ライバル

中学生の頃、ある男子生徒と争っていました。
何をかというと、歴史の成績です。



当時の私はチビでガリガリで、おまけにブスでしたので、
その男子生徒は私のことを馬鹿にしていました。
話しかけてくるな!光線がビュンビュンに出てました。
こっちだって何も好き好んで話しかけてるわけじゃないのに、です。
同じ委員だったり、班だったりしたので(なぜか)
仕方なく義務で話しかけてただけでした。



彼は、私だけではなく、私と仲のいい女子にも冷たかったです。
というよりも、女子を下に見ている風でした。
その彼が得意としているのが歴史でした。
クラスで自分が1番と思っているようでした。



そこで、意地悪な私は、歴史が好きだったこともあって、
彼の独走を絶対許すまいと決心したのです。
小テストを始めとして、中間テスト、期末テストで、
先生が一番の点数の人の名前を発表されます。
彼は自分の名前が呼ばれると、それは得意げな顔をしました。
でも、その一瞬後には、同点で私の名前が呼ばれました。
途端にしかめっ面をして、私を睨みつけてきます。
ほっほっほ♪( ̄▽+ ̄*) ←私の心の声



最初はその程度でした。
ところが、その後も、必ず私が同点で同じ1位なものですから、
単独で1位になれない彼は、
「なんでいつもお前と同点やねん!いい加減にしろよ!」
と怒りだす始末。



人を馬鹿にする奴は絶対許すものですか!((( ̄へ ̄井) フンッ
私だけじゃなく、友達まで馬鹿にすることが許せませんでした。
結局同じクラスだった1年間、彼に1度も単独1位を許しませんでした。
○(^-^)oイエイ♪ o(^-^)○ イエイ♪


その彼も今や、家庭を持ち、子供のいるパパさんになっているかもしれませんね。。。
おやじギャグを連発しながら居酒屋で仲間と飲んでいるかもしれません。
はたまた、あれだけプライドの高い人だったから、会社を興して社長さんになっているかもしれませんね。
この広い空の下のどこかで暮らしているであろう彼にエールを送ります。。。