あれからまる8年

昨日、息子がS君宅へお参りに行ってきました。M君と一緒に。
あれからまる8年。
毎年欠かさずお参りに行っている息子ですが、実は、もうそろそろお参りに行かない方がいいのだろうか?と相談を受けていました。
お参りに行くたびに先方のご家族は、亡くなったご子息の事を思い出す事になります。
生きていればこんな風になっていたのかな?と息子たちを見て思われるかもしれません。
息子なりに気に病んでいたようです。
でも、私は「行った方がいいよ」と言いました。
私が先方のお母さんの立場だったら、息子の事を忘れずにいてくれることが嬉しいと思ったのです。
そしてそれは的中していました。
訪問する日の連絡を取り合っていた息子とS君のお母様。
偶然私が電話を受けたのでお話をしたのですが、S君のお母様は
「毎年忘れずに来てくれるのが嬉しい」と仰ってくださいました。


さらに今年は良い知らせがありました。
S君のお姉さまが丁度出産をされて里帰りをされていたのです。
S君のお宅にとってはなんて明るいニュースでしょう。
息子とM君はお供えと共に、出産祝いの品も購入して伺ったのでした。
天国のS君とS君のお兄様もきっと喜んでいらっしゃることでしょう。