2016年3月の読書記録

3月の読書記録を残しておきます。
早4月ですね。
近所でも桜が満開です。
NHK真田丸』の影響で大阪城周辺の縁のある地域は、観光客で賑わっています。
真田丸』のドラマ自体もなかなか興味深く拝見しております。
今の所、主役の信繁よりも昌幸の方が面白くて目が離せません。
さて、読書の方は先月と同じ冊数を読むことが出来ました。
でも、年間目標の200冊に、このペースでは追いつきません。
4月はもう少し多く読めたらいいなあと思います。



2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3138ページ
ナイス数:1780ナイス

上阪 徹 明日からやる気がでる! 星空名言集上阪 徹 明日からやる気がでる! 星空名言集感想
写真と共に偉人たちの言葉と、それに関する補足のような言葉があるだけ。でも、心に響きました。今、心身ともに崩している状態なので、なおさら、思わず目頭が熱くなるような言葉もありました。少しだけ、明日に向かって勇気と希望を持って生きていけそうな、そんな気持ちにさせて頂きました。感謝。
読了日:3月30日 著者:上阪徹
針がとぶ Goodbye Porkpie Hat針がとぶ Goodbye Porkpie Hat感想
凄く静かで詩的な作品でした。正に『針がとぶ』ような感覚になります。短編が並んでいるだけのように見せながら、(針がとんで)少しずつリンクして、長編のように繋がっているお話でした。何回も読み返してみたくなるお話で、私は好きです。
読了日:3月30日 著者:吉田篤弘
御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)御子柴くんの甘味と捜査 (中公文庫)感想
なかなか面白かったです。主人公の御子柴君が解決したというよりも、小林警部補が解決したと言えるのでは?と思えるお話が多かったです。長野から出向しているからと、御子柴君の名前を長野と呼び捨てにする上に、甘味を取り上げてしまう玉森を最初は気に入りませんでしたが、最後はクスッと笑えて少し好きになりました。むしろ最後の話に登場した原古の方がいけ好かないです。こんな上司がいたら毎日が憂鬱になりそうです。『プレゼント』も読んでみたいと思います。
読了日:3月25日 著者:若竹七海
黒猫の小夜曲(セレナーデ)黒猫の小夜曲(セレナーデ)感想
前作は犬で、今作は大好きな猫が登場。死神(?)が黒猫の姿になってこの世に未練を残している地縛霊の未練を解決するお話だが、今回は記憶を失った未浄化の霊を昏睡状態の女性の体に入れ込んで共に事件に臨んでいくとういスタイル。面白かったです。レオも登場してくれたし。途中で記憶を失った霊の正体になんとなく気づくけれども、黒猫のクロが彼女と築いた絆にホロリとさせれられます。街中で犬や猫を見かけたら、もしかしたら、高位の霊的存在がその姿になってるのかしら?なんて想像するのも面白いです。
読了日:3月20日 著者:知念実希人
イグ その愛と死 イグアナの嫁3イグ その愛と死 イグアナの嫁3感想
貂々さんの妊娠とイグアナのイグちゃん・マグちゃんの日常についてのコミックエッセイ、最終巻。イグアナがこんなにも人間に懐き、しかも小さな子供が叩こうが、上に乗ろうが我慢することが出来るなんて驚きました。イグちゃんが特別だったのかしら?それともイグアナはみんなそうなのかしら?本当にイグちゃんは貂々さんにとって大切な家族だったのですね。イグちゃんの最後のシーンにはジーンときました。うちもセキセイインコがいるから、いずれはそういう時が来るのだと思うと他人事ではありませんでした。
読了日:3月20日 著者:細川貂々
私が結婚できるとは―イグアナの嫁〈2〉私が結婚できるとは―イグアナの嫁〈2〉感想
貂々さんとツレさんの結婚生活についてのコミックエッセイ。勿論イグアナのイグちゃんも登場します。確かになぜ結婚するのか?と問われれば、ハッキリとした答えを言えないなあと思いました。夫とはお見合いで知り合って意気投合してそのまま婚約へと進み9ヶ月後には結婚していました。あれよあれよという間だったので、考える暇がなかったなあと思います。私も貂々さんと同じで家事は下手ですが、同居だったのでお姑さんに頼る事にしました。『みんなちがう生きものだけど縁があってココで一緒に住んでる家族だ』という言葉が印象的でした。
読了日:3月20日 著者:細川貂々
チェロの木チェロの木感想
なんて素敵な絵本なんでしょう。絵もストーリーも素晴らしくて心に響きました。紹介してくださった読友さんに感謝です。絵の美しさにうっとりしました。特に少年(私)が切株に腰かけて見上げる森の中の情景は息をのむ美しさでした。ストーリーも、木を育てるおじいさんに始まって、その木でチェロを作るお父さん、そしてチェロを奏でる私へと3代に渡って続いていて、心が温まりました。一番最後の頁のチェロと子供とツバメの絵も可愛らしくて大好きです。
読了日:3月20日 著者:いせひでこ
魔女の心臓(8)(完) (ガンガンコミックスONLINE)魔女の心臓(8)(完) (ガンガンコミックスONLINE)感想
そういう事でしたか…。切ないですね。ミカとニナ。本当にお互いを思いやる姉妹でしたね。ミカを見守るルミエールも切ないね。ミカを守ったルミエールの龍の姿、ステキでした。ああ、言葉が出てきません。なんか感動してしまって…。良かったです。
読了日:3月15日 著者:matoba
7年目のツレがうつになりまして。7年目のツレがうつになりまして。感想
ツレがうつになりまして」が本になったりドラマや映画になったりしていく過程と子育てについて書かれてありました。ツレさんの「世の中がどんどん変化してついていけなくて同じ病気に苦しむ人が多かったからかもしれないね」という言葉が印象的でした。イグちゃんが亡くなり、後を追うようにマグちゃんが亡くなったのはちょっと寂しかったです。でもいつかは別れの時が来るものなのですよね。てんてんさんとツレさんに、この生きづらい世の中をどう生きるのか?という一つの生き方を教えて頂いたように思います。感謝。
読了日:3月14日 著者:細川貂々
イグアナの嫁イグアナの嫁感想
てんてんさんとツレさんが飼っているイグアナのイグちゃんに関するエッセイ。イグちゃんとの出会いから、お嫁さんのマグちゃんがやってくるところまで。イグアナってそんなに大きくなるのですね。ちょっとビックリ。それに噛まれると大変なことになるのですね。さすがにイグアナを飼おうとは思いませんが、てんてんさんやツレさんにとっては子供のように可愛くて大切な存在なのですね。イグちゃんが発情して暴走するシーンは、ツレさんには申し訳ないけれども面白かったです。パート2があるみたいなのでそちらも読んでみようと思います。
読了日:3月13日 著者:細川貂々
「食べない」生き方「食べない」生き方感想
1日青汁1杯だけで過ごすなんて凄いですね。不思議な方です。基本的に少食が良いという事は分かりました。実際私も過食すると調子が悪くなるので、その点は理解できます。心の寂しさを埋める為に甘いものを食べたり、食べ過ぎたりするという点も納得できます。でも、この方のようには出来ないなあというのが正直なところです。自分なりに食生活に気を付けていくようにします。
読了日:3月12日 著者:森美智代
魔法使いの嫁 5 (BLADE COMICS)魔法使いの嫁 5 (BLADE COMICS)感想
リャナン・シーとジョエルさん、切なかったですね。でも少しでも自分に出来ることを一生懸命しようとするチセは凄い。そしてエリアスの、相手の気持ちを思いやらない冷たい言葉を遮る事が出来るぐらい強くなりましたね。ルツ、可愛らしいですね。犬の姿の時が好きですが、人の姿で落ち込む所も可愛いです。シルキーさんの過去が分かりました。シルキーさんにはシルキーさんでいてほしい。エリアスとチセと一緒に笑顔でいて欲しい。
読了日:3月11日 著者:ヤマザキコレ
日本の幽霊事件 (幽BOOKS)日本の幽霊事件 (幽BOOKS)感想
八百屋お七以外ほとんど知りませんでした。東京近辺の事件の事なので、本当に全然といっていいくらい知りませんでした。怖い話よりも、憐れというか、悲しい事件が多かったです。八百屋お七の秘密に関する検証は面白かったです。そう言われてみれば確かにそうだよねと思いました。←どういう内容かはネタバレになるので伏せます。
読了日:3月9日 著者:小池壮彦
その後のツレがうつになりまして。その後のツレがうつになりまして。感想
てんてんさんとツレさんのその後を知りたくて『ツレがうつになりまして。』と同時に借りました。ツレさんが良くなって本当に良かったです。そして、てんてんさんも成長されたのですね。お二人が二人三脚で乗り越えた数々の事、とても参考になりました。何も《うつ》に限った事ではなく、夫婦として、どうあるべきか?を教えて頂いたように思います。『イグアナの嫁』も読んでみたいと思います。
読了日:3月6日 著者:細川貂々
ツレがうつになりまして。ツレがうつになりまして。感想
以前にテレビドラマや映画を観たことがあり、原作を読みたくなり図書館で借りました。すごくシンプルな画で《うつ》の事がわかりやすく描かれてありました。実際私も《うつ》がどんなものなのかがよくわかっていません。体験談だからこそ、ああ、そういう風になるんだあとか、そうなんだあという驚きを感じると共に、ツレさんと似たような部分のある自分への戒めにもなりました。
読了日:3月6日 著者:細川貂々
犬に名前をつける日犬に名前をつける日感想
読友さんの感想を読んでこの本を知りました。イギリスは本当に進んでいますね。犬達が幸せそうです。それに比べて日本では…と思ってしまいました。でも、それでも、犬や猫たちを救おうと立ち上がった人達がこんなにも大勢いてくださった事、嬉しかったです。作者と同じで、自分にいったい何が出来るのだろう?という自問自答を繰り返す日々。現実を知る事、それを伝える事、寄付をする事、今飼っているインコ達の面倒をきちんと最後までみる事など、自分に出来る事を少しずつやっていこうと思います。
読了日:3月4日 著者:山田あかね
ヨコハマ幽霊(ゴースト)ホテル (講談社文庫)ヨコハマ幽霊(ゴースト)ホテル (講談社文庫)感想
すっかり忘れていたおかげでストーリーを楽しむことが出来ました。最後のカストロからの手紙にはじーんと来ました。犯人は狂っているとしか思えずとても心苦しいお話ですが、カストロはじめ、ホテルの住人達の優しさに救いがあります。みづきもきっとこの恐ろしい経験を乗り越えて、逞しく生きていくに違いないと思わせてくれます。
読了日:3月2日 著者:山崎洋子

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