5月の読書記録を残しておきます。
図書館が開館し、やっと読書のペースを取り戻しつつあります。
昨日(6月6日)中国人研修生から頂きものをしました。
親御さんが送ってくださったそうで、お礼のお手紙と共に手渡されました。
こちらの気持ちが伝わっていたのだと嬉しく感じました。
頂いたのはミニ屏風です。
こちらです↓
可愛いパンダがたくさん(*^-^*)
5月の読書メーター
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:2403ページ
ナイス数:2391ナイス
絶対に住めない 世界のゴーストタウンの感想
ゴーストタウンを見ると人間の営みの隆盛や、人生の儚さや、自然への畏怖を感じずにはいられません。この本に載っているゴーストタウンのうち、多くは金鉱や炭鉱などで栄え、やがて堀尽くして人びとが去ってしまったものでした。とても危うくて切ない。勿論鉱山ばかりではなく、遥か昔の文明の跡、火山や洪水でのまれてしまった町、原発事故で死の町になってました土地、呪われた町として放棄されたり、軍に取り上げられたりなど、ゴーストタウンになった理由は様々です。人が作った物は結局自然には敵わないのかもしれませんね。
読了日:05月31日 著者:クリス・マクナブ
うつの人の風呂の入り方―精神科医からの「自分で治すための」46提案の感想
実はお風呂に入るのがしんどかったのです。せめてシャワーだけでもと自分に言い聞かせて浴びていました。その次は顔と体と髪を洗って一度にシャワーで洗い流すようにしました。手間を省けるので。そして今はやっと湯船につかれるようになりました。この本を読んで、私のやり方はあっていたのだと思いました。考えても仕方がない事を考えない。目の前の事に意識を集中する事。
読了日:05月29日 著者:秋田 巌
アロワナを愛した容疑者 警視庁いきもの係の感想
『タカを愛した容疑者』『アロワナを愛した容疑者』『ランを愛した容疑者』の3編。シリーズにだいぶ慣れてきて、犯人の目星がつくようになってきた。『タカを愛した容疑者』だけがちょっとモヤモヤが残った。亡くなった人間が誰なのかは一番最初に特定する作業が行われると思うのだけど、とモヤモヤしてしまったのです。『アロワナを愛した容疑者』の犯人は狡猾ですね。『ランを愛した容疑者』の被害者と奥さんの愛が素敵です。薄さんと須藤さんのコンピはますます連携がよくなってきましたね。
読了日:05月28日 著者:大倉 崇裕
知識ゼロからの脱収納の断捨離術の感想
『断捨離』といっても、言葉は知っていても実際どうやるのか?具体的な事を知らなかったので、読んでみました。確かに、我が家も捨てがたい物であふれています。頂き物は特に。物主体ではなく人主体で暮らせば、すっきりとして気持ちよく楽に暮らせる。なるほどなと思いました。ワークシートを使って少しずつ、まずは自分の物から始めてみます。
読了日:05月26日 著者:やましたひでこ
なぜ私たちは「助けて」を言えないの?の感想
まさに今の私にピッタリの本でした。常に疲れているのは、そういうことだったのですね。「助けて」と素直に言えない。それは相手も忙しいのにこんな事をお願いしたら迷惑だろうという遠慮。でも遠慮だと思っていたのは大間違い。人間は社会的な動物。本来お互い助け合って生きるもの。そこが抜けていました。実家の母の介護問題は姉妹で助け合う事が出来たのに、仕事や自分の家庭ではそれが言えず、夫や息子に返って迷惑をかけていたことを分からされました。『助けてを言う為の7ステップ』を参考にまずはリスト作りから始めてみます。
読了日:05月24日 著者:M.Nora.Klaver
海とジイの感想
瀬戸内海の島が舞台の3つのお話。3人のジイが登場し、各々、孫や従業員などの若い世代と関わり、導く、静かな作品。義母の実家のお墓が四国にあり、お墓参りによく行っていたので、知っている地名が出てきて親近感がわきました。ラストのお話ではいろんな石が出てきてパワーストーン好きとしては嬉しかったです。そんな博物館があるのならば行ってみたいです。最後に3人のジイに縁がある事がわかり、ああ、そうか、こう繋がっていたのか!と思いました。
読了日:05月23日 著者:藤岡 陽子
JIN―仁― 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)の感想
ドラマの再放送を見て原作も読んでみました。ドラマの南方先生は線が細い感じでしたが、原作の方ではもっと逞しかったです。ドラマとも設定がかなり違ってました。ドラマにはドラマの良さがあり、原作には原作の良さがあると思います。どちらも好きかな。
読了日:05月22日 著者:村上もとか
風と木の詩 (第8巻) (白泉社文庫)の感想
図書館がやっと開館し、借りてくることが出来ました。セルジュが腕を痛めた理由がわかりました。そうだったのですね。セルジュも辛いけれども、ジルベールも辛い。酷い事をする人間は絶対どこにでもいるけれども、オーギュの息がかかっているせいか、特に酷いと思う。
読了日:05月17日 著者:竹宮 惠子
瀬戸の花嫁 2 (ガンガンWINGコミックス)の感想
シリーズ2作目。夏休みが終わるので瀬戸内から自宅に戻った永澄君。当然お嫁さんである人魚の燦ちゃんと見張り役の巻が着いてきた。学校も始まり、ドタバタは続く。なんにも考えたくない時に、さらっと読めます。
読了日:05月14日 著者:木村 太彦
人柱案山子の感想
死なない人間を、神の怒りを鎮めるための案山子にする。人間って身勝手。案山子と少年との関わり。なんだかほっとした。
読了日:05月06日 著者:吉田より
瀬戸の花嫁 1 (ガンガンWINGコミックス)の感想
なんか笑えるコミックを読みたいと言ったら、息子が貸してくれました。瀬戸内海に住んでいる人魚の少女に命を助けられた少年が、人魚界の掟に従っていきなり結婚話が持ち上がり、人魚の父親の猛反対に遭うドタバタギャグコメディ。なんにも考えずにさらっと読めました。引きつづき読んでいこうと思います。
読了日:05月05日 著者:木村 太彦
モザイク・ラセンの感想
好きな作品。子供の頃から夢に出てくる少年、そして夢を見る少女。成長すると共にやがて少年が災難に巻き込まれる夢を見て事態は動いていきます。ラセンの向こうの世界。ワクワクします。さすがは望都様。超能力だけではなく、人間ドラマがあり、好きです。黒の王はとても可哀想な人だと思います。ラドリとミラの初々しい恋が素敵です。
読了日:05月04日 著者:萩尾 望都
訪問者 (1981年)の感想
久しぶりに引っ張り出してきました。『トーマの心臓』の登場人物、オスカーの子供時代のお話。『トーマの心臓』では大人っぽくてしっかりしていたオスカーでしたが、こんな辛い子供時代を送っていたのです。両親の不仲、そして自分の出生の秘密、子供には辛すぎます。でも、それでも、父を愛し、待っていたオスカーがとても哀れで愛おしいです。父親も母親も、してしまった事は間違っていると思うけれども、そこが人間の弱さなのでしょうね。悲しいです。
読了日:05月03日 著者:萩尾 望都
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