2013年8月の読書記録

8月の読書記録を残しておきます。
『夏』にちなんだ作品を主に読もうと決めて読み始めたのですが、『夏』に関係があった本は3冊だけでした。
『しあわせのパン』も入れるとしたら、4冊かな。
ま、いいか。
どれも皆良い作品でした。


『しあわせのパン』はモデルとなったカフェがあります。
こちらです↓
http://tabelog.com/hokkaido/A0108/A010801/1037647/
http://blogs.yahoo.co.jp/hokkaido131313/54350069.html
http://azzurro011.blog105.fc2.com/blog-category-10.html
洞爺湖畔にあるカフェ『ゴーシュ』さんです。
こちらのカフェも、いつか行ってみたいです(*^_^*)



2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1557ページ
ナイス数:243ナイス

コンパニオンバード No.19: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)コンパニオンバード No.19: 鳥たちと楽しく快適に暮らすための情報誌 (SEIBUNDO Mook)感想
お悩みQ&Aが役に立ちました。爪切りが大変だったのですが、保定の仕方が写真付きで説明されていてよくわかり、助かりました。ヨウムの特集が載っていて、ヨウムの魅力がよくわかり、飼ってみたくなりました。でも、50年も生きるとの事なので、自分の寿命と競争になりそうなので、ちょっと無理かな?(^_^;)
読了日:8月30日 著者:
しあわせのパン (ポプラ文庫)しあわせのパン (ポプラ文庫)感想
とても心に響いた。二人なのに一人は寂しい。それはたまらなく寂しいと思う。水縞君はその寂しさを抱えながら辛抱強くりえさんを見守り待ち続けた。辛かったと思うけれど最後には水縞君の思いが通じて本当に良かった。りえさんが『マーニ』を見つけられて良かった。カフェマーニに訪れる人達も個性的で素敵な人達だ。こんな素敵なカフェが近くにあったら良いのになあ。エピローグに登場する岸田さんとりえさんとの関係がよくわからないのがちょっと残念。でもしっかり『水縞りえ』と書いてあってほっとした。きっと幸せなんだろうなあと思えたから。
読了日:8月28日 著者:三島有紀子
フライ、ダディ、フライ (The zombies series (SECOND))フライ、ダディ、フライ (The zombies series (SECOND))感想
面白かった。ごく普通のサラリーマンだった鈴木さんが、ある事件をきっかけに娘から拒否されることに。娘や妻との信頼関係を取り戻すために奮闘するお話。鈴木さんに協力する男子高校生達がとても個性的で、とても爽やかで、ステキな仲間(友達)だなあと思う。こんなステキな仲間がいる関係がちょっと羨ましい。彼らの友情がずっと続きますように。現実にはありえないのだけれども、痛快で面白くて、病院の待合室で読んでいたのだが笑いをこらえるのに必死でした(苦笑)
読了日:8月21日 著者:金城一紀
夏の魔法夏の魔法感想
15年ぶりに再会した父と息子がお互いに成長し絆を取り戻す物語。現代の若者が【幼い】という点は私もそう思っていたから納得しながら読めた。牧場の牛をペット扱いする息子の気持ちもわからなくはないが、BSE騒動で子牛を連れて逃げる件はちょっと考え方が幼すぎる。でも人間は失敗する生き物だ。失敗から学ぶ事は大きい。牛に限らず、豚でも鶏でも魚でもその【命】を頂いて私達人間は生きているのだから、動物達にもっと感謝しながら食事しなければと思った。スーパーに並んでいるトレイに入ったお肉は単なるお肉ではないのだ。
読了日:8月15日 著者:本岡類
海を抱いたビー玉―甦ったボンネットバスと少年たちの物語海を抱いたビー玉―甦ったボンネットバスと少年たちの物語感想
『海を抱いたビー玉』がぐるっと旅をして戻ってきたのですね。ボンネットバスや色々な人に奇跡を起こして…。ボンネットバスを始めレトロな車達が可愛いです。物には魂が宿る。本当にそう思います。大事にしてやりたいと思います。最後にボンネットバスが与一さんや清君ともう一度会えたら良かったのになあと思います。ちょっと残念。「思う、言う、成る」はステキな魔法の言葉だと思います。私も実践してみようかな?レストア職人の榎さん、格好良いです!
読了日:8月9日 著者:森沢明夫
ツナグツナグ感想
亡くなった人と一度だけ会える機会を取り持ってくれる使者(ツナグ)。死者との再会を望むなんて生者の傲慢ではないのか?4つの物語がやがてツナグ自身の身の上にも繋がっていく。会う事が必ずしも良い結果を招くとは限らない。深く考えさせられた。私はどうだろう?今のところ会いたい人は思い浮かばない。いつかは、会いたい人ができるかもしれないけれど。歩美と祖母の互いを思いやる温かい関係に気持ちが和んだ。
読了日:8月1日 著者:辻村深月

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