母と娘、母と息子

義母は3歳の時に実の母親を病気で亡くしました。
その後、父親が再婚した為、継母に育てられました。



義母はいつも言います。
母親ってどんなものかわからない、と。
継母に虐められる事はなかったけれど、可愛がられる事もなかったそうです。
だから母親の愛情というものがわからないそうです。
母と娘の関係がわからないそうです。



夫である義父が厳しい人でしたので、義母は息子である主人ととても仲がいいです。
体の弱かった主人を独りで病院へつれて行き、仕事もし、お姑さんや小姑の世話も
してと、孤軍奮闘だったそうです。
その苦労を知っているので、主人は義母をとてもいたわります。



私と息子もよく話をします。
傍からは仲がいいと思われています。
息子が幼い頃からずっと変わらずよく話してきました。
普通年頃になると母親とは話さないらしいですが。
何かとどんくさくて頼りない母親を、感受性が強くてよく気がつく息子が
助けてくれていた図が思い浮かびます。



時々思うのです。
スピリチュアルカウンセラー江原啓之さんの著書によると、
肉体の年齢は年をとっていても魂の生まれ変わりが少ないと、魂が幼い場合があるそうです。
又反対に肉体の年齢は若くても、魂の生まれ変わりが多いと、思慮深い大人の魂をもっている場合もあるそうです。
私は生まれ変わりが少なくてあまり多くの経験を魂がしていないから、
幼稚な考え方しかできなくて要領が悪いのではないだろうか?と。
息子は私より若いけれど、魂の生まれ変わりの回数が多いから、
あれだけよく気がついて人間の心理を読んで行動できるのではないだろうか?と。
少なくとも息子の方が人間関係においての苦労をしているように思います。



これから母と息子の関係はどうなっていくのかはわからないけれども
仲のいい親子でありたいなあと思います。
勿論、息子に好きな人ができたら、その人と素敵な人生を歩んでいってほしいなあと思います。



母と娘、母と息子、世間ではどんな感じなのでしょうね?