あれから23年

今日は、23年前、日航ジャンボ機123便が、御巣鷹に墜落した日です。
あの日、明日からお盆休みということで、私は職場の同僚と仕事が終わった後、ボーリングに興じていました。
夕食を済ませ、帰宅すると、両親が食い入るようにテレビを見つめていました。
「どうかしたの?」
と尋ねると、東京から大阪へ向かった飛行機の機影が消えたのだと教えられました。
テレビでは、空港の職員に向かって、乗客の家族と思しき方が食ってかかっておられる姿が映し出されていました。
その後の報道で次々と痛ましい現実が露わになるにつれ、心が痛みました。
新聞に載った、亡くなられた方々のお名前、年齢、搭乗された目的などを読んで、涙がでました。
皆さんがどんなに恐ろしい思いをされたのかと思うと、本当にいたたまれませんでした。
又、何年もかかって作成された事故の報告書は、遺族の方々を納得させるものではありませんでした。
ボイスレコーダーが公表され、機長達が、最後まで努力された状況が伝わってきて、
「なぜ?どうしてこんな目にこの方たちはあわねばならなかったのだろう?」
と思いました。
この事故の後も、航空機だけではなく、色々な乗り物での事故は絶えません。
教訓は全然いかされていないと憤りを感じずにはいられません。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。