6月になりましたね。
5月の読書記録を残しておきます。
5月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:2465ページ
ナイス数:2706ナイス
グッバイ マイ フレンドの感想
小学6年生のタクヤ君が逝ってしまった。クラスメイト達と担任教師の語りによって、タクヤ君の姿が浮き彫りになってくる。「Goodbye, my friend, but, I'm always with you.」タイムカプセルを開くとき、クラスメイト達はどんな大人になっていて、何を思うのだろう…。
読了日:05月29日 著者:福田 隆浩
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 07 月号 [雑誌]の感想
「ポーの一族」最終回。切ない…。「春の夢」ってそういう事だったの?「ポーの一族」目当てで買っていたのでひとまずこれで終了。
読了日:05月27日 著者:
月夜のでんしんばしらの感想
月夜だけ電信柱の行進が見られるのかしら?電信柱が軍歌みたいなのを歌いながら行進してたら不気味だわ。恭一が頭が痛くなるのもわかる。おじいさんが握手しようと言った時嫌な予感がしましたがやっぱりそうでしたか。電気がピリピリ。電気総長さんでした。列車の電燈が消えていたのは行進なんてしてたからじゃないのかしら?それなのに、「けしからん」とはちょっと笑ってしまいました。不思議なお話でした。
読了日:05月27日 著者:宮沢 賢治
デンデンムシノ カナシミの感想
胸にジーンときました。そう、デンデンムシの言う通り。誰もが皆悲しみを持っている。それを堪えて生きている。気が付いて良かったね。嘆いてばかりいても始まらない。前を向いていこうという気持ちにさせてもらえた。
読了日:05月26日 著者:新美 南吉
子どものすきな神さまの感想
可愛らしいお話でした。それにしても森からめったに出て来なくなったなんて、神様がちょっと可哀そう。
読了日:05月25日 著者:新美 南吉
踊る猫の感想
『ラジオ文芸館』がきっかけで「恋する狐」を読み、蕪村と若冲の絡みに興奮しましたが、この作品では私が探し求めている石田幽汀の弟子、丸山応挙と蕪村との話が出てきて再び大興奮。どのお話も良かったです。切ないものもありますが、笑えるものもあります。すっかり蕪村のファンになってしまいました(^_^;)「夜の鶴」「鳶と烏」「梅と鶯」があるので鳥本とさせて頂きます。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント22冊目。
読了日:05月24日 著者:折口 真喜子
空のとびらの感想
表紙の写真に魅かれて手に取りました。良かったです。都会の中で毎日仕事や家事などの生活に追われ、これでもかという情報の渦に巻き込まれ、立ち止まって静かに自分を見つめる時間のなんと少ない事か…。就寝前の静かな読書の時間が私にとっての救いです。そして最近悲しい事もあったので、この本の写真と文章に癒され気づかされました。ありがとう。
読了日:05月24日 著者:HABU
どんぐりと山猫の感想
やまねこに裁判に来るように呼び出された一郎。そこではどんぐりたちが不毛な争いをしていました。やまねこは何度も同じセリフを言いますが、どんぐりたちも口々に同じ事を言い返します。全く収拾がつきません。そこで一郎に助言を求めます。一郎の助言がナイスです。笑ってしまいました。どんぐりの背比べという言葉を思い出しました。イベント月例(^ΦωΦ^) 猫と読書(^ΦωΦ^) (5月22日)にて読了
読了日:05月22日 著者:宮沢 賢治
本日、サービスデーの感想
『ラジオ文芸館』で「蒼い岸辺にて」を聴いて良かったので原作を手に取りました。「蒼い岸辺にて」はラジオで聴いたラストとちょっと違っていたので、もしかしたら単行本と文庫本でちょっと違うのかもしれませんね。「本日、サービスデー」は文句なしに面白かったです。「東京しあわせクラブ」は後味が悪かったです。「あおぞら怪談」も良かったです。るり子さんちゃんと天国に行けたかな?「気合入門」も良かったです。人生、どんな事が待っているかわからないのだから、諦めたらダメですよね。
読了日:05月19日 著者:朱川湊人
美と工芸 198号の感想
石田幽汀に関する本を探していたら読み友さんが教えて下さった1冊。石田幽汀の研究家でいらっしゃる土居次義さんの解説と京都三時知恩寺の屏風絵と明石の薬師院小襖絵が掲載されてありました。一部カラーですが、後は全部白黒の為、現物を観てみたいものだと溜息をつきました。草花を見事に写実的に描かれてあります。義母が貸してほしいとの事なので、この後渡す予定です。
読了日:05月17日 著者:
孤独の果てで犬が教えてくれた大切なことの感想
さらっと読めました。『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』に登場した宏夢の小学生の頃のお話。今回は犬が繋いでくれる良い話でしたが、猫の時ほどは感動出来ませんでした。なぜなんだろう?う〜ん、やっぱりちょっとストーリーに無理があったような気がします。
読了日:05月16日 著者:瀧森 古都
アルファ・ケンタウリからの客 (新潮文庫)の感想
御嫁入りの時に持ってきた箱の中に入っていた1冊。多分昔の私が読んだ本なんだろうけれども全く内容を覚えていなかった。SFだけれども恋愛小説ですね。時を超え、人類と異星人との境も超えた不思議なお話でした。佳代の生い立ちや境遇には読んでいるのが辛いものがあったけれども、悠介の純愛で救われた。最後はほのぼの。良かった。
読了日:05月13日 著者:筒井 広志
飴だまの感想
心温まるお話でした。最後のオチは予想できましたが、良いお侍さんで良かったです。
読了日:05月12日 著者:新美 南吉
がちょうの たんじょうびの感想
がちょうの誕生日にイタチを招待するかどうかで皆が悩んでいました。その理由は他でもありません。イタチの特徴ともいうべきあれです(^_^;)でも呼ばなければイタチが怒るだろうと言う事で結局呼ぶことに。何事もなく楽しく誕生日のお祝いは進んでいくのですが、イタチが気絶してしまいます。その理由に笑ってしまいました。勘の良い方なら想像できますよね?面白かったです。【(。・ө・。)酉年に鳥本を読もう】イベント21冊目。
読了日:05月10日 著者:新美 南吉
盲導犬サフィー、命の代償の感想
涙腺崩壊。こんなにも美しくて賢いサフィーがなぜ死ななければならなかったのか?本当に残念でなりません。でも愛する熊澤さんを守る事が出来てサフィーはきっと満足して天国へ旅立っていったのだと思います。天国ではもうお仕事しなくていいから思いっきり遊んでね。前山小学校ボランティアクラブの子供達の夢を乗せて無事に盲導犬になったサフィー。そしてサフィーと出会って再び生きる事に意欲的になった熊澤さん。それにしても貴重な盲導犬の価値がたった20万円とは酷い話です。盲導犬の存在意義を全然わかっていない!
読了日:05月09日 著者:秋山みつ子
多摩川にすてられたミーコ (角川つばさ文庫)の感想
実話を元にして書かれた児童書。多摩川にそんなにもホームレスの人と捨てられた動物達がいたのですね。その中の1匹のミーコが主役の物語。ホームレスの人を虐めたり、動物達を虐めたりする人たちが酷い!反対にボランティアさん達には頭が下がる。ホームレスの人達だって好きでそうなったわけじゃない。動物達だって捨てていく身勝手な人間のせいでそうなったんだ。悪いのはそういう人達だ。2007年の台風で犠牲になった方達や動物達の御冥福をお祈りいたします。たまちゃん、泣けて辛かった。巻末のミーコの写真、可愛い。幸せそうで良かった。
読了日:05月08日 著者:
月刊flowers(フラワーズ) 2017年 06 月号 [雑誌]の感想
「ポーの一族」怒涛の展開。いったいどうなる?あっちもこっちも何が何だか…。「桃太郎日常茶飯事鬼退治」面白かったです。こういう雰囲気のお話好きです。「鏡池のクレア」も良かったです。「うさギョロ!」可愛いです。
読了日:05月07日 著者:
恋する狐の感想
『ラジオ文芸館』で「箱の中」を聴いてとても良かったので図書館で借りました。どのお話も良かったです。蕪村と関わった人々とこの世の物ならぬ者たちとのちょっと不思議で温かいお話。私好みでした。「ほろ酔い又平」でまさかの若冲登場には興奮しました。折口さんの他の作品も読んでみたくなりました。
読了日:05月04日 著者:折口 真喜子
財布のつぶやきの感想
群さんの作品は動物ものが好きで読んでいましたが、これはそうではなく、群さんの日常や料理の事が書かれてありました。群さんの人となりが分かってとても面白かったです。群さんは携帯電話を持っていらっしゃらないとの事ですが、私の周りにも持っていない人が何人もいます。私自身も電話とメールさえ出来ればいいのでガラケーのままです。他の事はパソコンとタブレットで出来るので。でも息子にガラケーがなくなると脅されてビビっております。お願い、ガラケーなくさないで。
読了日:05月02日 著者:群 ようこ
軌道回廊の感想
トンネルをじっくり見ることなんてなかったから興味津々で見ました。地下のトンネル(近鉄日本橋)なんて暗すぎてこんな風になっていたなんて知りませんでした。確かに徳川さんの仰るようにトンネルってこんなに美しかったんだ!と驚きました。国が違うとトンネルも違うのですね。やっぱり日本人は繊細なのかもしれませんね。
読了日:05月01日 著者:徳川 弘樹
読書メーター
5月21日にトワとユキを動物病院へ健康診断を受けに連れて行きました。
2羽とも健康で問題なしと言って頂きました。良かったです(*^_^*)
5月は“猫”の事で心が痛み、悩みました。
読メで知り合った方がお勤めの場所に、春になると、猫を捨てていく人がいるとの事。
捨て猫が可哀想で餌をやっていたら、会社から注意を受けてしまったとの事。
捨てられていた目も開いていない子猫は保健所へ連れて行かれていったそうです(p_-)
せめても読み友さんに懐いている猫達だけでも助けなければと、その方は必死に頑張られました。
でも、1匹は事故で亡くなりました。
残った1匹の為にその方は努力をされて、引き受けて里親探しもしてくれるところを見つけられたとの事。
ほっとしました。
でもその方に出来るのはそこまで。
他のたくさんいる捨て猫たちまで助ける事は出来ません。
人間の身勝手で酷い目にあっている猫達。
切ないです。