2020年8月の読書記録

9月は色々ありすぎて、8月の読書記録を上げるのがすっかり遅くなってしまいました。

 

 8月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:3402ページ
ナイス数:2002ナイス

霊感検定 春にして君を離れ (講談社文庫)霊感検定 春にして君を離れ (講談社文庫)感想
今回は人間の厭らしさに腹がたった。安田といい、夏目を悪く言う人たちといい、霊よりも人間の方がやっかいかもしれない。清貴がひょっとしたら?という終わり方、凄く気になる!
読了日:08月29日 著者:織守 きょうや
霊感検定 心霊アイドルの憂鬱 (講談社文庫)霊感検定 心霊アイドルの憂鬱 (講談社文庫)感想
心霊スポットに撮影の為に行くというアイドルを守る為に協力する事になった修司たち。ストーカーや悪霊やらで大変だったけれども、ラストは胸にじんわりと温かいものが広がった。肉親の愛情の強さ。修司たち皆優しい。空をめぐっての修司と晴臣とのやり取りは笑える。霊感がないはずの馬渡先生がなぜ心霊研究会を作ったのか?その理由を知った時、驚くと共に納得もした。素敵な関係だと思う。
読了日:08月27日 著者:織守 きょうや
霊感検定 (講談社文庫)霊感検定 (講談社文庫)感想
大阪から転校してきた修司は実は霊が見える事を隠して生きてきた。生活費は自分で稼がないといけない為、アルバイトをしていたがそこで拾ってしまう。そのことがきっかけで高校の心霊研究会に巻き込まれてしまった。同じように視える仲間が出来て、良かったのかもしれない。第四章の話は良かった。傍から見れば笑える図なのだが、ユカちゃんがそれで満足してくれたのならば、修司たちも良かったのではないかと思う。
読了日:08月25日 著者:織守 きょうや
パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)感想
元警察犬のマサの視線で語られる物語。今は蓮見探偵事務所で加代子の相棒を務めているマサ。犬だけれども、人間の言葉や行動や心理まで理解していて凄すぎる。そして物語自体はとても哀しいものでした。子供たちが哀れです。
読了日:08月23日 著者:宮部 みゆき
ともに戦える「仲間」のつくり方ともに戦える「仲間」のつくり方感想
ビズリーチの創業者、南氏の著書。いかにしてビズリーチを軌道に乗せたのか。そこには心強い仲間の存在がありました。自分の夢を語り続け、賛同してくれる仲間を見つけていく。凄く幸せな事だと思いました。彼が若いからこそ、若くて有能な人々が集まったのでしょうね。私にはもうそこまでの体力も気力もありません。もっと若い頃に彼のように、自分の気持ちを周囲にぶつけて、勉強して努力していれば、と思ってしまいました。今、共に戦える仲間は家族しかいません。家族を大切にしようと思います。
読了日:08月20日 著者:南 壮一郎
([お]12-2)みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙 (ポプラ文庫 日本文学)([お]12-2)みつばの郵便屋さん 先生が待つ手紙 (ポプラ文庫 日本文学)感想
今回もほんわかした気持ちになりました。ミスをした後が大事。その通りですね。今更ながら肝に銘じました。そしてトラブルメーカーの谷さんの登場。秋宏が谷さんにはっきりものを言ったことで、かえって距離が縮まりましたね。悪い人ではないのだけれども、私は苦手なタイプです。秋宏を尊敬します。春行と百波にもこの先の明るさが伺えます。
読了日:08月17日 著者:小野寺 史宜
これは経費で落ちません! 5 ~落としてください森若さん~ (集英社オレンジ文庫)これは経費で落ちません! 5 ~落としてください森若さん~ (集英社オレンジ文庫)感想
スピンオフ。4巻を読んでから時間が経ってしまっていたので、思い出しながら読んだ。真夕ちゃん可愛い。山崎柊一にそんな特技があったとは!平松由香利、忘れかけていたので思い出せて良かった。そういうことだったのね。男性社員の仕事での女性蔑視の厭らしさが本当に嫌で仕方がなかった。でも希梨香が大逆転してすっとした。勇さんは織子にいいようにされているなあと思った。沙名子はやっぱり沙名子だなあ。
読了日:08月16日 著者:青木 祐子
兵隊さんに愛されたヒョウのハチ兵隊さんに愛されたヒョウのハチ感想
この本を知るまでハチの事は知りませんでした。中国にいた部隊の成岡さんが野生の豹の子供を保護して、部隊で世話をしたら、すっかり懐いてしまったなんて驚きです。人を信じ切っていたからこそ、その後のハチの悲劇が胸に突き刺さります。戦時下、動物園の動物たちがどんな目にあったかは知っていましたが、ハチも又同じだったのですね。剥製になったハチは今も皆に戦争の悲惨さを伝え、決して二度と戦争をしてはいけないと、警鐘を鳴らしているのでしょう。
読了日:08月15日 著者:祓川 学
耳鳴り、難聴、めまいは耳キワさすりでよくなる!耳鳴り、難聴、めまいは耳キワさすりでよくなる!感想
ストレス性の耳鳴りが少しでもましになればいいなあと思って読みました。目をよくするためにも耳のツボを刺激する事を本で学びましたが、やはり、こちらも基本的には耳のツボを刺激する事によって改善をはかる方法が書かれてありました。目も耳も全身と繋がっているのだなあと改めて思いました。目の方と一緒に耳もこちらの方法を試してみようと思います。
読了日:08月14日 著者:内田 輝和
こどもホスピス―限りある小さな命が輝く場所こどもホスピス―限りある小さな命が輝く場所感想
ホスピスと聞くと手の施しようのない患者さんが最後を過ごす所と思いがちですが、こどもホスピスは違います。難病の子供たちが親や兄弟や祖父母などの家族や他の難病を抱えている子供たちやその家族、子供たちの願いを叶えるために力を貸して下さる方たちが楽しく過ごす場所。病院で辛い治療に耐え続けている子供たちが社会と繋がる場所です。子供たちが子供らしく振舞う事の出来る子供たちの大切な居場所です。お子さんを難病で亡くされた著者が奔走されて作ろうとされているこどもホスピス。もっと日本にも増えてほしい。
読了日:08月07日 著者:田川 尚登
ねこ背が治って心も体も強くなる! : 全身の疲れがとれて「いいこと」いっぱい! (王様文庫)ねこ背が治って心も体も強くなる! : 全身の疲れがとれて「いいこと」いっぱい! (王様文庫)感想
本当にこれで猫背が治るのかな?半信半疑ですが、一応やってみます。先日読んだ視力回復法の本でも酸素不足とあったのですが、この本でも酸素不足について触れられてありました。普段の呼吸では実はちゃんと呼吸できていなかったとは。。。とにかく頭痛が治って姿勢が良くなるのならば藁をも掴む思いでやってみます。
読了日:08月05日 著者:小池 義孝
しあわせになった猫 しあわせをくれた猫しあわせになった猫 しあわせをくれた猫感想
タイトル通り、幸せになった猫や幸せをくれた猫たちが登場。猫も自分が産んだわけでもないのに、子猫を育てる事がるのだと感動しました。なんて優しい。傍に置いてもらいたくて崖を上ってきた猫にも胸が熱くなりました。なんと健気な。。。やっぱり猫は可愛い。
読了日:08月03日 著者:佐竹 茉莉子
丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。3 (角川文庫)丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。3 (角川文庫)感想
シリーズ3作目。次郎の遠い親戚で強烈な個性の持ち主の玲奈が登場。澪と張り合うことに。別に張り合わなくていいのになあと思った。だって玲奈も澪もおのおの凄い能力を持っているわけだし、その力を合わせればいい方向へ進むのになと思ったから。ラストはちょっとその兆しが感じられてよかった。次郎の兄の一哉の足跡を求めて皆で調査するけれども謎は深まるばかり。次郎と高木さんと一哉さんの巻末のエピソードを読む限り、一哉が良くない事に手を染める人間には思えない。続きが気になります。
読了日:08月02日 著者:竹村優希

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