ちょっと嬉しかった事

先日行なった採用試験で不採用通知を送った学校の
進路指導部の先生からお電話がありました。
何か不手際があったかしら?と心配しながら電話にでました。
先生は、不採用通知を受け取りましたとおっしゃったので、
採用内定を出せなかった私は申し訳なく思い、
「すみませんでした」
と申し上げました。
すると、先生は
「いえいえ、不採用通知だけを送ってくる会社が多い中で
丁寧に理由を書いていただき、心が温まりました」
とおっしゃってくださいました。
「又ご縁がありましたらよろしくお願いします」
とお互いに挨拶をして電話を切りました。


わざわざ、お礼のお電話を頂けるなんて思ってもいませんでした。
二人(社長と私)で一生懸命理由の説明を書いた
その思いが通じたことが嬉しかったです。
親として息子の事を思い浮かべながら、今後の生徒さんの事を思って
した事は決して無駄ではなかったのですね。


多くの企業は、たとえば大会社等は大勢の方が採用試験を
受けに来られるので、きっと一々不採用の理由を書いてはいられないのでしょう。
うちのような小さな会社だからこそ出来たことでもあると思います。
これはうちの特色だと自負する事にして
これからも人の心に響く仕事をしていきたいと思います。