うちの家族

今日、義母がクリニックへマッサージを受けに行き、その後で美容院へ行って帰ってきました。
で、マッサージを受けながらや、美容院で髪の手入れをしてもらいながら色々おしゃべりしてきたそうです。
それって女性にとってはストレス解消の方法の1つですよね。



義母が話題にしたのはうちの家族の事。
いつも話を聞いてくださった方々が声をあげて笑われるとの事。
それで義母は
「よしもとみたいな家族ですからいつでもお越しください」
と最後に付け加えるそうです。


たとえば、先日テレビで湯船につかりながら眠るのは危ないという事をやっていました。
それを見ていた義母が、
「でもあんな風に湯船につかりながら死ねたら楽やよね」
と言うと、すかさず主人が
「家の風呂はヤメテや!後々警察とかが来て面倒やから。旅館の風呂にしてくれ!」
と答えました。
「うちの息子薄情ですやろ?こんな事言いますねん」
と義母は話したそうです。



時々、義母が
「★★(息子の名前)が結婚するまで生きてられるやろうか?」とか
「あと何年生きられるやろうか?」
とかため息まじりに言いますと、すかさず息子が
「大丈夫。おばあちゃんはあと30年は軽く生きるから。どっちかというとお父さんの方が危ないと思うわ」
と答えます。



又、義母のお友達が、自分の息子や息子の嫁や孫を呼ぶ時に、名前にさんを付けで呼ぶと話されたそうです。
義母は
「そんなん考えられへん。うちなんか嫁に●●(私の名前)と呼び捨てやで」
と言ったそうです。
嫁を呼び捨てにする方が不思議がられたそうです。
すかさず私は
「お義母さんが私をさん付けで呼んだりしたら、私、お義母さんの額に手を当てて熱でもあります?大丈夫です?と言いますわ」
と答えました。


旅行先からでも義母は私に電話をかけてきて、旅先での出来事を話します。
「今ご馳走食べてるねん!」というように。
傍で聞いているお友達がいつも「そんな言い方ようせえへんわ」とおっしゃるそうです。
義母は平気で私を呼び捨てにするし、何々をしといて!と平気で頼みます。
それが不思議だと言われるそうです。
お友達はお嫁さんに物を頼む時、『すみませんけど』といったような気を使ったしゃべり方をされるそうです。
「私、おかしいんやろうか?」
と義母が言いますので、
「いいえ。全然」
と私は答えます。
「それよりも旅先でどんな面白い事がありました?」
と尋ねます。
その為、義母はお友達に
「●●(私)は、私らがどんな面白い事をしでかすかを楽しみに待ってやるんよ!やらしいやろ?」
と笑いながら話すそうです。
だって、本当に面白いんですもの。。。
1本前の特急電車に間違って乗って座席に座っていたら、そこは私達の席なんですが…と、本当にその座席のお客さんに言われたりとか、
美味しいお蕎麦を食べる為にタクシーで店まで行ってもらったのに、帰りの電車の時間に間に合わないことがわかって、結局食べずに慌ててそのタクシーで駅へ向かってもらったりとか、
数え上げればきりがないんですもの…(;^_^A


だって最初に私を呼び捨てにしてくれと頼んだのは私の方ですし、もう20年も一緒に暮らしているのに、さん付けで呼ぶ方が変ですよね?
家族なのに水臭いと思います。


ま、こういった大阪らしい、家族です。
お近くに来られた時はタダで見られますので、是非、お立ち寄りください。