お見舞いとお墓参りと仕事

今日は朝から雨でした。
義母の女学校時代のお友達が先月、脳梗塞で倒れ、一度もお見舞いに行けない間に病状が悪化し、意識不明で寝たきり状態になってしまわれました。
おうちの方は迷惑をかけないようにと病院名を教えてくださいませんでしたが、その方の住まいの近所である事とお話の感じから、夫が病院を割り出し、今日、義母を連れて行きました。
辛い時に、「頑張れ」と口で言うことは簡単です。
でも、口だけで何もしないという事は、私たち家族の性分として出来ない事です。
お友達に娘さんが付き添っている事を知っていましたので、それに今日は日曜日の為、息子さんご夫婦もおられるかもしれないので、昼食用にお弁当を3つ購入し出かけました。
病院の受付で名前を告げると入院されているとの事。
ビンゴでした。
大勢で押しかけることは遠慮して、義母だけが病室へ向かいました。
私たちはロビーで待ちました。
「おかあさんがお友達の姿を見て、気持ちが引きずられて変にならなければいいけれども…」
と私がポツリを言うと、夫は
「俺も同じ事を思っていた」
と言いました。
戻ってきた義母の表情は少し辛そうでしたが、私たちが尋ねる前に
「会いに行ってよかったわ。気持ちを割り切ることができた」
と言いました。
会いに行かない間に亡くなってしまったらきっと後悔したと思う。
でも、会いに行って、姿を見て、気持ちが返って落ち着いたとの事でした。
娘さんは、よくここがわかりましたねと驚いていらっしゃったそうですが、喜んでくださったとの事。
そして娘さんが連絡したのでしょう。息子さんからすぐに義母の携帯にお礼の電話がかかってきました。
義母の気持ちがこれで落ち着いたのならば、連れて行ってあげて本当によかったと思います。


その後、お彼岸なので、お墓へ向かいました。
お墓につくと雨脚がきつくなってきましたので、掃除もほとんどできずにお参りを済ませました。
生駒山宝山寺へもお参りしようと思っていたのですが、この雨では山の上は霧だろうからやめようという事になり、阪奈道路を車で走っていると大渋滞に巻き込まれました。
これはきっと何かあったに違いないと携帯からツイッターを見ると、案の定、事故が起きていました。
ボンネットが破壊された軽自動車がありました。
事故が起きてからまだあまり時間が経っていないようでした。
でも、怪我人がでたのかどうかはわかりませんでした。



渋滞のおかげで時間がとられてしまいましたが、なんとか、現場へ着く事ができました。
2月から日曜日の仕事が入っている為、その現場へ寄ったのです。
今日の担当はA君。A君に御苦労様と声をかけました。
夫が設計の先生や建築屋さんと現場を廻っている間、私と義母はロビーで待ちました。
病院なので、ロビーのソファに腰掛けて、そこに置いてあった本を読みました。
先週の日曜日から体調を崩し、頭痛と吐き気に悩まされ、ほとんど読書が出来ない状態でしたが、今日はそんなに酷い頭痛はおきず、集中する事ができました。
仕事中でも頭痛と吐き気がしょっちゅう襲ってくる為、途中で休憩を取らなければならない状態でしたので、大好きな読書もろくに出来ず、イライラがたまっていました。
内科では原因がわからず、婦人科で検査を受け、今はその結果待ちです。
これを書いている今も頭痛がおきています。
でも、吐き気がしないので、それだけでもマシです。



息子はWEBで就職試験を受ける為、今日はお留守番をしていました。
現場に向かっていた時、私の携帯に息子からメールが届きました。
試験が終わった事を知らせるメールでした。
「終わったよ。二つの意味で(笑)」
という内容でした。
つまり、試験が終わったという事と、試験を受けた感触からおそらく落ちただろう事を『終わった』と表現したものです(苦笑)
「お疲れさん」と返しておきました。