2015年2月の読書記録

2月の読書記録を残しておきます。
マンガと写真集が多かったので冊数が増えました。
精神的に疲れていたので、そういう類の本が増えた次第です。
3月もこの傾向は続きます。



世間では残虐な事件が続き、本当に、日本だけではなく、世界中がなんだかおかしくなってしまっているようです。
いったい、人間はどうなっていくのでしょうか?
私達の未来はどうなってしまうのでしょうか?
最近、本当に、胸が苦しくなる事が多くてしんどいです。





2015年2月の読書メーター
読んだ本の数:17冊
読んだページ数:3016ページ
ナイス数:662ナイス

ブラック・ジャック(22) <完> (手塚治虫漫画全集 (371))ブラック・ジャック(22) <完> (手塚治虫漫画全集 (371))感想
『台風一過』が好き。ピノコがたった一人で台風の夜を頑張った姿が好きです。そして頑張ったピノコに「けがなかったか」と心配するブラック・ジャックに対してピノコが反対に、彼がつかれているのに休むベッドがないことをあやまる健気な姿と、ブラック・ジャックに「朝のお茶」と差し出す場面が特に好きです。ふたりのお互いを思いやる姿に深い絆を感じます。
読了日:2月28日 著者:手塚治虫
ブラック・ジャック(21) (手塚治虫漫画全集 (370))ブラック・ジャック(21) (手塚治虫漫画全集 (370))感想
『笑い上戸』が印象的。笑う門には福来る、というけれども、酷い状況の中、いつも大笑いして皆を和ませてくれていたゲラがそうなれなかったことがとても辛い。ブラック・ジャックも一生懸命彼を探し出して手術したのに、どれだけ無念だったことだろう。最後の頁のブラック・ジャックの後姿が切ない。
読了日:2月28日 著者:手塚治虫
ブラック・ジャック(20) (手塚治虫漫画全集 (367))ブラック・ジャック(20) (手塚治虫漫画全集 (367))感想
『海のストレンジャー』が心に残る。イルカの恩返しが痛すぎます。ダメですね。やっぱり動物ものは涙が出てきて辛いです。物言わぬ動物たちのなんて純粋で優しいこと。それに比べて同じ動物でも、人間のなんて愚かな事。
読了日:2月27日 著者:手塚治虫
あたたかい水の出るところあたたかい水の出るところ感想
心が温かくなった。柚子が幸せになって良かった。ちょっとしたシンデレラストーリーかな。最高のパワースポットである温泉は、日本人にとって本当にホッと出来る場所だと思う。私も温泉が大好きだ。近所にあれば嬉しいのだけれども。柚子の境遇に途中はちょっと辛かった。柚子の家族も早く過ちに気づいてほしいと思う。柚子だけが家族から解放されて、それだけで良いはずはない。将来、きっと柚子の幸せに陰をさす事になると思うから。
読了日:2月24日 著者:木地雅映子
beauty in the nature セキセイインコ、オカメインコが住むオーストラリアの大地 オーストラリア鳥図鑑beauty in the nature セキセイインコ、オカメインコが住むオーストラリアの大地 オーストラリア鳥図鑑感想
オーストラリアの大地に生きる鳥たちの姿。セキセイインコの群れは圧巻。ただ、アボリジニの言葉で、『美味しい物』という英名がついているとのことで、驚いた!野生のセキセイインコアボリジニにとって貴重な天からの恵みだったそうな!セキセイインコを飼っている身としてはちょっと複雑な心境。キバタンが空を飛んでいる姿が可愛い。平均に色鮮やかな鳥が多いけれども、カラスと見間違えるような姿のアカオクロオウムもいる。ヤシオウムは個体数が減っているそうで、絶滅が危惧されている。心配だ。
読了日:2月24日 著者:岡本勇太
軍艦島 全景軍艦島 全景感想
とても丁寧に解説されてあって良かったです。写真と地図と見比べる事が出来るので分かりやすかったです。詳しく取材されていて凄いなあと思いました。廃墟となってしまった軍艦島(端島)ですが、当時としては、時代の最先端をいく高層住宅や設備がそなえられていて、凄くパワフルな場所だったのですね。軍艦島のツアーがあるとのことなので、いつか参加してこの目で見てみたいものです。
読了日:2月22日 著者:オープロジェクト
うちの老猫の言うことにゃうちの老猫の言うことにゃ感想
老猫のパプア君とはるさんとぞぞさんのお話。猫も歳をとると寂しがりやになるのでしょうか?若い頃は寡黙だったパプア君が、20歳の老猫になると、お喋りが多くなったとのこと。人も歳をとると人恋しくなりますものね。誰かと話をしたくなりますものね。NPO法人犬と猫のためのライフサポートの活動をされている方には頭が下がります。一匹でも多くの命を救いたい。本当にそうですね。無責任な飼い主に腹がたちます。パプア君が星になる場面は泣いてしまいました。パプア君、お疲れ様でした。虹の橋で幸せに過ごしてくださいね。
読了日:2月19日 著者:ふじのはるか
世界で一番美しい森への旅世界で一番美しい森への旅感想
バイエルンの森国立記念公園』のドーム型の遊歩道を歩いてみたい!まるでラピュタの城みたいです。『モンテベルデ雲霧林保護区』のケツァールという鳥が美しすぎます!愛くるしい顔と鮮やかな羽の色、この世のものとは思えません。緑の森は生命に満ち溢れていて、心を癒してくれるとともに、パワーを与えてくれます。自然の中に出掛けたいなあ。
読了日:2月18日 著者:
お月見日和 ~落ちこんだ夜は月を見上げて~お月見日和 ~落ちこんだ夜は月を見上げて~感想
〜落ちこんだ夜は月を見上げて〜というサブタイトルにひかれて手に取ってみました。良かったです。月の写真と詩が孤独だった心を癒してくれました。特に、『からだと話そう』という詩に心ひかれました。まさに私が陥っていた姿に対しての言葉でした。とても温かい言葉でした。自分の体の一番しんどいところに手を当ててお礼を言うなんて思いもしませんでした。ありがとうと言いたいです。
読了日:2月17日 著者:宇佐美百合子
ブラック・ジャック(19) (手塚治虫漫画全集 (366))ブラック・ジャック(19) (手塚治虫漫画全集 (366))感想
『人間鳥』彼女は本当にそれで幸せなのだろうか?深い山の中で鳥たちと幸せにくらせたのだろうか?とても切ない。『戦場ヶ原のゴリベエ』子ザルを育てる為に必死だったゴリベエ。人間を襲う悪い猿として、そんな事情を知らない猟師に撃たれてしまう姿が辛い。残された子ザルたちはどうなるのだろう?と胸が痛む。『話し合い』不良少年を立ち直らせた教師から、心を入れ替えた生徒へと続いていく絆の物語。好きな作品。
読了日:2月13日 著者:手塚治虫
大阪夜景大阪夜景感想
読友さんの感想を読んで図書館で借りました。こうして見ると大阪の夜景も捨てたものではないですね。築港浜寺町東燃ゼネラル石油堺工場の夜景はかねてから綺麗だと思っていたのですが、この本に載っていました。後は、結構無料で開放されている場所から夜景を見ることが出来るのだと知りました。新梅田シティの夜景は以前にブロ友さんが大阪へ遊びに来てくれた時に行きました。夕焼けを見たいというブロ友さんの要望にお応えしたものでしたが、だんだん空の色が変わっていくロマンチックな雰囲気を楽しむことが出来た場所で、懐かしかったです。
読了日:2月10日 著者:堀寿伸
日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ感想
茶道ときくと、難しい作法とか掛軸や花の名前を覚えないといけないし、しんどいというイメージしかありませんでした。お抹茶は好きで、家で自分でたてて飲むのですが、正式に習った事はありませんでした。でもこの本を読んで少し見方が変わりました。全てお客様をおもてなしする為の、究極の作法だったのですね。相手の事を思っておもてなしをする、日本人の心を感じました。『個性を重んじる学校教育の中に、人を追いたてる制約と不自由さがあり、厳格な約束事に縛られた茶道の中に、個人のあるがままを受け入れる大きな自由がある』これにつきる
読了日:2月6日 著者:森下典子
毎度あり! またきてニャ 商店街のネコ店長毎度あり! またきてニャ 商店街のネコ店長感想
こんな看板ネコがいたらそのお店に用がなくても通いたくなる。どのネコも可愛いすぎる。中華料理屋のパン子店長、20歳の高齢にもかかわらず、元気にお店にいる姿に癒された。でも、天国に旅立ったと写真の隅に小さく書かれてあるのを見て、お疲れ様でした、天国で幸せにね、そこから皆を見守ってね、と心の中で話しかけました。
読了日:2月3日 著者:梅津有希子
死ぬまでに見たい! 絶景のペンギン死ぬまでに見たい! 絶景のペンギン感想
絶景とペンギン。とても美しい姿に癒された。でも厳しい現実も。コウテイペンギンのヒナは自立して1年経つと8割位の命が消えるそうだ。地球温暖化のせいで餌が減り、急激に数を減らしている種類のペンギンもいる。やはりここでも人間が迷惑をかけている。保護活動に力をいれているけれども、なかなか難しい。人間同士いがみ合っている場合ではないと思う。たった1つしかない大切な地球の自然環境の事をもっとちゃんと考えないといけないと思う。
読了日:2月3日 著者:澤井聖一
世界のホテル世界のホテル感想
世界の美しいホテルの数々。見てるぶんには楽しいけれども、行ってみたいと思ったのはやはり日本のホテル。長野の星のや軽井沢。とても素敵。夜の写真がまるで星の中に宿があるみたいで引き込まれました。
読了日:2月1日 著者:
みさおとふくまるみさおとふくまる感想
ある日納屋で左右の瞳の色が違う子猫と出会ったみさおさん。「福の神様が来て、すべて丸く治まるように」との願いを込めて、その子猫に「ふくまる」と名付けました。みさおさんとふくまる、いつも一緒でとても穏やかで優しい雰囲気の写真にとても癒されました。特に同じポーズをしている写真、お顔が土で汚れているものや、一緒に寝ている姿や、お尻をこちらに向けている姿、手と前足を重ねているものなど、大好きです。美しい花と共にある写真もステキです。大切な大切な相棒なのでしょうね。
読了日:2月1日 著者:伊原美代子
ブラック・ジャック(18) (手塚治虫漫画全集 (168))ブラック・ジャック(18) (手塚治虫漫画全集 (168))感想
『山小屋の一夜』嘘も方便。鳥さん大活躍ですね。『小うるさい自殺者』自殺を思いとどまった上に千代子を助けたいと思う気持ちが芽生えて良かった。恋は人に生きる希望を持たせるもの。『クマ』なっちゃん、切なすぎる。お兄さんが本当のことを知ったらどう思うだろう?いつまでも内緒には出来ないよね。『人生という名のSL』とても意味深な作品。でも初めてブラック・ジャックピノコを奥さんと認めましたね。
読了日:2月1日 著者:手塚治虫

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