2018年11月の読書記録と骨折

11月の読書記録を残しておきます。
コミックや写真集を中心に読んだので、先月よりも冊数が増えました。


11月の読書メーター
読んだ本の数:21冊
読んだページ数:4377ページ
ナイス数:2428ナイス

「今すぐできない!」自分を変える本―もう先送りしない6つのトレーニング「今すぐできない!」自分を変える本―もう先送りしない6つのトレーニング感想
目新しい事はなにもありませんでした。既に実行している事ばかりで、もう一度再確認をしたような感じです。このまま続けていけば、いつか道は切り開かれるのかな?何年続ければいいのだろう?こんなに疲れているのは、本当はちゃんと実行出来ていないからなのかな?自問自答しながら見直してみます。
読了日:11月26日 著者:斎藤 茂太
だけど、くじけない 子どもたちからの元気便だけど、くじけない 子どもたちからの元気便感想
2011年9月から12月までの南相馬宮古、仙台、いわきの子供たちの写真と言葉。あんな恐ろしい目にあった子供たちだけれども、写真のなかの瞳は輝き、笑顔が素敵だった。でも、子供たちの言葉を読むと胸が痛んだ。幼くして命の大切さや人々の温かさに触れ、将来に希望を持つ言葉に、なんて子供たちって強くてたくましいのだろうと思った。亡くなった身内に語りかける言葉もあり、それが決して悲観的ではない所に泣きそうになりました。
読了日:11月26日 著者:長倉洋海と東北の子どもたち
地球(テラ)へ… (3) (中公文庫―コミック版)地球(テラ)へ… (3) (中公文庫―コミック版)感想
ミュウはジョミーを中心にまとまり、新世代のトォニイたち9人の子供たちの手を借りて着実に地球へ近づいていく。そして地球のマザーはジョミーと対面することをキースに告げる。マザーとの戦いは壮絶。ジョミーもキースも不幸だ。でも、道は切り開かれた。ラストには希望が見える。
読了日:11月25日 著者:竹宮 惠子
地球(テラ)へ… (2) (中公文庫―コミック版)地球(テラ)へ… (2) (中公文庫―コミック版)感想
ミュウたちの中で、地球への思いが強い長老世代とナスカという安住の地で暮らしたいと望み始めた若い世代との間で衝突が起こる。占い師フィシスはそんなナスカの不穏な未来を見る。そしてナスカは発見され攻撃される。ジョミーとキースの出会い。不幸な戦い。そして再び地球(テラ)へ向けて旅立つ決心をするミユウたち。地球のシステムこそが本当に敵だと定めて。ミュウと人間は共存できないのか?人間同士が争っている現代も又同じようなもの。お互いを認め合い譲り合える事が集団となると出来ない人間の愚かさを感じずにはいられない。
読了日:11月25日 著者:竹宮 惠子
絵本「旅猫リポート」絵本「旅猫リポート」感想
図書館に予約してあったのですが、小説よりもこちらの方が先に順番が回ってきました。猫のナナ目線で書かれた、サトル君とナナの旅のお話。ナナはサトル君が本当に好きなのですね。旅の終わりが近づくにつれて、サトル君がナナを手放さなければならない理由が分かった時は辛かったです。そういうことだったのかと。猫と人間のとても優しいお話でした。
読了日:11月24日 著者:有川 浩
地球(テラ)へ… (1) (中公文庫―コミック版)地球(テラ)へ… (1) (中公文庫―コミック版)感想
地球が死に瀕している未来世界。14歳になったジョミーはソルジャー・ブルーの後継者としてミュウの仲間に迎え入れられる。最初はミュウを化け物呼ばわりして交わろうとしないジョミー。けれどもソルジャー・ブルーから願いを託されミュウたちの指導者となる。地球(テラ)へ向けて皆を導いていくために。一方マザー(機械)の申し子ともいうべき存在、キース・アニアンは確実にエリートへの道を歩み始める。ESPと人間はSF界の永遠のテーマのように思える。自分と異なる者を排除しようとするのは今の地球でも起こっている。悲しいこと。
読了日:11月23日 著者:竹宮 惠子
奇界遺産2奇界遺産2感想
奇界遺産と同時に図書館へ予約したらこちらの方が先に順番が回ってきました。中には知っているものもありましたが、人間のする事って確かに外から見たら奇怪に見えるものが多いですね。でもその種族の人たちにとっては大切な儀式だったり、作った本人にとっては意味のある事なのだと思います。チェルノブイリの廃墟にはぞっとしたし、さらにチェルノブイリの卵というものがあることを知って、なんだかとても恐ろしくもあり、哀しくもありました。
読了日:11月22日 著者:佐藤 健寿
みつえばあちゃんとボクみつえばあちゃんとボク感想
みつえさんとお孫さんとのかかわりを描いた作品。お孫さんも又ゆういちさんと同じでとても優しい方ですね。みつえさんとのやりとりが面白いです。孫のまーくんが、みつえさんとご主人との長崎弁の会話がさっぱりわからないところは私も同じで、約を読んでそういうことか!と(笑)まーくんが祖父母を天使だと思うところも可愛いです。ゆういちさんと同じでまーくんも時を超える場面があって、数々のエピソードにしんみりしたり、笑ったり、涙したり、面白かったです。
読了日:11月19日 著者:岡野雄一
ペコロスの母の玉手箱ペコロスの母の玉手箱感想
みつえさんが亡くなられるまでのお話。こちらの方が先だったのですね。順番を逆に読んでしまいました。相変わらずゆういちさんは優しくて、素敵なエピソードの数々に心が揺さぶられました。とくにお母様に胃ろうをするかどうかで悩まれている場面は辛かったです。悩みますよね。ゆういちさんが描かれる、お母様やお父様や亡くなられた方々との、あの世とこの世との交流は、きっとあるだろうなあと思います。温かくて優しくて素敵な世界。介護をされている方々の気持ちに寄り添い、包み込んでくれるゆういちさんの作品の世界に感謝です。
読了日:11月19日 著者:岡野 雄一
ネコになってしまえばいいネコになってしまえばいい感想
確かにネコのように自由に生きられたら、人生楽しいかもしれませんね。今、足は骨折するわ、仕事は忙しいわ、なのに家族に迷惑をかけるわで落ち込み気味でしたが、この本のネコたちの可愛らしさと数々の言葉に救われました。「周りの人に感謝。周りのものに感謝。それ以上に今日まで生きてきた私に感謝」という言葉に救われました。他にも癒されたり勇気を貰ったり、沢山の言葉がありました。
読了日:11月18日 著者:心屋仁之助
決定版 日本の野鳥「羽根」図鑑決定版 日本の野鳥「羽根」図鑑感想
色々な野鳥の羽根の図鑑。とても丁寧に観察されて描かれてあります。なかなか手に入らない貴重な羽根もあり、苦労されていらっしゃいます。一枚一枚、各部位によって羽根の形が違っているし、色も鮮やかなものから地味なものまで様々です。いつも観察している雀の羽根も載っていました。お気に入りはオナガの羽根。とても綺麗な色で私好みの色でした。
読了日:11月16日 著者:笹川 昭雄
6歳のお嫁さん 亡き娘から託された「いのちの授業」6歳のお嫁さん 亡き娘から託された「いのちの授業」感想
6歳のお嬢さんを癌で亡くされたお父様の、『いのちの授業』について書かれた作品。お嬢さんを亡くされた後、自分に出来ることは命の大切さを伝えることと心に決めて、会社を退職されてまで活動を始められたなんて凄いです。そしてそれをあっさり受け入れて支えてくださった奥様も凄い方です。印象に残ったのは保育園児たちに『いのちの授業』を行った場面です。小さな子供たちにもちゃんと伝わるのですね。後辛かったのは虐待を受けてきた子供たちには伝わらない場面でした。児童虐待はなくなるように早急に対策をとってもらいたいです。
読了日:11月15日 著者:鈴木 中人
松下幸之助日々のことば―生きる知恵・仕事のヒント松下幸之助日々のことば―生きる知恵・仕事のヒント感想
松下幸之助さんの経営に対する強い思いがよく分かりました。命がけで仕事と向き合ってこられたのだなあと。言葉の端々に、その強い思いが感じられます。経営だけではなく、人として社会人としての生き方についても述べられています。本当に経営の神様と呼ばれた意味がよく分かりました。
読了日:11月11日 著者:松下 幸之助
日の鳥 2日の鳥 2感想
東日本大震災の2年8か月後からの雄鶏(日の鳥)の旅の様子。少しずつ復興していくけれども、がれきが残っている箇所もまだまだたくさん登場します。妻を求めての旅路は相変わらず寂しさ半分面白さ半分でした。「できれば3巻までついて来ていただきたい」というセリフがあるので、次巻に期待したいです。
読了日:11月08日 著者:こうの史代
日の鳥日の鳥感想
東日本大震災後の各地を雄鶏の主人公が妻を探して旅する。彼の言葉の端々に妻への愛情と恐れ(笑)が感じられて思わずクスッと笑ってしまいました。雄鶏の「妻の足跡を求めてもう二年経つ 妻よ わたくしはもうお前の声も忘れそうだよ 妻よ今日ほど お前と話したいと思った日はないよ」のセリフが心に沁みてしんみりしたと思ったら続きの「この岩のへこみは鬼の手形だそうだよ これ本当は絶対お前の鳥キックの跡だよね」というセリフで笑ってしまうという具合です。いったいどんな妻なのかとても気になりました。
読了日:11月07日 著者:こうの史代
ペコロスの母の忘れ物ペコロスの母の忘れ物感想
面白いというと語弊があるかもしれませんが、雄一さんとお母様とのやりとりが面白くてつい笑ってしまいます。ただ、お母様、亡くなられたのですね。お母様の若き日の苦労されている場面ではしんみりとしてしまいました。お父様のお酒を飲んでの暴力には腹が立つこともありましたが、心に深い傷を負っていらっしゃったのですね。あの世とこの世の境目ってどこなんでしょうね。この本の中では境目なんてなくて行ったり来たりする亡くなられた方の姿がありました。さらに過去にまで現れたりして不思議でした。
読了日:11月06日 著者:岡野 雄一
くらべる日本 東西南北くらべる日本 東西南北感想
今回もいろいろな発見があって面白かったです。定食のお味噌汁の位置が関西と関東では違っているのですね。知りませんでした。道路の止まれの文字も大阪と東京で違うとはっ!かまぼこ板も種類が違うのですね。吊皮の形も違うとは、本当に知らない事がたくさん。北海道の百人一首カルタには驚きました。いろんな文化の違い、本当に面白いです。写真で見比べられるのがやっぱりいいですよね。
読了日:11月05日 著者:山出 高士,おかべ たかし
黒ねこもふ。黒ねこもふ。感想
黒猫、実は大好きなのです。魅力的だと思いませんか?黒猫のマルちゃんの写真集。もう可愛すぎてたまりませんでした。
読了日:11月04日 著者:
ネコへの恋文ネコへの恋文感想
岩合さんのネコの写真集。犬と仲の良いネコたちの姿も。可愛らしいネコたちに癒されました。
読了日:11月04日 著者:岩合 光昭
ニューヨークの看板ネコニューヨークの看板ネコ感想
ニューヨークで暮らす自由なネコたち。だって平気でお客さんにネコパンチをしたり引っ掻いたりする仔がいるんですもの。個性的な顔立ちの仔が多かったです。表紙の本屋で暮らすタイニー、なかなかの目力で気に入りました。勿論フレンドリーなネコも多く紹介されていました。
読了日:11月04日 著者:仁平 綾
興奮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-1))興奮 (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 12-1))感想
面白かったです。オーストラリアの牧場主だった主人公ダンがイギリス競馬の理事にスカウトされて、イギリスの競馬の不正を暴くお話。前作2作と同じでディック・フランシスらしいハラハラドキドキさせてくれるお話でした。そして馬への愛に溢れていました。馬を虐待する人間は絶対許せません!それにしてもラストには驚きました。そうきましたか!(笑)引き続きこのシリーズを読んでいこうと思います。
読了日:11月02日 著者:ディック・フランシス

読書メーター


ドジを踏んで実は11月に骨折しました。

 

左足小指の中骨(足の甲の所)と肋骨。
足はギブスをつけ、肋骨の方はバストバンドを着けています。
足の方は痛みがほとんどなくなりましたが、肋骨はまだまだ痛くてしんどいです。
鎮痛剤が効く時と効かない時があります。


いつもいつも追い立てられるように焦って毎日を送っていたので罰が当たったのだと思います。
もっと落ち着いて行動しなさいという、私への戒めだと思います。
年末に向けて忙しい時に家族に迷惑をかけてしまい、申し訳ないです。
どうぞ、皆様もお気を付け下さい。