祖母の思い

今朝、大阪にも雪が降りました。
おおーっ、寒っ!


息子はクラブの納射会との事で大学へ出かけていきました。
私達は年末のお墓掃除に行ってきました。
大阪でさえ雪が降って寒いので、奈良はどうだろう?と
思っていたら、高速道路の表示に
【第二阪奈 雪 スリップ注意】と。
主人が
「トンネルを抜けるとそこは雪国だった…なんて、ね」
とポツリと言いました。思わず私は
「このタイヤ、雪用じゃないでしょう?」
と尋ねると
「うん」
と明るく答えてくれました…(汗)


お墓に着くとやっぱり雪は降っていましたが、粉雪でそれほどひどくはなかったので
ほっとしました。
それでも、寒さに震えながら、しかも手がかじかんで掃除は大変でした。
なんとか掃除をしてお参りすることができました。
年末行事が1つすんでよかったです。


今朝、義母が寝ている間に息子は出かけてしまったので、
義母が息子にお小遣いをやれなかったから、このまま大学へ寄ってほしいと言い出しました。
主人が
「行ったら嫌がるで」
と言ったのですが、祖母として孫に今日の軍資金を渡してやるつもりをしていたので
どうしてもとのことでした。
で、息子の携帯にかけてみましたが留守電になっていました。
とにかく大学まで行ってみようということになり、門の所まで行きました。
丁度、数人のジャージ姿の学生さん達がたぶんお昼のお弁当か何かをさげて
門の中の坂道を登っていく後姿が見えました。
私が
「あれ、アーチェリー部だと思う」
と言ったので、主人が守衛さんに話してそのまま車で入らせてもらいました。
校舎の前で車から降りて、義母から預かった祝儀袋を持って走りました。
確かに息子だと思う後姿に向かって名前を叫びながら走りました。
息子は驚いて振り返りました。
なんとか祝儀袋を渡すと周囲にいた学生さん達に挨拶をしました。
部長さんやアーチェリー部の皆さんが頭を下げて見送ってくれました。
とっても礼儀正しい方達です。

車の中で、義母は
「やっぱり思いというものは通じるものなんやわ。
 あんなにタイミングよく会えるなんて。」
ととってもご機嫌なのでした(笑)