人間の絆

今、図書館から借りて、江原啓之さんの著書『人間の絆』を読んでいます。
その中に【今の日本人は「言葉けち」】という箇所があります。
なるほどなあ、と思います。
「ありがとう」とか「すみません」とか「お先にどうぞ」とか、
ちょっとした言葉遣いで相手に伝わるのに、
言わなくてもわかっているだろうと勝手に思い込んで
大切な言葉を省略してしまう…。


そしてそんな家庭環境で育った子供達が、ボギャブラリーが少ない為に相手に思いが伝わらず、すぐにきれてしまう…。


さらに子供に対して、親が忙しすぎて何でも先回りして手を出してしまう事もよくないと書かれてありました。
そうですよね。
子供自身に考えさせて、自分でさせないといけないですよね。


あとは、インターネットの掲示板等に投稿する事も、
その言葉には『言霊』が宿らないから、
カルマとなるだけ、というような事も書かれてありました。
正直、こちらの方はちょっとショックでした。


周囲の誰にも相談できない事を、ある悩みの掲示板に書き込んで
人の温かさに触れた私としては、ショックだったのです。
助けていただいたお返しを、と思ってそちらの掲示板で、
私にできる限りの事を書かせていただいているのですが、
それが、カルマとなって自分に返ってくるとなると、
気が重くなりました。


又、ブログもカルマとなるとありました。
確かにブログは、自己顕示欲の塊のようなものだと思います。
でも、私はブログを書くことによって、内観をしたり、反省をしたり、
遠い地方の方とお話できたりして、楽しいのです。
これによって自分の気持ちが前向きになれるのです。
それでも、カルマとなる、悪い事なのでしょうか?


お客様の事があった後なので、ショックと悲しい気持ちと
やるせない気持ちでいっぱいです。