6月の読書記録

6月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:707ページ

しにがみのバラッド。〈12〉 (電撃文庫)しにがみのバラッド。〈12〉 (電撃文庫)
やっと読了。白い死神モモと過去に関わった人達が迷い込んだ不思議な世界のお話。私の回転の鈍い頭では『世界』について書かれてある部分で、理解不能に陥ってしまった。けれども、想いや夢で形作られた世界って、切なくてなんとなく魅かれる。原上セイゴの「痛みのない記憶なんてないんだよ。それでも今を生きたいと思うんだ」という言葉が心に響いた。私もそうありたいと思う。
読了日:06月30日 著者:ハセガワ ケイスケ
ミルナの座敷 (講談社青い鳥文庫 (62‐1))ミルナの座敷 (講談社青い鳥文庫 (62‐1))
子供の頃読んでとてもワクワクした作品。何十年ぶりにか読んでみた。でもやはり色あせる事なく楽しく読めた。東北のミルナの座敷で起きた盗難事件を探る子供達の冒険のお話。犯人に対する大人達の気持ちや対応など、現代人が忘れがちな『心』について考えさせられる作品だと思う。
読了日:06月23日 著者:須知 徳平
山登りねこ、ミケ―60の山頂に立ったオスの三毛猫山登りねこ、ミケ―60の山頂に立ったオスの三毛猫
山に登る猫。しかもオスの三毛猫というとても珍しい猫のミケの事をひょんなことから知り、本を手に取りました。岡田さん御夫妻とミケの登山の記録というだけではなく、『家族』の暖かさを感じられました。ミケは天国へ旅立ってしまったそうですが、岡田さん御夫妻やたくさんの方々の心の中に、ミケは生き続けていると思います。
読了日:06月18日 著者:岡田 裕

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