今、来月初旬オープン予定のパン屋さんの仕事が大詰めを迎えています。
独立して自分のお店を持つという夢がもうすぐ叶うお客様。
ご夫婦でやっていかれる予定です。
ご主人は職人気質で、奥様は人当たりのよいとってもかわいらしい方です。
きっと夫婦仲良く力を合わせてやっていかれることでしょう。
新しいお店のオープンには本当にワクワクします。
そのお客様が、オープンのチラシの作成に悩んでおられました。
店作りにお金をかけたので、チラシを頼む余裕があまりなくてとの事。
そこで、主人が
「うちに手伝いに来てくれている子が、そういう広告のデザインとかを
しているので、声をかけてみましょうか?価格も相談できると思いますよ」
と言いました。
お客様はそれは助かるのでぜひお願いしたいとお答えにならたそうです。
帰社した主人、早速、手伝いに来てくれている彼に声をかけました。
すると、開口一番
「マジっすか!」
ま、ここまではまだよしとしましょう。
主人が、
「うちの仕事が終わった後、今日ならば、いてはるから行ってみたら?」
と続けました。
すると、彼は
「遅くなってしまうなあ」
と言ったそうです。
ここで、主人がきれてしまいました。
「お前がチラシや名刺のデザインをやっていると聞いてたから、声をかけたんやぞ。
それを何言うてるのや!仕事を持ちかけてるのに、『ありがとうございます』の
一言も言えんのか!相手の気持ちをもっと考えろ!少しでもお前の好きな仕事が
できたらええなと思って声をかけたんやぞ!そんな物言いをしていたら、他所では
嫌われるぞ!」
と…。
最後には彼はシュンタロウになっていたそうです…。
言葉一つで相手を怒らせもし、又、いい気持ちにもさせるもの。
『人の振り見て我が振り直せ』と言います。
私も気をつけなければ。
うちの仕事を終えた後、お客様のところへ訪問した彼。
その旨、ちゃんと主人宛に報告の電話がありました。(o^-^o)