『彼』に声をかけた理由

元従業員の彼に声をかけた理由は2つあります。
1つは、以前うちに勤めてくれていてよく知っているし、現場にも行けるし、事務所内での仕事もできることです。
もう1つは、彼が律儀な人間だからです。


先代の社長(義父)が亡くなった後、毎年必ずお参りに来てくれたのが彼でした。
義父が亡くなったのが退職後ににもかかわらず、告別式に参列してくれた後、
毎年命日の前後か、お盆の前後に必ず来てくれました。
元従業員の中で毎年お参りに来てくれたのは彼だけでした。


うちに勤めていた時、さんざん先代社長に怒鳴られていたのに、忘れずにやってきてくれる
その心遣いが嬉しいと義母は言います。
本人も言ってました。
先代の社長にはよく怒られた、と。
でもそれは自分が至らなかったせいだったと笑って言います。


彼を見ていて、人間関係のぶつかり合いって、本当はとても大事なことなのだと思いました。
その時はわからなくても、自分の事を本当に心配して言ってくれているのだという事は
必ず心に通じるものなのだと思いました。
感じてくれる人はそのまま感じてくれるし、感じない人は何も感じない。
又、その時は感じなくても、後になって感じてくれる人もいる。。。


もっと感じあうことのできる人間関係が築けるように、
世の中が続いていってくれればいいなあと思います。


さあ、今日は晴天です!
きっといいことあるよね!と思いながら、頑張ります!