2018年6月の読書記録と大阪北部地震

6月の読書記録を残しておきます。
6月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:4615ページ
ナイス数:2715ナイス

じゃりン子チエ (16) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (16) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
初っ端から「ヨド」「ヨド」という言葉が登場し、それって競馬場の事よね?(汗)と思っていたら、案の定淀にある京都競馬場の事でした。競馬の事を何も知らずに勘で番号を言ってアケミさんに馬券を買ってもらい、ツキまくったテツ。「その日の競馬は荒れまくっていた」で大笑い。結局テツは最後には…。テツのハチャメチャぶりとチエちゃんに今回も楽しませてもらいました。
読了日:06月28日 著者:はるき 悦巳
サヨナラおもちゃ箱サヨナラおもちゃ箱感想
読み始めた途端にしまったなあと困惑。主人公のリリコが苦手なタイプだったから。読み始めた以上仕方なく速く読み終わろうとズンズン読み進めました。確かに旦那のタコもだらしがないけれども、リリコのおもちゃ箱に対する異常なまでの執着に辟易しました。連れ去られた旦那を追いかけていき、本当に大切なものを知ったリリコ。おもちゃ箱のおもちゃたちとサヨナラ出来て良かったのかな。私には合わないお話でした。
読了日:06月27日 著者:谷山 浩子
時間もお金も上手に節約 ムダなし!冷凍庫活用ライフ時間もお金も上手に節約 ムダなし!冷凍庫活用ライフ感想
冷凍庫を活用する方法。菜っ葉類やコンニャクは冷凍出来ないと思い込んでいました。出来るのですね。そこが収穫だったかな。私も安い時に購入して冷凍して、1週間で使い切るようにしていますが、この本では1カ月を目処にしていたのでちょっと驚きでした。
読了日:06月27日 著者:島本 美由紀
必要なものがスグに! とり出せる整理術!必要なものがスグに! とり出せる整理術!感想
整理整頓が苦手な私。忙しいを理由にしてなかなか片づけをしない私。なので、作者の池田さんを尊敬します。ちゃんと自分で考えて必要なものをすぐに取り出せるように片づけられたのですから。やり方もわかるし、しなければならないこともよーくわかっているのですが、片づける段階でいったんグッチャグッチャになるのが困るので手を付けられずにいます。自分ひとりならば出来るのですが、家族がいるとなかなか思うようにはいきません。自分なりに少しずつやるか、連休を利用してやるしかないなあと思った次第です。
読了日:06月26日 著者:池田 暁子
死ぬまでに行きたい世界の仰天スポット100 (中経の文庫)死ぬまでに行きたい世界の仰天スポット100 (中経の文庫)感想
世界の仰天スポット。他の本で見たことのあるものもありましたが、仰天するようなスポットが世界にはあるものですね。良いなあと思うものあれば、絶対行きたくない!(笑)と思えるような場所もありました。でも基本的には日本が好きなので、世界のそういう素敵な所がこういう本か映像で見られればそれで満足です。
読了日:06月25日 著者:トリップアドバイザー
ガクの絵本ガクの絵本感想
カヌー犬ガクの事を絵本にしたもの。ガクの立場を中心にした童話のような感じです。映画にもなったのですね。【戌年に犬本を読もう】21冊目
読了日:06月24日 著者:和田 誠
ママのおなかをえらんできたよ。ママのおなかをえらんできたよ。感想
胎内記憶や生まれる前の記憶を持ったお子さんがいるという事は話には聞いていましたが、結構な数のお子さんが覚えているものなのですね。かくいう私も磨りガラスの向こう側がオレンジや赤や暖色系の色がついていて綺麗だったのを覚えています。それが胎内記憶なのかどうかはこれまで気にしたこともありませんでしたが、もしかしたらあれがそうだったのかな?とこの本を読んで思いました。ただこの本のように具体的ではありませんが…。でも自分で親を選んで生まれてきたというのはなんとなくわかります。

読了日:06月24日 著者:池川 明
アンマーとぼくらアンマーとぼくら感想
不思議なお話でした。リョウが3日間過ごしたおかあさんとの時間は、おかあさんの希望を沖縄の神様が叶えてくれたものだったのだろうか?それともリョウの思いを叶えてくれたものだったのだろうか?その両方?不幸な環境で育ったせいでいつまでも子供だった父親。こんな父親迷惑だなあと思いながらも、憎めないという点では納得。
読了日:06月22日 著者:有川 浩
一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント一年一組せんせいあのね―詩とカメラの学級ドキュメント感想
子供たちの詩に笑わされました。良かったです。ただ、「ぼくだけほっとかれたんや」は衝撃的でした。いつの世にもこんな親が存在するのですね。あおやま君が健気でギューッと抱きしめたくなりました。そして、よしはらきよみさんの「かじ」も切なかったです。延焼して自宅を失ってしまったきよみちゃんの生活が激変した様子が詩に綴られていきます。この詩を書いた子供たちはどんな大人になったのだろう?気になります。
読了日:06月21日 著者:
3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)3月のライオン 11 (ジェッツコミックス)感想
図書館でやっと順番が回ってきました。とりあえず川本家の父親問題は終息したようですが、不気味な人でしたね。あかりさんが可哀想でした。「ファイター」良かったです。桐山君の隣はいつも空席。悲しい事だけれども、今は違う。良かったなあと心から思えました。
読了日:06月19日 著者:羽海野チカ
うちのトコでは5うちのトコでは5感想
5巻目。「青い目の人形」は悲しかった。「答礼人形」を戦時中もアメリカが飾ってくれていたなんて、嬉しかったです。日本では青い目の人形を敵とみなして竹やりで突いたりしていたのに…。それでも心ある人が青い目の人形を隠して守ろうとした事は、誇りに思います。
読了日:06月19日 著者:もぐら
ほしいものはなんですか?ほしいものはなんですか?感想
普通の人々の普通の日常生活が描かれてあるのだけれども、子供目線での疑問など、なかなか真実をついていて面白かったです。独身女性の悩み、家庭の主婦の悩み、それもモヤモヤとした悩み。「ほしいものはなんですか?」と尋ねられたら、率直に答えられるか?というとちょっと難しい。ハッキリとこれ!とは言えない。そして普通ってなんだろう?と思ってしまう。地震があったから余計に。
読了日:06月17日 著者:益田 ミリ
うちのトコでは4うちのトコでは4感想
4巻目となりましたが、飽きません。面白かったです。同じ言葉なのに、県によって全く逆の意味になるなんてちょっと誤解どころではすまないなあと思いました。一番笑えたのが「丁寧語は丁寧なのか」京都が言った京ことばを東京が標準語にして喋ったら、全くの嫌味にしか聞こえなくてお腹を抱えて笑ってしまいました。京ことばってやっぱり雅ですね。山梨・佐賀・福岡・広島・岡山の地方病との戦いは読みごたえがありました。原因そして感染経路が分かるまでの大変な努力、頭が下がります。撲滅できて良かった。
読了日:06月14日 著者:もぐら
恋するおむすび "ごえんむすび"の作りかた (エイムック 2981)恋するおむすび "ごえんむすび"の作りかた (エイムック 2981)感想
おむすびって日本のソウルフードですよね。写真を見てるだけで幸せな気分になりました。美味しそうなおむすびたちでした。
読了日:06月13日 著者:
うちのトコでは3うちのトコでは3感想
相変わらず、いろんなエピソードに笑わせて頂きました。県民性って面白いですね。特に京都と東京のやり取りには「わかるわかる!」と大笑いしてしまいました。京都と大阪のやりとりもよ〜く分かるので面白かったです。石見銀山世界遺産登録までの道のりがそんなにも大変だったとは知りませんでした。
読了日:06月13日 著者:もぐら
カヌー犬・ガク (小学館文庫)カヌー犬・ガク (小学館文庫)感想
カヌー犬、ガクとの出会いから亡くなるまでのエピソードが抜粋されて書かれてありました。ガクはとても男らしい犬だったのだなあと思いました。そして自由に過ごせて幸せな犬生だったのではないかと思います。ただ、ウリボウを食べる為ではなく、ゲームとして殺す場面はちょっと許せなかった。命をなんだと思っているのだ!と憤ってしまった。ガクが悪いのではない。なぜそれを止めなかったのか!と人間の方に憤ったのだ。そこだけが残念だった。【戌年に犬本を読もう】20冊目
読了日:06月12日 著者:野田 知佑
ジャンとナナジャンとナナ感想
猫の写真と詩。「わたし」目線と「僕」目線。やがて「ふたり」となり、「わたし」と「僕」は未来に向かっていく。ような意味の言葉が並ぶ。猫の写真は好きですが、詩はちょっとついていくのが難しかったです。
読了日:06月10日 著者:谷崎 水紀
おそとがきえた!おそとがきえた!感想
大きな町の大きな建物の間の小さな家で暮らしていたチラさんというおばあさんとねこちゃん。住宅当選を願って葉書を出し続けついに当選します。お引っ越し先はとても遠くて、だんだん不安になっていくチラさんとねこちゃん。すっかり暗くなってからついた為、外の様子を知らずに寝入ってしまいます。ところが、翌朝窓の外に広がっていた景色は素敵な世界でした!良かったあと思いました。
読了日:06月10日 著者:角野 栄子
わすれたって、いいんだよわすれたって、いいんだよ感想
「おばあちゃんのたんじょうびはいつ?」と尋ねても「わすれてしまったさー」と答えてくれなかったおばあちゃん。それには戦争中のとても悲しい出来事がかくされていた。やがておばあちゃんは物忘れをするようになり、皮肉にもそのおかげで、おばあちゃんがなぜ自分の誕生日を喜べないのかが分かる。こちらも戦争とは無縁ではないお話。本当に平和な世の中になってほしい。
読了日:06月10日 著者:上條 さなえ
いきのびる魔法―いじめられている君へいきのびる魔法―いじめられている君へ感想
「いきのびる魔法」も良かったけれども、「うつくしいのはら」の方がとてもインパクトがあった。「いきのびる魔法」は息子がイジメにあっていた時の事を思い出した。このお話と同じで、学校が全てではないと息子に教えるために別世界へ放り込んだ。息子はそこで楽しく過ごす事が出来たし、度胸もついた。あれで良かったと今も思っている。「うつくしいのはら」はとても胸が苦しくなった。どうか戦争のない世の中になってほしいと強く思った。
読了日:06月10日 著者:西原 理恵子
じゃりン子チエ (15) (双葉文庫―名作シリーズ)じゃりン子チエ (15) (双葉文庫―名作シリーズ)感想
14巻が図書館で館外持ち出し禁止の為、諦めて15巻を借りました。14巻でお化け屋敷でなにやら騒動があったようなのですが、それが分からないのがちょっと残念でした。でも、相変わらずのテツのハチャメチャぶりとチエちゃんの非日常の世界を楽しませてもらいました。
読了日:06月09日 著者:はるき 悦巳
ウオッカ物語~競馬史に残る美しき名牝~ (廣済堂・競馬コレクション) (廣済堂競馬コレクション)ウオッカ物語~競馬史に残る美しき名牝~ (廣済堂・競馬コレクション) (廣済堂競馬コレクション)感想
表紙を見ても分るように美しい馬です。ウオッカは仔馬の時からやっぱりどこか人を惹きつける美しさがありますね。そして賢かったのですね。学習能力の高さ故に負けたレースの事も書かれてありました。命を削って出走していた事も分かりました。馬も騎手も命がけだからこそ、いつもその無事を祈らずにはいられません。今は繁殖牝馬としてアイルランドで過ごしていますが、お役目を終えたら、いずれ日本に帰ってきて日本でゆっくり余生を送ってほしいなあと思いました。
読了日:06月08日 著者:島田 明宏
月刊flowers(フラワーズ) 2018年 07 月号 [雑誌]月刊flowers(フラワーズ) 2018年 07 月号 [雑誌]感想
勿論『ポーの一族』目当て。時は2016年。まさかの現代。そしてアランがそんなことになっていたなんて!と衝撃の連続でした。はたしてファルカの説得を振り切って行ったエドガーの選択が吉と出るか、凶と出るのか?次回が待ち遠しいです。
読了日:06月07日 著者:
聞け、“てるくはのる”よ聞け、“てるくはのる”よ感想
京都で起きたこの事件は衝撃的でした。突然命を奪われた俊希君。そして我が子を突然失ったご両親と弟を失ったお姉ちゃん。平和な家族を壊したこの事件の犯人は身勝手な自殺をして自ら幕を下ろす。罪を償うこともせずに…。犯人の遺族が謝罪に訪れた時の記述にも違和感を感じた。普通謝罪に行くのにきちんとした格好をしないだろうか?デニムのパンツで謝罪に来られてもと思ってしまった。こういってはなんですが、そんな家族だから犯人のような人間が育ったのだと思わざるを得ません。私の偏見でしょうか?義父の事故の犯人と家族とよく似ています。
読了日:06月06日 著者:中村 聖志,中村 唯子
メンタルが強い人がやめた13の習慣メンタルが強い人がやめた13の習慣感想
メンタルが強い人がやめた13の習慣。私に当てはまるものは「自分を哀れむ習慣」「自分の力を手放す習慣」「現状維持の習慣」「どうにもならないことで悩む習慣」「リスクをとらない習慣」「過去を引きずる習慣」「同じ過ちを繰り返す習慣」「一度の失敗でくじける習慣」「すぐに結果を求める習慣」の9つがありました。9つもあるのかあとちょっとショックでした。でも、だからこそ、全然メンタルが強くなれないのだとも思いました。いっぺんに全部をやめる事は出来ないけれども、少しずつ改善していこうと思います。
読了日:06月05日 著者:エイミー・モーリン
不思議で美しいミクロの世界不思議で美しいミクロの世界感想
まさにタイトル通りの不思議で美しいミクロの世界でした。おどろおどろしいものもありますが、以外に美しかったです。単純にその正体をしらなければ…(^_^;) 正体を知って驚くものもありました。砂粒が面白かったです。人の目には砂にしか見えないけれども、ミクロではいろいろな形や素材のものが混じって砂を形成しているのがよくわかりました。ビタミンCも美しかったです。
読了日:06月04日 著者:ジュリー・コカール
おひさまと、朝ごはん。―和定食からブランチまで、太陽の恵みいっぱいの素材を楽しむ毎朝レシピ (MARBLE BOOKS―daily made)おひさまと、朝ごはん。―和定食からブランチまで、太陽の恵みいっぱいの素材を楽しむ毎朝レシピ (MARBLE BOOKS―daily made)感想
和風から洋風まで、美味しそうな朝ご飯のレシピ。スープやスイーツ、ドリンクのレシピもあります。朝だけではなく、お昼ご飯や食欲のない時にも応用できそうです。
読了日:06月03日 著者:星谷 菜々
牙なしゾウのレマ牙なしゾウのレマ感想
象牙を取る為だけに象を殺す。密漁だ。象牙を欲しがる人が存在するからいけないのだ。子供向きに書かれた絵本ですがとても悲しいお話です。ただ牙を取るだけに殺すその残酷さ。でも貧しさから抜け出す方法をみつけなければ何も解決できない。鹿の角みたいに生え変わるわけではないし、とても固いから殺して奪っていく。密漁者が憎いけれども、根本的な事を解決しない限り、繰り返されるのかと思うと辛い。「いつか、この地球で、人間と平和に暮らしていける日がやってくるように」作中のレマの言葉。
読了日:06月03日 著者:

読書メーター


6月18日の朝の地震には驚きました。
突然大きな縦揺れに襲われ、事務所で夫と顔を見合わせて「地震や!」と叫ぶのが精一杯。
机にしがみついていました。
縦揺れの後に横揺れがやってきて徐々におさまっていきました。
それにしても揺れた後で緊急地震速報が鳴ったので、思わず携帯電話に向かって「遅いわ!」と愚痴ってしまいました。
何の心の準備もないままに激しい揺れに襲われて動揺してしまいました。
身体が震えました。
事務所にはテレビがないので、インターネットで情報を集めるしかなく、息子に調べてもらいました。
実家へもすぐに電話したのですが、なかなか繋がりませんでした。
でもほどなく繋がり、父と話す事が出来ました。
大阪北部が中心の地震でしたので、うちの界隈は被害はありませんでした。
ただ、小学生の女の子がブロック塀の下敷きになった事は、許せませんでした。
うちも建設業の端くれなので、あの違法建築をなぜほっといたのか? 3年前に防災アドバイザーの指摘を受けながらいい加減な調査しかせずに、安全だと判断するとはいったいどういう事なのか?
怒りがおさまりませんでした。
ほっといた人たちに言いたい。
女の子をご家族の元へ生きて返してやってください。
それだけです。


その後余震もあり、大雨もあり、被災地と被災者の方々が心配でした。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして早く被災地が復旧して元の生活が戻ってくることを願います。