お巡りさん、止めないで!

テスト休み中の息子は、今日、久しぶりに日本橋の電気街へ自転車で出かけて行きました。
夕食の時、息子が
「今日、日本橋で5回も警察官に止められたわ!一人の警察官なんか、行きと帰りと
 両方止めよるから、思わず、あんたさっきも止めたやんか!って言うてしもうたわ!」
と憤慨しておりました。
「まあ、平日の昼間に高校生っぽい男の子が自転車でウロウロしてたら、そら、怪しいわな。
 それで、2回止めはったお巡りさんはなんて言いはったん?」
と私。
「俺の名前を聞くからもう一度答えたら、ああ、そうやったなあ、やて!自分が止めた
 人間の顔くらい覚えておけよ!おまけに最後に止めた警察官なんか、いきなり飛び出して
 くるから、俺、自転車ごとこけてんぞ(関西弁で転ぶという事)!!」
とかなりご立腹。そして
秋葉原の事件があったから、あのせいで警察官がいっぱいおるようになったんやわ」
とも言いっていました。


そうか。日本橋の電気街は東京の秋葉原と雰囲気が同じなんですね。
それで警戒されているのですね。


これまでにも息子は、相撲ロボットの部品を調達する為によく日本橋の電気街へ出かけて
いました。
その度に、必ず、1度はお巡りさんに止められていました。
嫌というほど、自転車から降ろされて登録証と名前を確認されてきた息子は、
「そんなに自転車を盗むのが高校生が多いってことなんかなあ?」
とポツリと言いました。


お巡りさん、教えて下さい。
何を基準に止めていらっしゃるのでしょうか?
自転車に乗った少年ならば誰彼かまわず止めていらっしゃるのでしょうか?
それとも、息子に何かそういう、変な雰囲気でもあるのでしょうか?


親の目から見る限り、おぼこい顔をした、もう直ぐ大学生とはとてもじゃないけど見えない
息子のどこがいけなくて止められるのか?
わからないのです。