2018年2月の読書記録とユキのその後

遅くなりましたが2月の読書記録を残しておきます。
そしてユキの足の怪我はまたしても悪化して動物病院のお世話になりました。
以前よりもカラーの角度をきつくして頂き、抗生物質の飲み薬を頂きました。
なのに新しい傷が増えていたので、観察していると、カラーの端でさらに傷口をえぐってしまったようでした。
動物用のサージカルテープで縁取りをしました。その効果があったのか、新たな傷は増えておらず、傷もカサブタができつつあります。
仕事やプライベートの様々な問題で忙しく、ゆっくり考える時間もなく、耐えずせかされて生きている毎日です。
とても息苦しくてなりません。
当然失敗も多く、夫にしかられてばかりです。
音楽を聴いたり、読書したり(なかなか読書の時間も取れません)、深呼吸をしたり、歩いたりして、気持ちを落ち着けるように努力しています。


2月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2765ページ
ナイス数:1479ナイス

サラブレッドの王国―競走馬のふるさとにゆく‐北海道編 (馬ガール選書シリーズ)サラブレッドの王国―競走馬のふるさとにゆく‐北海道編 (馬ガール選書シリーズ)感想
子供の頃からその美しい姿に魅了されてずっと好きだったサラブレッド。その故郷(牧場)や仕事の内容や関わっている人たちや競馬場の事をやさしく書いてありました。懐かしい競走馬の姿も写真で見る事が出来て嬉しかったです。
読了日:02月27日 著者:日本馬ガール協会
せかいいちのねこ (MOEのえほん)せかいいちのねこ (MOEのえほん)感想
本物の猫になりたいと思ったぬいぐるみの猫が方法を教えてもらい探し回り、そしてたくさんの生き物たちと触れ合い、真実に気づく物語。ぬいぐるみのままでいいんだよ。そう、そのままでいい。
読了日:02月26日 著者:ヒグチユウコ
空海さんに聞いてみよう。 心がうれしくなる88のことばとアイデア空海さんに聞いてみよう。 心がうれしくなる88のことばとアイデア感想
弘法大師空海さんと親しみを込めて呼ばれているのが良い。弘法大師の言葉をとてもわかりやすく説明してくれていて良かった。若き日の空海さんも悩んでいたのだなと思うと同じ人間なのだとより親しみを持てた。たとえば「道に迷った時どうしましたか?」という質問に「なんども泣きました」とあったのにはぐっときました。
読了日:02月26日 著者:白川密成
空からふるもの―The story of three angels空からふるもの―The story of three angels感想
3人の天使が空から良いものを降らせて人々の気持ちを救うお話。私も空から良いものが降ってきて包んでもらいたいと強く思った。丁度心身ともに疲れているときに読んだので、私の心も少し救われた。
読了日:02月25日 著者:おーなり 由子
「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本「昨日の疲れ」が抜けなくなったら読む本感想
精神科のお医者様もやっぱり疲れるのですね。いつも思ってました。たくさんの患者さんの診察で疲れないのかなと。そして一般の人にもわかりやすく、疲れとその解消方法を説明してくださっているので良かったです。私だけではなく、夫もとても疲れているので、夫婦して参考にしてみようと思います。
読了日:02月22日 著者:西多 昌規
死にカタログ死にカタログ感想
確かに「死」って何だろう?作者と同じで子供の頃から漠然としか分からなくて、自分もいつか死ぬのだとはっきり思ったのは中学生くらいになってからだったと思う。いろんな本を読んで「死」が怖くなったのだ。今はいつか「死」は来るものと思いながらも、すぐではないだろうとどこか心の底で思いながら毎日目の前の事を片づけることに没頭している。国や宗教によって死後の考え方ってこんなにも違うのだと思った。作者と同じで私もパプアニューギニアの近所の島に行って暮らして云々という死後の考え方が面白くて好きだ。
読了日:02月19日 著者:寄藤 文平
おかあさんはねおかあさんはね感想
素敵な絵本でした。母の愛が溢れた作品でした。「どしゃぶりのあめでもかさがありますように」心に響きました。泣きそうになりました。
読了日:02月18日 著者:エイミー・クラウス・ローゼンタール
キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書)キラーストレス 心と体をどう守るか (NHK出版新書)感想
2016年にテレビで放映されていたのですね。全然知りませんでした。でもこの本を読んでストレスがどのようにキラーストレスになり、人の脳や体や心を壊していくのかが分かりました。長年ストレスにさらされ続けるとこんなにも恐ろしい事になるのかと怖くなりました。実は最近記憶力の衰えとポカが増えて夫に「大丈夫か」と心配されていました。もしかしたらキラーストレスで脳に変調をきたしているのかもしれないと思って怖くなったのです。コーピングとマインドフルネスを実践してみようと思います。
読了日:02月16日 著者:NHKスペシャル取材班
捨て犬たちとめざす明日 (ノンフィクション知られざる世界)捨て犬たちとめざす明日 (ノンフィクション知られざる世界)感想
アメリカの少年院の少年少女たちが犬を訓練する話は以前テレビで見たことがあった。それにヒントを得て、社会に馴染めない少年少女に捨て犬を訓練させながら信頼関係を気づく仕組みを作られたなんて尊敬します。犬たちも少年少女たちも同じ心に傷を持つ身。徐々に信頼関係を築いていく姿が良かったです。そしてしつけた犬の幸せを喜んであげられるまでに成長した姿が格好良かったです。「人がその人らしく自分の人生を生きる事ができる。犬がその犬らしく人と生きることができる、そんな世界をつくりたい」という琴美さんの強い思い、素敵です。
読了日:02月13日 著者:今西 乃子,浜田 一男
幽霊人命救助隊幽霊人命救助隊感想
自ら命を絶ってしまった裕一、市川、八木、美晴の4人は自殺しようとする人を100人救ったら天国へ行けるようにしてやるという神様の命令に従って地上に降り立った。彼らがなぜ自殺してしまったのかの理由も明かされていく。この世はこんなにも生きづらい。でも生きるヒントを自殺しようとする人々に与えて必死に自殺を食い止めようと頑張る姿に感動した。途中で何度も泣いた。それにしても幽霊なのに電車や車で移動ってちょっと笑えた。壁も通り抜けられないなんて!すーっと飛んでいけそうだし、通り抜けられそうなのに…。
読了日:02月12日 著者:高野 和明
むくどりのゆめ(ゴールド版 世界名作絵文庫)むくどりのゆめ(ゴールド版 世界名作絵文庫)感想
「むくどりのゆめ」「りゅうの目のなみだ」「くろいきこりと白いきこり」の3篇。「むくどりのゆめ」は母を思う子供のむくどりの気持ちがいじらしかったです。「りゅうの目のなみだ」は誰からも嫌われていたりゅうが男の子にやさしくされて流した涙が、その寂しさと嬉しさをよく表していて良かったです。「くろいきこりと白いきこり」もやっぱり優しい気持ちを持つことを教えてくれる作品でした。
読了日:02月07日 著者:浜田廣介
感動競馬場 本当にあった馬いい話感動競馬場 本当にあった馬いい話感想
北島三郎さんのお話など知っているものもありましたが、全体的にはいろんなエピソードを知ることが出来て良かったです。とくにコスモバルクのお話は心の琴線に触れて泣いてしまいました。あと、「誰もいない表彰台」も。タマモクロスが活躍できる環境をもっと早く作ってくれていれば、錦野さんの牧場は倒産しなくて済んだのにと悔しくてなりませんでした。うちも中小企業なので、その経営の大変さは牧場も同じだったのだろうなと思いました。錦野さんが誕生させたタマモクロス。その子孫が繋がっていけばいいなあと思います。
読了日:02月06日 著者:村上卓史
ほしをさがしに (講談社の創作絵本)ほしをさがしに (講談社の創作絵本)感想
流れ星を見たねずみは、願いをかなえてもらおうと、翌朝、探しに出かけます。すると見たことのない足跡が雪の上にありました。きっと星の足跡に違いない!跡をたどっていく内にりすやうさぎ、きつねにたぬき、おおかみ、いのしし、くまと、一緒に探す仲間が増えていきます。さてさて足跡の正体は?最後はポッと心が温かくなるお話でした。
読了日:02月03日 著者:しもかわら ゆみ
監察医が泣いた死体の再鑑定:2度は殺させない監察医が泣いた死体の再鑑定:2度は殺させない感想
上野さんの経験に裏打ちされた観察眼が凄いです。監察医としての信念?、うまく言葉がみつかりませんが、そういう強い思いをもって鑑定に臨んでいらっしゃる姿が素晴らしいです。人格者でいらっしゃいます。この本に登場する「兄の涙」が一番印象に残りました。妹の無念を晴らすために一人奮闘され、やっと上野さんに正しい鑑定をして頂けたのに、日本の制度に阻まれてやり遂げる事が出来なかった。どんなに悔しかった事でしょう。日本の警察や法医学者にもっとしっかりしてもらいたいと思いました。もしも自分だったら?と思うと堪らないです。
読了日:02月03日 著者:上野 正彦
りっぴさんと過ごした4012日  グループホームにやってきたあるセラピー犬との交流の物語りっぴさんと過ごした4012日 グループホームにやってきたあるセラピー犬との交流の物語感想
認知症の高齢者が暮らすグループホームにセラピー犬としてやってきたりっぴさん。とても頭が良くて優しくて素敵。認知症の影響で暴力的になったり、問題行動を起こしたりする高齢者に、いつも優しく接するりっぴさんに頭が下がります。ましてやわざと車いすで引かれて大けがをしたのに、それでもその人に寄り添いに行くその純粋さにはもう泣けてきました。りっぴさんだからこそ、その人の心の傷や寂しさがよーくわかっていたのですね。りっぴさんありがとう。お疲れ様でした。以前亡くなる方に付き添うオスカーという猫のお話を読んだ事があります。
読了日:02月02日 著者:加藤 恵美子
心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)感想
とてもきっちりとした性格の方だなあと感心しました。お若いのに、なんだか、考え方がとても大人で、私の方が恥ずかしいくらいでした。お母様がきちんとした性格でいらっしゃると書かれてあるので、お母様の教育が良かったのですね。又サッカーへの情熱は凄いものを感じました。こんなにも一途に打ち込める事があるなんてちょっと羨ましいかな。将来監督にきっとなられる事でしょう。
読了日:02月01日 著者:長谷部 誠

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