裁判員制度の候補者にその旨の通知が届き始めているようですね。
色々問題はあると思いますが、
もし、候補者に選らばれたのなら、国民の義務として参加するつもりです。
参加してみて経験してみて、
それから問題点を指摘していけばいいのではないかと考えています。
そもそもこの制度を決定した政治家を選んだのは私達国民なのですから
まずはやってみてから、言うべき事を言えばいいと思います。
素人の意見を欲しているのですから、
素人として素直に疑問を述べたり質問をしたりして、
考え悩み、参加すればいいと思っています。
というよりも現状はそれしか仕方がないと考えています。
殺人などの重大な事件が主との事なので、
被害者の命、加害者の命がかかわってくるのですから
いい加減な気持ちで臨むべきではないと考えています。
義父の裁判を傍聴した経験から言えば、
当事者以外の傍聴者や裁判官が、
資料や検察や弁護士の意見を参考にして
どれが真実なのかを判断する事は
とても難しいものだと感じました。
裁判官はプロなので様々な経験や法律の知識があります。
しかし傍聴している方にはごく普通の方もいるわけで
法律の知識を全ての方がもっているわけではありません。
以前、一度だけスリの刑事裁判を傍聴した事があるのですが、
弁護士や検察官のやりとりがまるでドラマを見ているように感じました。
義父の裁判の時にも、一般の傍聴者にそういう空気を感じましたから…。
つまり、普通の傍聴者の立場と被害者(被害者の遺族)の立場を経験しましたので、
今度は裁判官の立場を経験するチャンスなのでは?と思っています。