2014年5月の読書記録

5月の読書記録を残しておきます。
望都様の作品を中心に手塚治虫さんの『ブラック・ジャック』などコミックが多かったです。
読書メーターの自己紹介にも書いてあるように、さらっと読めるものが多かった為、冊数も増えました。
又、本を読んでいる時はその世界に浸れるので、日々の辛いことを忘れる事が出来ました。
それは私にとって本当に救いでした。



5月の末に又得意先が倒産し、しかも入金予定日の前日の倒産だった為、資金の確保に奔走することになり、とても辛い月末となりました。
なんとか資金の手当ては出来たものの、なぜうちばかりがこんな目に遭わなければならないのだろう?
私たちがどんな悪いことをしたというのだろう?
と、情けない思いでいっぱいでした。



でも、捨てる神あれば拾う神ありとでもいうのでしょうか。
売上金を、まだ仕事をしていないのに、前倒しで支払って下さり、窮状を救ってくださった得意先がありました。
本当に感謝です。





2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:3429ページ
ナイス数:327ナイス

萩尾望都作品集 (〔第2期〕-16) エッグ・スタンド (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-16) エッグ・スタンド (プチコミックス)感想
表題作のラウルが恐ろしい。でもルイーズの事は好きだったのでしょうね。ルイーズとマルシャンの事を思うと切ない。『十年目の毬絵』も切なくなる作品です。『天使の擬態』は好きな作品です。
読了日:5月31日 著者:萩尾望都
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-15) モザイク・ラセン (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-15) モザイク・ラセン (プチコミックス)感想
表題作のラドリとミラはとても可愛いカップルで微笑ましい。黒の王は可愛そうな人だと思う。『砂漠の幻影』は私達への警告のようだ。『神殿の少女』は切ないけれども優しいお話だと思う。『フィジカル!'85』『デクノボウ』望都様の日常を知ることが出来て面白かった。
読了日:5月29日 著者:萩尾望都
優しい死神の飼い方優しい死神の飼い方感想
面白かった、と言えば語弊があるかもしれませんが、『ごおるでんれとりばあ』のレオ=死神の性格が面白かったです。口調といい行動パターンといい、クスッと笑ってしまいました。お話自体はミステリー要素があって、未練を抱えた人たちの過去が結構重かったりするけれども、最後はハッピーエンドといえるのではないでしょうか。好きな作品です。
読了日:5月27日 著者:知念実希人
ブラック・ジャック(2) (手塚治虫漫画全集 (152))ブラック・ジャック(2) (手塚治虫漫画全集 (152))感想
動物が出てくる作品にはやはり弱い。特に『万引き犬』のラルゴ、『コマドリと少年』のコマドリには思わず涙が出そうになる。ブラック・ジャックが唯一愛した女性が登場する『めぐりあい』も好きな作品です。
読了日:5月25日 著者:手塚治虫
ストーリー・セラーストーリー・セラー感想
彼女が『書く側』で、彼が『読む側』の2つの物語。Slde:Bが好き。私は読む側で、彼と同じで書く側にはなれない。その分、書く側への憧れが強いので彼の気持ちがよくわかる。彼女の彼への思いのステキな逆夢、起きろ!
読了日:5月24日 著者:有川浩
今日もまた、片づけられずに困ってます。―「片づけ力」を高める心の処方箋今日もまた、片づけられずに困ってます。―「片づけ力」を高める心の処方箋感想
『心の処方箋』〜まさにその通りの本だと思います。片付けられないのも、ちゃんと出来ないのも全部自分が悪いからだと、自分を責めがちになってしまうところを、片付けられないのはあなたのせいではないと言ってくれるところから始まります。心の優しい人だから全部受け入れてしまうのだと、こちらの気持ちを肯定してくれるので、その後の話にすっと入っていけます。こんな私でも出来るのだと自信を持たせてもらえます。そこの所が他の片付けの本とは違っています。大津さんの他の本も読んでみようと思います。
読了日:5月21日 著者:大津たまみ
なごり歌なごり歌感想
ちょうど私が育った昭和時代のお話。団地に住んだ事はないけれども、親戚が住んでいたので遊びに行った事はあるので、なんとなく雰囲気はわかる。朱川さん独特の世界が広がっていてその世界に引き込まれました。マリアさんのことは結局なんでそういうことになってしまったのか、キクさんとどう出会って何があったのかがわかりませんでした。想像するしかないのですよね。でも木暮さんは気持ちの整理ができたのかなあ?と。雷獣が可愛い。
読了日:5月17日 著者:朱川湊人
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-14) メッシュ4 (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-14) メッシュ4 (プチコミックス)感想
メッシュの母親の事はちょっとショックでした。メッシュの父親がメッシュに固執する理由がわかりますが、なんだかなあと思いました。もっとメッシュの事をちゃんと愛してあげてほしいと思ったのですが、そこがうまくお互いに伝わらないところが親子なのかも。最後のシーンはちょっと意味深です。メッシュはこの後どうするのでしょう。
読了日:5月16日 著者:萩尾望都
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-13) メッシュ3 (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-13) メッシュ3 (プチコミックス)感想
ミロンにそんな辛い過去があったなんて。アンリの母親、最低。でもこういう人、いるよね。傍迷惑だけれども。できればこういう人とは関わりあいたくない。『苦手な人種』のポーラもしかり。
読了日:5月14日 著者:萩尾望都
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-12) メッシュ2 (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-12) メッシュ2 (プチコミックス)感想
メッシュとドルーの出会いってそうだったのですね。これを知ったら、よけいに(1)のドルーの末路が切ない。メッシュとミロン、いい関係だと思う。カティの登場でちょっとほっとできる展開がある。
読了日:5月13日 著者:萩尾望都
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-11) メッシュ1 (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-11) メッシュ1 (プチコミックス)感想
メッシュとミロン、二人の出会い。かなりやばい雰囲気のあるメッシュをミロンは自分の家に居候させる。まあ、ミロンもやばい仕事をしているのだけれどもね。二人のこれからが楽しみな展開。
読了日:5月11日 著者:萩尾望都
エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)エドガー・アラン・ポー短篇集 (ちくま文庫)感想
最近軽い物ばかり読んでいたので、結構読むのに時間がかかってしまった。子供の頃『黒猫』『盗まれた手紙』(子供向きに書かれた物)を読んだのが、 ポーの作品との出会いだった。あの衝撃が忘れられなくて今回この短編集を手にとってみたのだが、オドロオドロしていて私にはちょっとキツかった。唯一『黄金虫』が読みやすかった。
読了日:5月11日 著者:
[整理・勉強・手帳・ノート]の100円ショップ文具術[整理・勉強・手帳・ノート]の100円ショップ文具術感想
100円ショップの商品を使ってこんなに便利な物が作れるなんて思いませんでした。面白かったです。いくつか使えそうなネタがあったので、自分なりにカスタマイズして使ってみようと思います。
読了日:5月7日 著者:文房具朝食会,多田健次
食べて始まる食卓のホネ探検: ゲッチョ先生のホネコレクション (ゲッチョ先生の自然誌コレクション)食べて始まる食卓のホネ探検: ゲッチョ先生のホネコレクション (ゲッチョ先生の自然誌コレクション)感想
いろんな骨が載っていて興味深く読みました。秋刀魚の骨が緑色とは知りませんでした!今度食べた時には秋刀魚の頭の骨の色を確かめてみようと思います。『タイのタイ』は有名ですが、実は私は探してみたことがないのです。こちらも探してみようと思います。魚の宝石=耳石も知りませんでした。色々な形があって、面白いです。こういう身近なものの骨を観察する事って、勉強になるものなんですね。
読了日:5月3日 著者:盛口満
萩尾望都作品集 (〔第2期〕-10) 銀の三角 (プチコミックス)萩尾望都作品集 (〔第2期〕-10) 銀の三角 (プチコミックス)感想
銀の三角。全て無に帰してしまった。最初からそんな星も種族も無かった事にしてしまうなんて、いったいラグトーリンは何者なのだろう?とても壮大な物語。
読了日:5月2日 著者:萩尾望都

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