵
すえずえすえずえ感想
面白かった。特に若だんなのお見合い話で妖達の箍が外れてしまった姿や、大阪の相場での貧乏神VS福の神達の大騒ぎはおかしくて笑ってしまいました。若だんなの許嫁が思わぬ形で決まってしまいましたが、あの娘ならば妖たちと仲が良いからお似合いだと思う。まあ、当の本人はまだ幼くて許嫁が何たるかを分かっていないだろうけれども…。鳴家達と楽しく遊んでいる姿が可愛いです。ただ、最後のお話「妖達の来月」で貧乏神の金次が長火鉢をあんなに喜ぶとは思っていませんでした。そして山童がちょっと可哀そうでした。
読了日:04月19日 著者:畠中 恵
かあさんのこころかあさんのこころ感想
親になって分かる事って本当に多い。熊の子はお母さんがいなくて寂しくてたまらなかった。伴侶が出来てもその心の隙間は空いたまま。でも娘が出来て孫が出来て、その時初めて気づく。自分が寂しかった以上に、子供を残して逝ってしまったお母さんの方がもっと寂しかったのだと。最後の「かあさんのこころはのはら。はるののはら」とういセリフが心にしみます。
読了日:04月16日 著者:内田 麟太郎
しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)しろいうさぎとくろいうさぎ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)感想
とても可愛らしい絵とお話でした。くろいうさぎさんが悲しそうな顔をしていったい何を考えていたのだろう?と不安でしたが、しろいうさぎさんの問いかけにやっと答えた時はほっとしました。うさぎさん達が幸せそうで心温まる絵本でした。アメリカの絵本なので、深読みすれば、くろいうさぎは黒人でしろいうさぎは白人ともとれる。だからくろいうさぎはしろいうさぎの気持ちを知るまでは悲しい顔をしていたとも受け取れる。考えすぎかな?
読了日:04月16日 著者:ガース・ウイリアムズ
ゆめつげゆめつげ感想
しゃばけシリーズと同じような雰囲気のお話かと思い、軽い気持ちで読み始めたのですが違っていました。最初から不穏な空気が漂い、たえず血の臭いに付きまとわれる作品でした。弓月の夢告で青戸屋幸右衛門の態度の理由が最後わかりますが、なんだか夫婦して何それ?って感じでした。子供達が可哀想です。弓月の渾身の夢告に出てくる情景、物の表現が現代までの歴史を表していて、ああ、そういう風に江戸時代の人には見えるのだと思いました。弓月と信行兄弟、良い兄弟ですね。
読了日:04月14日 著者:畠中 恵
たぶんねこたぶんねこ感想
タイトルの意味はそういう事でしたか。相変わらず体の弱い若だんな一太郎。兄や達と半年間五つの約束を守る事になったのだが…。若だんなって大人しくしていようがいまいが、絶対何か厄介ごとや災難や揉め事に巻き込まれる。そういう星の元に生まれてきたのかな?でも初めて長崎屋を出て自分で仕事を見つけて働いてお金を稼いだのは良かったと思う。商売の難しさを体験した事は将来の為にも役に立つと思う。なんといっても若だんなは長崎屋の跡取りなのだから。今回も妖たちが大活躍。鳴家達が可愛い。
読了日:04月12日 著者:畠中 恵
ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?ツバメの謎: ツバメの繁殖行動は進化する!?感想
家の近所にもツバメの巣があり、毎年のようにやってきて子育てしている姿が見られる。その巣は2回使用されている。この本を読んで、2回子育てするツガイがいる事が分かったけれども、そのツガイは2回目は他の場所に始めから巣を作り直すとの事。じゃあ、あの2回目のツガイは別のツガイだったんだ。それと人間では不倫に当たるツガイ外交尾で子孫を残していると書かれてあって驚いた。でも厳しい自然の中で少しでも子孫を残す為の戦略なのだそうだ。人間の常識に当てはめてはいけない。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント17冊目。
読了日:04月11日 著者:北村 亘
世界のふくろう世界のふくろう感想
ふくろうの写真及び絵画・彫刻・切手・陶磁器・木彫り・金属製品・ガラス製品・貝や骨や象牙や角や卵殻製品・布製品・張り子などの紙製品・ランプ・蓋物・ブローチ・ペンダント・和食器・洋食器・鞄・ピルケース・指ぬき・キーホルダー・ライター・文具・玩具・鈴・凧・ぬいぐるみ・ポスター・街中のふくろう像・看板などありとあらゆる物が載っています。梟って古代からずっとその神秘的な姿が愛されてきたのですね。私も一目ぼれして購入した梟の小さな石像を持っています。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント16冊目。
読了日:04月08日 著者:飯野 徹雄
ひなこまちひなこまち感想
久しぶりのしゃばけシリーズ。「ひなこまち」を選ぶ事が発端となって繰り広げられるお話。相変わらず若旦那は病弱ですね。でも心は男前です。妖達と繰り広げる謎解き、面白かったです。「さくらがり」では笑いっぱなしになりました。想像しただけで可笑しさが込み上げてきて楽しかったです。最後の「河童の秘薬」では、若旦那の推理がなんとなくわかりました。ピンと来たというか。万事めでたしとなって良かったです。
読了日:04月07日 著者:畠中 恵
はじめてのみゃーはじめてのみゃー感想
可愛かったです!もうとろけてしまいそうでした。寝る前に少しずつ写真を眺めてほくそ笑んでました←怪しい奴…。まだ目も開いていない子猫も、パッチリおメメが開いて外を駆け回ったり木に登ったりしている子も、みーんな、可愛かったです。
読了日:04月04日 著者:関 由香
グレ子とわさおグレ子とわさお感想
テレビで知った秋田犬のぶさかわ犬のわさおと元野良猫のグレ子。グレ子が亡くなった事は知っていたので、写真を見るたびに「お疲れ様。ありがとう」と心の中で思った。本当に良い猫ちゃんだったのですね。残されたわさおにはつばきちゃんがいるから、これからも元気に生きて欲しい。菊谷さんが入院していた間にすっかりやせ細ってしまったらしいが、今は元に戻って良かった。菊谷さんの事が大好きなんだね。菊谷さんもお元気で長生きしてほしい。たくさんの犬猫達を助けてきた菊谷さんですもの。これからもお元気で幸せに過ごして頂きたいと思います
読了日:04月03日 著者:菊谷 節子
3びきのかわいいオオカミ3びきのかわいいオオカミ感想
3匹の子豚ではなく、3匹の可愛い小さな狼のお話でした。意地悪なオオブタにせっかく建てた家を次々に壊されて狼たちが可哀想でした。自分たちのやり方が間違っていたのだろうか?と考え工夫する所が偉いです。最終的にはその工夫のお蔭で意地悪だったオオブタも改心し、狼たちと仲良しになるのですから
。世間の虐め問題もこんな風に解決出来ればいいのになとちょっと思ってしまいました。
読了日:04月03日 著者:ユージーン トリビザス

読書メーター


4月でユキが4歳になりました。
以前はツンデレのユキでしたが、昨年トワが入院した時に一人ぼっちになった事が余程ショックだったのか、最近はトワに甘える姿が見られるようになりました。お互いに掻きあいっこしたり、仲よくしている姿が見られるようになりました。それだけユキも大人になったということなのでしょうか。


昨年と同じ4月29日の甲子園での阪神対中日戦の試合のチケットが当たり、息子と観に行ってきました。
最初は晴れていたのですが、やがて雲が出てきて雨は降るわ、風は吹きつけるわで、いったいどうなるのかと思いきや、しばらくすると嘘のように雨も風も止み、又晴れてきました。天候の荒れ模様と同じように、阪神にもミスが相次ぎ、結局負けてしまいました。残念でしたが、糸井選手のホームランを目の前で観る事が出来たし、タダで遊ばせてもらったのだからありがたいことです。