NHKの『だんだん』をお昼休みに観ています。
先日、主人公の祖母に病気の告知をするかどうかで、家族が話し合う場面がありました。
主人に、告知して欲しいかどうかを尋ねました。
何でもない時に聞いておかないと、いざという時に、ドラマのように家族は悩むと思うからと
主人に言いました。
そして、私だったらはっきり告知して欲しいと言いました。
なぜなら、もし命に期限がある事がわかれば、その間にやっておきたいことができるからです。
何も出来ないまま死ぬなんて嫌ですもの。
遣り残したことは何もないと胸を張って死にたいといつも思っているので、
中途半端な状態で死ぬ訳にはいきません。
主人の答えはこうでした。
「その時になってみなわからへん」
そうなんだ、と思いました。
男の人って案外そういうことを言われるのはダメなのかもしれません。
女性の方がいざという時、肝が据わっているのかもしれませんね。
「残された家族に迷惑をかけないように用意をしておきたいと思うし、
やりたくてもできなかったと後悔して死にたくないから」
と主人に話すと
「女の人はそうかもしれへんな」
との返事が返ってきました。
家族にとって『告知』は本当に悩み迷う出来事だと思います。
家族の事を愛しているからこそ…。
難しい問題ですよね。