システム化が進まない原因

本来仕事とは追われるものではなく、追うもの。
追われるのは辛いけれども、追うのは楽しい。
早く楽しく仕事を追えるようになりたい。



ここのところ、仕事が山積みでどこから手をつけたらいいものやら一瞬わからなくなる事もあり、すっかり頭と気分がハイになっています。
ハイテンションになると無性に書きたくなり、どうでもいいことをブログにもせっせと書いている状態です。
訳のわからない事を書いていてもどうぞお見逃しください。<(_ _)>



元々私は経理と総務、営業事務の補助をしていた。
事務員さんが営業事務と消防設備を得意としていたのでその分野を担当してくれていた。
事務員さんが育児休業に入り、その負担が一気にのしかかってきた。
負担を少しでも軽減する為に、A君にお手伝いに来てもらったわけだ。
A君はコンピューター関係や弱電を得意としていたので、その力を持って社内のシステム化を進める予定だった。
がしかし、ここで問題が起こった。
今まで手作業でしていた事をパソコンで処理しようとしたのだが、A君とある程度はできる私はパソコンでする事に問題はない。
パソコンが使えない従業員さんがいるので、完全システム化ができないのだ。



設備屋が使う材料は何万と存在する。
職人さんは現場仕事で疲れて帰ってきて工事日報を書く時、材料を省略して書く。
その中途半端な日報が廻ってくるので、価格を入れる作業に時間を取られる。
型番までしっかり書いてくれればいいのだが、省略されるとどの材料を使用したのかを問い合わせなければならず、処理が遅れる。
これがパソコンが使えるのならば、パソコンで工事日報をあげてくれれば、型番を入れてくれれば価格もすぐに入れられる。
さらに工事日報から売上帳に記入するのも手作業。
これもパソコンへ入力できれば私は随分助かる。
でも、パソコンを使えない人は売上帳を見る事ができなくなる。
やめてほしいと言われる。
でも私の負担は増えるばかり。


大会社ならば、パソコンが使えないのならば習うようにと指示したり、別の部署へ異動させたりとか、好きな事ができる。
でも、うちのような零細企業ではなかなかそんな厳しい事は言えない。
そこが私達の甘い部分でもあり、人情的な部分でもあり、ネックになってしまっている。



多くの中小零細企業の奥様方は、内容は色々でも同じような悩みを抱えておられることだろう。
ビジネスなのだからと、簡単に割り切って人をきれるものならば誰も悩みはしない。
零細企業の悩みは、いや、私の悩みはつきない…。