2020年11月の読書記録

11月の読書記録を残しておきます。

義母の本棚から佐藤愛子さんの著書を借りて読みました。

後は図書館から写真絵本を借りて読みました。

子供向けの本ですが、知らない事が結構多くて勉強になりました。

 

 

11月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:3390ページ
ナイス数:1801ナイス

ヘビのひみつ (ふしぎいっぱい写真絵本)ヘビのひみつ (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
「蜘蛛の後は蛇かい!」と息子に突っ込まれながら読了。蛇ってなんか神聖な感じがするのですよね。昔の家にはアオダイショウがいたし、動物園で首に巻いてもらった事もあるし、わりかた蛇は平気なのです。マムシやヤマカガシは御免こうむりますが。まぶたがないのにどうして目が乾かないのだろう?と不思議に思っていたのですが、理由が分かりました。
読了日:11月29日 著者: 
クラゲゆらゆら (ふしぎいっぱい写真絵本)クラゲゆらゆら (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
クラゲって水族館で眺めるぶんには気持ちが癒されますが、海では出来れば出会いたくないものです。クラゲにもいろいろ種類があってウリクラゲは名前通り瓜みたいだし、アンドンクラゲも昔の行燈のようです。昔の人のネーミングは面白いです。以前浜に打ち上げられたクラゲを見た事があったのですが、カツオノエボシだったのだとこの本で初めて知りました。クラゲの赤ちゃんの誕生シーンはテレビで見た事がありましたが、やっぱり可愛いですね。
読了日:11月29日 著者:楚山 いさむ
それでもこの世は悪くなかった (文春新書)それでもこの世は悪くなかった (文春新書)感想
面白かったです。義母が健在の時に読みたかったです。義母と感想を話し合えただろうから。佐藤愛子さんは義母とよく似ていると思いました。気性がです。義父と会社を起こしてやってきた姿を思うと、どちらかと言えば、義母の方が会社を支えていたと思えるので。女性の方が肝がすわっているのかもしれませんね。
読了日:11月28日 著者:佐藤 愛子
火竜の山: 南アルプス山岳救助隊K-9火竜の山: 南アルプス山岳救助隊K-9感想
又夏実とメイに会えました。静奈さんとも信頼関係が出来上がっていて素敵でした。ただ、今回は火山の噴火と誘拐事件と無責任な登山者の話が絡み合って相変わらずドキドキハラハラさせられました。御岳山の噴火はまだ記憶に鮮明に残っています。火山である以上いつ何時噴火するかなんてわからない。自然の力は強大です。その事にもっと登山者は畏怖の念を持たないといけないのではないでしょうか?そう思いました。夏実と深町さん、微笑ましいです。そして静奈さんにもどうやら春が来たようで、今後が楽しみです。
読了日:11月26日 著者:樋口 明雄
太陽はひとりぼっち太陽はひとりぼっち感想
『太陽はひとりぼっち』『神様ヘルプ』『オーマイブラザー』の3編。相変わらず花ちゃん母娘は楽しい。そんな花ちゃんに突然祖母が登場。ハチャメチャな祖母に閉口するも寄り添おうとする姿が健気です。三上君も登場し元気そうで何よりでした。花ちゃんへ思いがなかなか通じずちょっと可哀想ですが。そして木戸先生。なぜオカルトに詳しくなったのかが分かります。その理由らしきものが私にとっては、なんだかなあとモヤモヤしてしまって腑に落ちませんでした。木戸先生のお兄さんの失踪した理由に納得がいかなかった。ちゃんと話せばいいのに。
読了日:11月23日 著者:鈴木 るりか
クモのいと (ふしぎいっぱい写真絵本)クモのいと (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
くもの糸に注目した写真絵本。ジョロウグモの巣は子供の頃よく見かけました。他には面白い形の蜘蛛の巣を張る種類もあるのだなあと知りました。たくさんの子グモたちが糸を出して風に乗って飛んでいく。こうやって小さな命が繋がっていく。蜘蛛の本を見ていたら、蜘蛛嫌いの息子が「蜘蛛好きの女子なんてありえへん」と言いながら後ろを通っていきました。ありえへんのかなあ。好きな女子はいると思うけれど。
読了日:11月22日 著者: 
ちいさなハンター ハエトリグモ (ふしぎいっぱい写真絵本)ちいさなハンター ハエトリグモ (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
大好きなハエトリグモの写真。目の輝きがまるでナウシカのオームのよう。我が家も事務所もハエトリグモの赤ちゃんたちがたくさんいます。頑張れよ!って思いながらいつも見ています。ピョンピョンと飛ぶ姿が可愛いです。ハエを食べて退治してくれる良い子ですものね。
読了日:11月22日 著者: 
あかり野牧場あかり野牧場感想
日本の競馬界の流れがよく分かりました。小さな生産牧場の大変さも分かりました。生産牧場も育成牧場も厩舎も調教師も騎手も、そして馬主も大変な事に変わりはないのですよね。そうすると生まれてきたサラブレッドの仔馬の幼い肩にとてつもなく大きなものがのしかかっているように感じてしまいました。お話自体は感動的でしたが、そちらの重しの方が気になってしまいました。全ての誠実に頑張っている人たちを応援したくなりました。
読了日:11月20日 著者:本城 雅人
ばけたま長屋ばけたま長屋感想
独立した指物師の弦次が引っ越してきた長屋は幽霊が出ると言う曰くつきの物件だった。そこで知り合った三五郎と幽霊の絵を描くために引っ越した来た絵師の朔天。弦次と三五郎は朔天が幽霊画を描けるように協力していく。弦次は真面目、三五郎はお調子者、朔天は変わり者。3人が幽霊を求めて様々な場所に出かけていくのはちょっと滑稽でもありました。普段はちゃらんぽらんな三五郎が意外に鋭くて本当は何者?と思いました。ラストはナルホドと思いました。
読了日:11月17日 著者:輪渡 颯介
ぼくじょうにきてね (ふしぎいっぱい写真絵本)ぼくじょうにきてね (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
5歳の少女が語る、自分の家がやっている牧場の日常。兄と共にお手伝いをする健気な姿が可愛いです。乳牛を飼育していて、ある日子牛が生まれます。少女は一生懸命お世話をするのですが、お別れがやってきます。雄の牛は牧場には必要ないから売られたのです。現実の厳しさを知った少女。そんな彼女にお父さんは優しく話しかけます。良い親子です。
読了日:11月15日 著者:星川 ひろ子,星川 治雄
ちょっと今から人生かえてくる (メディアワークス文庫)ちょっと今から人生かえてくる (メディアワークス文庫)感想
『ちょっと今から仕事やめてくる』に登場した人たちのその後のお話。青山の先輩の五十嵐のその後を知る事が出来てホッとしました。前作では五十嵐に対してモヤモヤが残っていたので。登場人物たちが各々先へ進んでいて良かったです。ヤマモトは相変わらず人の世話ばっかりやいていました。そのヤマモトも青山の計らいで先へ進めそうで良かったです。
読了日:11月13日 著者:北川 恵海
W (ダブル)W (ダブル)感想
競馬界の事が詳しく書かれてあってそれは良かったのですが、行われた悪事に気持ちが悪くなりました。そんな事で人が死ななければならないの?巻き込まれた馬たちが可哀想でした。悪事に手を染めた人間たちの事なんでどうでもいいと思ってしまいました。確かに不幸な境遇はどれだけしんどかったことだろうと思えるけれども、人を羨んでも仕方がありません。自分に恥じない生き方をするしかないでしょう。
読了日:11月12日 著者:本城雅人
路地裏ビルヂング (文春文庫)路地裏ビルヂング (文春文庫)感想
辻堂ビルヂングのテナントと大家と管理人と1階のお店の謎の店員にまつわる連作短編集。『道祖伸』『紙飛行機』『サナギマン』『空回り』『風穴』『居残りコースケ』の6篇。『道祖伸』では狡賢い大人の洗礼を受けた加藤達若者が可哀想に思えたけれども、その加藤が全編登場してきて、なんだか最初のイメージと違ってはじけてしまっていて、何があったのだろう?と思った。テナントの人たちのお話はまあ、よくあるお話が多かったけれども、管理人の最終話はちょっと読むのがしんどかった。
読了日:11月09日 著者:三羽 省吾
まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本)まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本)感想
子供の頃、夕空に蝙蝠の飛ぶ姿を見ながら家路についたものでした。嫁いでからも公園の近くだったせいか、蝙蝠をよく見かけましたが、いつの頃からか、見なくなりました。私が気づいていないだけでこの町のどこかで今も生き続けているのかな?そうであってほしいなあ。
読了日:11月08日 著者: 
ごめん。ごめん。感想
様々な人たちの『ごめん』にまつわる短編集。少しずつ登場人物が繋がっている。「ごめん」と素直に言えない気持ちはよくわかります。私もなかなか言えない。素直に言える時とそうでない時があります。困った人間です。日常ありえると思われるパターンが多くて、お話にすっと入っていけました。亡き義母から、男というものは「ハイハイ」と言う事を聞いておけばいいのよと言われていたのに、ついつい社長である夫に反論してしまう可愛くない女です。ごめんと言ってうまく立ち回れるようになりたい。
読了日:11月05日 著者:加藤 元
なんにもない部屋の暮らしかたなんにもない部屋の暮らしかた感想
ナルホドと思いました。捨てたい人と捨てたくない人が同居する家族。共有部分だけルールを決めて、後は自分の部屋は自由にするというのはいいですね。参考にします。
読了日:11月03日 著者:ゆるりまい
さくらい動物病院の不思議な獣医さん(3) (双葉文庫)さくらい動物病院の不思議な獣医さん(3) (双葉文庫)感想
ミニブタが可哀想でした。ブームだからと飼って手に負えなくなって捨てるなんて酷いです。生き物を飼うのなら最後まで面倒をみる覚悟を持ってほしい物です。それにしてもオスには牙があるなんて始めて知りました。手塚君の愛犬リクの事が分かり、ホッとしたものの切なかったです。誰も悪くない。そういうめぐり合わせだったのでしょう。優生にいったい何があったのでしょう?心配です。
読了日:11月03日 著者:竹村 優希
馬のきもち HOW TO THINK LIKE A HORSE馬のきもち HOW TO THINK LIKE A HORSE感想
著者は幼い頃馬の真似をして、訪れた人からまるで馬みたいだと言われた事があるそうだ。それぐらい馬が好きなのだろう。本書は彼女の体験談などを交え、馬の事を分かりやすく解説してくれている。馬の体の事、気質、調教、馬の一生など。馬の事が益々好きになった。
読了日:11月01日 著者:チェリー・ヒル

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