9月の読書記録

9月もあっという間に終わってしまった。
ジャンルがバラバラなのはいつもの事。
ただ、もう少し読書に費やせる時間が欲しいなあと思う。
9月は仕事だけではなく、ボランティア活動もあって、夜の読書がほとんどできなかった。
疲れきっているせいか、お布団を敷いた後、横になるといつの間にか眠ってしまっている日が続いている。



今回の読書記録は、読書メーターの新バージョンでやってみた。
いかがでしょうか?



9月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:577ページ
読んでた本の数:3冊
読みたい本の数:2冊

▼読んだ本
もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集もうひとつの朝 佐藤泰志初期作品集
登場する人物は皆10代後半から20代前半の若者達。作者自身や作者の身近な人の体験に基づくものと後書に書かれてあった。登場する主人公達は皆決して上品とは言えない。どんな境遇にあろうともけっして諦めることがなくなんとしてでも生き抜いてやるというパワーにあふれて逞しさがある。でもそんな中にもふと哀しみや寂しさをにじませる。その時代の等身大の若者達の姿なのだろうと思った。そんな逞しい主人公を描きながら、自らの手で人生に幕を下ろした作者とのギャップに違和感と寂しさを感じてしまった。
読了日:09月18日 著者:佐藤 泰志
魔百合の恐怖報告止められた時計 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告止められた時計 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
「怒りの広島、祈りの長崎」共に原爆の犠牲になった場所。私は戦後生まれだから、その悲惨さは資料でしか知る事ができない。それでも原爆資料館で見た色々な事は忘れられない。戦争の愚かさ、原爆の恐ろしさを今こそ深く考えないといけないと思う。
読了日:09月11日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告女たちの迷路 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告女たちの迷路 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
「浮気をした男を憎まず相手の女を憎む」という女の性(さが)。女工さんや女郎さん達の暗く悲しい心理が怨念となって、その土地に住む女性に霊障を引き起こす。なんだかなあって思ってしまった。悪いのは男尊女卑の考え方なのに、なんで同じ女性に?って思ってしまった。
読了日:09月11日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告最後の言葉 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告最後の言葉 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
身近な人の突然の死。最後の言葉も聞けず、残された者の悲しみは深い。義父も又交通事故で呆気なく逝ってしまったので、とても身につまされた。愛する人達と、生きている間にいっぱい話しておきたいと思った。
読了日:09月09日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告呪いの代行 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告呪いの代行 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
自分では気づかない内に、背後の者が呪いを発動してしまうなんて、考えただけで恐ろしい。人を羨んだり妬んだりする事のないように、自分を律したいと思う。
読了日:09月08日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告水の記憶 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告水の記憶 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
昭和初期に人柱が行われていたかもしれないというショッキングな内容。人間って、自然災害を鎮める為に、そういう愚かな事をしてきたのかもしれないなあ。なんだか切ないなあ。
読了日:09月07日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告現世の使命 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告現世の使命 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
前世に関するお話が中心になっていたように思う。イタリア編で、ホテルに住む貴族の一家の霊に、まゆりさんがお世話になりましたと挨拶したら、笑い声が聞こえた場面は、気持ちが和んだ。あちらの方も同じ人間なのだと思った。
読了日:09月05日 著者:山本 まゆり
魔百合の恐怖報告小さな霊媒師 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)魔百合の恐怖報告小さな霊媒師 新版 (ソノラマコミックス ほんとにあった怖い話コミックス)
霊感の強い幼い子供は、親が振り回されないように育てなければならないんだと思った。霊に振り回されないようにというだけではなく、子育ては親の愛情をたっぷり注いでやることが大切なのだと思った。
読了日:09月04日 著者:山本 まゆり
星界の紋章〈1〉帝国の王女 (ハヤカワ文庫JA)星界の紋章〈1〉帝国の王女 (ハヤカワ文庫JA)
数年前に読んだものを再読。アーヴの王女ラフィールがジントに「ラフィールと呼ぶがよい」と嬉しそうに言う場面が好き。ラフィールが可愛らしくて…。ジントとラフィールの仲がこれからどうなっていくのか、ワクワクさせられる。
読了日:09月04日 著者:森岡 浩之
▼読んでた本
ブルーインパルスブルーインパルス
著者:武田 頼政
充ち足りた悪漢たち (1982年)充ち足りた悪漢たち (1982年)
著者:赤川 次郎
星界の紋章〈2〉ささやかな戦い (ハヤカワ文庫JA)星界の紋章〈2〉ささやかな戦い (ハヤカワ文庫JA)
著者:森岡 浩之
▼読みたい本
困ってるひと困ってるひと
著者:大野 更紗
東京ロンダリング東京ロンダリング
著者:原田 ひ香

読書メーター