【嘘つきは泥棒のはじまり】という諺があります。
【嘘】は、相手を傷つけない為に、人の心を守る為につく場合もありますが、
大抵の場合は、結果的に人を傷つけ、自分の信用を落とす羽目になります。
この春から、迷惑をかけられてきた仕事仲間に、とうとう見切りをつけることとなりました。
会社を再建したいと希望するので、協力する体制を整えてきました。
支払が滞っている金額の半額を頂いたら、後の分は会社が立ち直るまで待つという約束でした。
資産を売却したお金で、借入金を相殺して、残りの分で、協力を申し出ていた業者に、先月支払う約束を本人がしたのです。
ところが、当日、入金はありませんでした。
こちらから電話して、はじめて、支払できなくなったと言い出す始末。
その理由の説明も二転三転し、嘘の上にさらに嘘の上塗りをして、
とうとう協力業者の信用を失ってしまいました。
世の中には、こういう嘘つきの見栄っ張りがいるのだと、あらためて知りました。